<私が男心を完璧に理解できるようになるまで>

その0:イントロダクション
その1:誕生~中2
その2:中3
その3:高1その1
その4:高1その2
その5:高1その3←今ここ




<高1その3>

さて、前回はまさかの補足で終わってしまったため、今日は


「そんな子だと思わなかった」


この必殺技についてお送りしたいと思います。




このセリフ、言われたことある人ー?



 ハーイ



(ざっと100,000,000人くらい)



うんうん、そうだよねわかるわかるー。



何を隠そう、この私もね、


これ本当にしょっちゅう言われてたからね!!!(涙)




そんでそのたびに、



いやいやいやいやいや。



勝手に人をプロファイリングしないでほしいし、


しかもそのプロファイリング、合ってたらいいけど間違えてるし、


そんな勝手にいい女のイメージを押し付けられても困るし、


あまつさえ違ったからといって冷められるのも理不尽だし、




なんなの!!!???




って思ってました。




で、そう言って振られるたびに


「一生夢見てろ」
「あばよ!!!」



って思ってました。爽やかに。



嘘です、本当は


「そんなこと言わないで!私、直すから!
 ◯◯くんの理想の彼女になるからー!!!」



って泣いてすがりついたりしてました。(もちろん効果なし)




でもね・・・・時が過ぎ、長年の鍛錬を積み、ついに百人将まで上り詰めてわかったこと。


それは、悪いのは彼らじゃなくて私だった、ということ。


これに気づいたときは、本当に衝撃でした。




**




でも。おかしいと思いませんか?



だって私が私のままでいるのが、どうして悪いの?


彼らのイメージに合うような理想の女演じないと、幸せになれないくらいなら


私もうずっと一人でいいわ。



だって30歳で結婚して、80歳で死ぬまでの50年間いい女演技し続けるくらいなら、



自分らしくいられる方がよっぽど幸せだもん。



そう思ってました。




でも、気づいたんです。



そうじゃなかったんだ、って。


演技する必要がある、ってことじゃなくて、

自分が最初に演技をしていたのが原因だったんだ、


ってことに。




演技する必要がある、ってことじゃなくて、

自分が最初に演技をしていたのが原因だったんだ、


ってことに。



大事なことだから2回言いました。





最初のデートは緊張するし、嫌われたくないから、つい無難な対応をしちゃうんです。


当たり障りない感じの。とりあえず好感度高い感じの。



でも、もしこれで次のデートには繋げられたとしても、


そこで相手から求められてる自分の像って、


あくまでも最初のデートの時の


「当たり障りのない自分」



本当の自分の魅力を感じてくれたわけではないんですよね。






だから、私の本来の持ち味である


グイグイくる系


を出した時に



そんなはずじゃなかった。ってことになってたんだ、って



15年越しに気付いた時は、本当に衝撃でした。


15年て。誰かもっと早く教えてくれてもいいと思うの。15年て!!!!!!


**


こうして、また振られてしまった私でありますが・・・こんなことではめげません。


この2週間後には、まためぼしい同級生との交際をスタートしておりました。


この彼とは、今までよりは長く、4ヶ月くらい続いて・・・


やっぱり最終的には冷められ、振られてしまいました涙



次回、


「要求ばかりの女」


について、お送りしたいと思います・・・涙