<私が初デートから2週間で婚約→結婚するまで>

その1:出会い
その2:初対面
その3:空白の半年
その4:迷走
その5:再会
その6:初デート
その7:苦悩
その8:バレンタイン
その9:お付き合い
その10:結婚話
その11:婚約←今ここ

 

 

 

 

 

 

 


前回、付き合った翌日に結婚することが決まったところで。

ここからが大忙しである。


まずは指輪を用意しなければいけない。

そしてそれぞれの両親に報告して、うちの両親への挨拶、彼の両親への挨拶、顔合わせ、結婚式準備・・・・・・


そうなのだ。


このマイルストーンをいかに確実・適切に配置するかが、結婚プロジェクトのキモ。


ここをなぁなぁにしてしまうと、いつまでたっても

「一応、結婚しようって話は出てるんだけどね・・・」

というところから進めない。


なので、相手から「結婚しよう」っていう言葉が出たらすかさず、

「指輪いつ買いにいく???」

もしくは

「親への報告はいつする???」


これは鉄則である。



そんなわけで私たちの場合は、2月18日に口約束。
その翌週の25日はそれぞれ

彼→友人の家に遊びに行く
私→実家に遊びに行く

という予定が既にあったため、私はこの日に自分の両親に報告することを決定。彼のご両親は北海道に住んでいるため、まずは電話で報告である。



彼「結婚することにした」
彼両親「えーーー!あんたにそんな人がいたなんて!」
彼「先週できた」


私「結婚することにした。来週指輪見に行って、11日にプロポーズされて~」
私両親「ちょ!!!誰が書いてんのそのシナリオwwwww」


そしてその翌週の3月3日には、指輪を物色しに銀座へ。


店員さん「おめでとうございます!お付き合いしてどのくらいなんですかー?」
私たち「2週間ですね・・・」
店員さん「に、に、二週間~~~!???」



そして、2012年3月11日。私の29歳の誕生日。


この日に彼が私にサプライズプロポーズをすることは決まっていた。テレビ局もビックリのやらせサプライズ記念日である。


彼から家を出る時間だけを告げられ、行き先は秘密、と・・・・。


ドキドキしながら一緒に向かい、降りた駅はまさかの浜松町。


ーーーー皆様、覚えているだろうか。彼は今まで女性と、お付き合いはおろかデートすらまともにしたことのない男・・・もとい漢・・・・・・。


そんな彼にプロポーズにふさわしいデートコースなど、しっかりプランニングできるものなのだろうか・・・・。

だから最初浜松町で降りた時に、めっちゃ嫌な予感がした。


・・・浜松町に、プロポーズにふさわしい店なんてあったっけ・・・・???


そんな私の目に入ってきたのはこれ。

 

 




まさか・・・・・まさかの四季劇場!!!??? 


え、もしかして四季劇場って、海外みたいにロイヤルボックス席とかあるの?
そこで食事も出るみたいな?いわゆる幕の内弁当みたいな???
いや仮にそうだとしても、おかしくない?
私、一回も劇団四季の話なんてしてませんけどーーーーーーー??!!!


・・・と、軽くパニックに陥りつつも、動揺を悟られないように歩く。







竹芝方面向かってるーッ!!!!
こっちはマジで四季劇場しかないよ!?


私「えっと、こっちであってる・・・?」
彼「竹芝だから、あってると思う」

 

 

 


合ってます。



そんな具合に10分ほど歩いた頃だろうか。



私たちの目の前に現れたのは、ライオンではなくて船でした。

 

 




彼は、めっちゃ素敵な個室を用意してくれてて、花束の手配までしてくれてて、さらにはリムジンにホテルに・・・・と。彼は外さない漢だった。


彼はしきりに「ベタだよね」と照れていたけど、私にしてみれば船は完全にノーマークだったので、ものすごく感激したのは言うまでもない。味も予想外に美味しかった。(←失礼w)


その後、両親の顔合わせを経て、2012年7月15日に入籍。
2013年の1月にグアムにて挙式、2月に国内でパーティ。


先日、結婚3周年を迎えることができました!!!!


次回、いよいよこのシリーズは最終回です。今振り返って思うこと。

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