<私が初デートから2週間で婚約→結婚するまで>

その1:出会い
その2:初対面
その3:空白の半年
その4:迷走←今ここ


<2011年 夏~冬 迷走>

さて、「理想の男性」リストを書き上げたら、なんと!!!!

彼がものすごくマッチしていることがわかったので、そっからはトントン拍子に事が進んだ♡


などと、簡単にいくわけもなく。


理想の男性リストを書き上げ、1ヶ月くらい経った頃のこと。友人に誘われて出かけた先で、私は別の男性と知り合うことになる。


リストの80%ほどを満たすその男性に、私は猛アタックを仕掛けた。
結果、初めてのデートで彼の家に行き、彼と付き合うことになり、そのまま彼の家に住み着いた。


ちなみに私は当時一人暮らしをしていたのだが、このとき機内持ち込みサイズのスーツケース一個で彼の家に4ヶ月間住んでいる。私ノマドになれる。と確信した瞬間でもある。(どーでもいい)


この彼・・・・相当なくせものであった。はっきり言って、スペック的には私が今までなぁなぁにデートしてきた男性たちのほうが全然良かったと思う。


なぜなら彼は、ニートだったのだ。


ここで念のため再確認するが、私は婚活中である。しかし信じ難いだろうが、私は彼がニートであることは、あまり気にならなかった。


当時すでに専業主夫と子供を養えるくらいの収入はあったので、結婚しても贅沢はできないにせよ、生活はできると考えていたのだ。少なくとも自分が専業主婦になるくらいなら、相手を養うほうが何倍も良かった。何よりも、久しぶりに自分から「この人だ!」と思える相手ができたことが、最高に嬉しかった。


しかし問題は、やはり一度もまともに労働したことがない彼である。それに対して、20代女性にして一家を養えそうな仕事をしていたこの私である。価値観が全く合わない(当然です)


しかも彼の場合、たまたま求職中というニートではなく、今まで一度も正規の職に就いたことがない、正にニート界のスーパーエリート。相当に手強いのである。


「30までに第一子」という、自分で打ち立てた目標のリミットが迫り来る私と、どう考えてもこの先も仕事をするようには思えない彼。うまくいかなくなるのは、時間の問題であった。(最初に気づけよ・・・・)


そんなわけで、彼との関係は4ヶ月ほどで終焉を迎える。(って、意外と続いてるー!)喧嘩を繰り返し、最終的には2012年1月1日のデートで別れることになった。


こうして私は、再び複数の男性とデートをする日々に逆戻りした。しかし以前の混沌と書いてカオスと読んでいた時期とは明らかに違い、私の気持ちはとても晴れやかだった。


私は、自分の理想に近い男性であればニートでも愛せる。


もう少し良い男性なんて、多分その辺にいる。なんといっても、普通に働いてるだけで良いのである。私のアンテナは、絶対に見つけられる。そう自信がついていた。

ここで、そんな私の理想の男性条件で、逆に絶対譲れないポイントがなんだったのかが気になる人も多いと思う。本当は80項目あるのでまとめるが、

・外見がイケメン
・仕事をしたい私のことを、精神的にも物理的にもフォローしてくれる
・変わっている
・真面目な議論ができる
・仕事を楽しんでいる(ニート君はここは×でしたが)

特に上記らへんが譲れないポイントであることが分かった。特に外見は、私にとっては必須ポイントだった。


私は自分の理想の男性像を整理するまで、結婚相手に外見を求めるのは間違いだと思っていた。結婚相手に求めるべきはやはり、真面目さ、一緒にいて落ち着く、経済基盤の安定・・・そういうところであり、そこを追求しないと幸せにはなれないのではないか?そんな不安があった。

でも理想を整理して、実際にニートさんと付き合ってからは、自分にとって必要なのはそこじゃない、自分だけの理想を追い求めたほうが、自分は絶対に幸せになれるということがハッキリ分かった。他人の尺度と自分の尺度の切り分けが明確にできるようになったのである。


そうこうしているうちに、私は2人の男性と定期的に連絡を取るようになる。このときの2人は、私がGOといえばいつでも結婚できる状態になっていた。というか、彼らからすると私は彼らと付き合っていた。


どういうことかというと、告白された際、私は基本的には断らない。
しかし、それがイコール自分の中での恋人認定かというとそれは違う。(詳細はこちら


今でも思うのは、この当時デートしていた相手と結婚したとしても、私はそれなりに幸せな人生が送れただろうということ。二人とも普通の良い人だったし、私のリストでも60%程度は満たしていた。(ニートより得点が低いというのもまたポイントであるw)


現に私は、もうそろそろ年貢の納め時かも・・・と感じ、どちらかを選ぼうと思っていたのだ、このときは。


しかし、運命の再会は訪れたのである。


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