「4年間一度も喧嘩していない」
を合言葉に、
今日も仲良く暮らしている私と夫でありますが

出産前に私がものすごく脅威に感じていたのが
「産後クライシス」


※産後クライシスとは・・・
NHKの情報番組が作った造語で、産後クライシスの定義は「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況」としている。5年に1度「母子家庭になった時期」というものを厚生労働省が調査しており、その結果、最も多いのが子どもが0歳~2歳の時期の離婚だという。


さすがに離婚の危機までは考えていなかったけれど、出産前は

「本当に夫より可愛いものがこの世に存在するのだろうか・・・」

ということが一番の気がかりだった私。(マジです)


それ以外でも、愛情が少し冷めたり、喧嘩が勃発する日がついに来るんじゃないか・・・と、ものすごく恐怖だった。


というわけで、妊娠中からこの「産後クライシス」については

傾向と対策についての特別委員会を夫婦で設立し、その脅威に対し夫婦で備えていた。

私「えー、産後クライシスというものがありまして・・・」

外野「聞こえないぞー!」「はっきりしろー!!!」

私「えー、ですから産後クライシス・・・」





とゆーわけで、以下に産後クライシスの脅威と、私たちがとった事前対策について書きたいと思う。


<産後クライシスその1:育児の負担問題>

産後クライシスの中でもかなり大きいクライシス度を占めるのがこれである。


出産後24時間育児臨戦態勢に入る妻に対し、夫は何も変化しない。
世話をしない、夜泣き等に文句を言う、赤ちゃん返りするw などなど。


これについては、事前に育児の負担割合をどの程度にしたいかを、夫婦で時間をかけてしっかり話し合った。妊娠初期から始まり、後期や出産してからはほぼ毎日話し合っていた気がする。


家事は仕事に対しイコールとなるものと考え育児は半々とするのか、それとも
家事&育児=仕事 として考え、家事も育児も70%~100%を私が負担し、
夫は補助とするのか。


夫は「育児はできれば半々にしたい」ということだった。
これはおそらく私が仕事に復帰したあとのことを視野にいれての発言だったと思うのだが・・・正直言ってこれは私にはものすごく不安だった。


だって少なくとも平日の昼間は、すべて私が面倒をみることになるのである。その状況で半々って言ったら、平日の夜間と休日はすべて夫が面倒をみるくらいの姿勢で臨まなければ、絶対に不可能だろう。


私は夫にそれを伝え、3(夫):7(私)くらいのほうがいいのではないか?と提案した。
3:7であれば、平日の昼は私がすべて面倒を見て、平日夜間&休日は半々で面倒をみるくらいになるだろうと考えたのだ。多分、一番やりやすいパターンだと思う。


しかし夫は、あくまでも半々が良いと言い、その意思は固いようだった。
そんなわけで、私も覚悟を決めた。ちゃんと夫に半分任せる覚悟である。


これを本気で実践すると、子供の両親への懐き度は半々になるはず。
ママじゃないとダメっていうことがないはずである。
これは、簡単そうに見えて実は滅茶苦茶ハードル高いと思う。


単に「夫が協力的で素敵♡」とかそういう問題じゃなくて、妻の覚悟も必要であるし、
何より二人の認識をしっかり擦り合わせなければ、絶対に達成不可能である。


というわけで入院中からすでに、夫がお見舞いに来ているときは夫に世話をしてもらうようにした。
普段、家事は口出しせずに夫に任せていられる私でも、さすがに育児になるとなかなか・・・。


最初はもう、抱き方・授乳・オムツ替え・・・何においても

「ちょっとそれ痛そう!」「もっと手早くして!」「ミルク熱い!」

って言いたいのを、可能な限りぐっとこらえ、

「もうちょっとこうかも・・・?」「ちょっと熱いかもしれない・・・」「・・・(見て見ぬ振り)」


言葉には細心の注意を払い、注意は最小限にし、可能な限り見守った。


けっこう大変だったが、ここはぐっと我慢。でもこんなのは一瞬のこと。
退院して一週間もすれば、夫に任せきりでも大丈夫だと思えるようになった。


初めて夫だけに任せて外出したのがいつだったか正確には覚えていないが、近所のスーパーへの1時間程度の外出であれば、1ヶ月になったばかりの頃からしていた。


6月7日の、南城久美子さんと鈴木実歩さんのコラボセミナー(めっちゃ良いセミナーだったので是非レポ読んでください→こちら)が初めての長時間の外出。5時間程度出かけたのだが、このときにはすでに相当安心して置いて行ったと思う。


当時まだ1ヶ月3週間だったので、今思えば自分でもけっこうすごいと思うし、周りの人にもだいぶ驚かれたけど、全く心配じゃなかった。

というわけで、産後クライシスのうちの育児の負担問題については、
我が家は夫婦半々で取り組んでおり、今の所とってもうまくいってます。

次回、産後クライシスの要因その2:ホルモンバランス編。