さて、その1では

初回デートがいかに大切か

について、また
一回目のデートの数時間で

相手を軽く恋に落とせ

ということを書いた。

その1はこちら


するとこんなコメントがッ!!!

>最近は草食系な方も
>増えているので、女性側が
>「1stデートを全力で
> =勢いガンガン」
>と捉えてしまい、男性が身構えて
>しまうリスクへの対処法に
>ついても、考え伺いたいですね!



このコメントを書いた友人のM氏は
その甘めのマスクに加え、

・短髪
・タイト目の服(ピンク)
・マッチョ
・ヒゲ

と4拍子揃った、
そこらのゲイではとうてい
太刀打ちできない
くらいの
ハードボイルドな魅力に溢れた
イケメンである。

さすが、多くの女性のみならず
多くの男性までもを虜にしてきた
M氏である。目の付け所が鋭い。
私は感銘を受けた。
(注:彼はストレート)



そう・・・・確かに私は書いた。

一発勝負、次はない、全て出し切る!


初回から抗いがたいほどの魅力で、
相手を完膚なきまでに制圧するのだ! 


と。

でもこれはM氏が指摘するように、
「全力=勢いガンガンで攻める」
といったアプローチとは
全くの真逆なのである。

むしろ、前のめりにグイグイと
マシンガントークで自分の魅力を
アプローチすればするほど、

男性が引き気味になることは
もう間違いない。


これは男性が肉食系であろうと
草食系であろうと同じである。


ではなにが正しいのかというと、

女性は基本、喋らないほうがいい。


えええええええーーーーーー!!!
昨日は自分の魅力を余すところなく
伝えろって書いたくせにーーー!!!

うん、書いた。忘れてない、大丈夫。
でも、あなたの魅力を余すことなく
伝える方法として、会話はいらない。

むしろ、一番しちゃいけないのは
会話で伝えようとすることだ。

だって、男性って・・・
話を聞けるようにできていないから。


だからあなたがいかに自分の魅力、
例えば

「いかに料理が得意であるか」
「いかに子供が好きであるか」
「いかに自分磨きをしているか」
「いかに今までモテてきたか」

こんなことをアピールしようとして
話をしたところで、男性には

1割も耳に入っていない。


そればかりか、必死の

聞いているふり演技

により、実はHPがどんどん
減っていってるのだ。


では、どこで魅力を伝えるかというと

外見・目・しぐさ・相槌・笑顔。


男性が恋に落ちてしまう会話とは
文章ではない。反応なのである。


自分の会話に対する反応こそが、
その女性と気があうかどうかの
判断基準なのだ。

よって、自分が反応できるよう、
まずは彼の話をいかに引き出すか
がポイントになる。

まずはとにかく質問である。
彼に喋らせる。

そして彼の会話の中から、
「ここに反応してほしい」
と思っているであろう
ポイントを探す。

そして同意する、爆笑する、
褒める、さらに質問する。

これをひたすら繰り返すのだ。

あなたが自分の話をするのは、
相手に質問されたときだけ。
もしくは、相手の話に関連して
面白くできるときだけ。

自分のことは、このあたりに
散りばめればもう十分である。

それよりも
いかに相手に話してもらうか
に全精力を注いだ方が良い。

相手の話に対しては
大げさなくらいの反応を見せる。
じっくり耳を傾けて相槌を打ち、
的確な質問で掘り下げる。
そして同意して、褒めて、笑う。

そうすれば男性は、
「俺の話がウケてる!」
勘違いし思い、
どんどん話してくれるようになる。

あなたが自分のことを話すのは、
男性があなたに軽く恋に落ちて

「君のことをもっと知りたい」

と思ってからで十分である。

そう。これこそが、私がその1で、
「デートを2時間で切り上げ」ても
意味がないと言っている理由だ。

恋愛本では、
「2時間で切り上げて、
 もっと知りたいと思わせる
などと書いてあるが、

私に言わせれば、男性が女性のことを

「もっと知りたい」

なんて思う時点で、


それ、もう軽く恋に落ちてますからーーー!!!!


さて、話を戻す。
この自分ではなく、相手に
スポットライトを当てた話し方。
イメージが湧くだろうか。

これは言うなれば、さんまさん
みたいな話し方である。

「○○なんや~」
「えー?そうなん!?」
「はっはぁ~~~~」
「おれなんて○○やけどなぁ」
「ほんますごいなぁ」
「(大げさに引き笑い)」


お分かりいただけただろうか・・・

さんまさんは自分から

「昨日○○して~」とは

話し始めないが、相手が

「昨日○○して~」と

話し始めたら

「いや俺もしたことあるけど
○○やったけどなぁ」
とか、
「わかるわかる~○○やろ~?」

って答えるというか・・・・


もう分かったよね?!(キレ気味)


これこそが、男性に対して
「勢いガンガン」

ではないのにもかかわらず、
あなたの魅力を
「全力でアピール」

することができる会話術である。

では、この「全力でアピール」と
「勢いガンガン」の違いが
理解できたところで、その3では
いよいよ会話のトピックについて
切り込んでいくので、乞うご期待。


その3はこちら