前回の記事では、私の私が求める「理想の男性像」がかなり残念だったことについて書いたのですが、

そのときにサラッと流した「優しい」という男性像。



優しい男性、ってどういう人なんでしょう。


広義では色々あると思うんです。


「相手のためを思って厳しいことも言ってくれる」優しさであったり


「お年寄りには必ず席を譲る」優しさであったり。



しかし、昔の私が考えていた優しさとは


「私の言うことをなんでも聞いてくれること」


1000000%これでした。もうこれだけ。only one。



だから当時の彼氏に私は


・私と交換日記まがいの手紙交換することを強要

・朝、自宅のほうまで迎えに来てくれることを強要

・毎日夜に電話することを強要

・私と決まった曜日に一緒に帰ることを強要



するなどし、精神的苦痛を与えたものと思われます。以上、現場からでした。




まぁ上記以外にも、もう本当にここには書ききれないくらいに

強要強要強要のエレクトリカルパレード状態

だったんですけどね。



で、思い通りにならないと


必殺

「私のこと好きじゃないの?!」攻撃




優しい人だったので、結構聞いてくれちゃったんですね。



これがまたいけなかったんだと思います。(ってお前だろ!!!!!)



結局、彼は3ヶ月で逃亡・・・・


今思えば、よく3ヶ月も持ったなぁと思うけど・・・・




しかも、残念ながら彼は私に別れを告げる際、このあたりについてはあまり触れず、



ただ一言





「疲れた」





としか言ってくれなかったため、そのときはこれが間違っていたなんて気付きもしなかった。



これもまたいけなかったと思います(だからお前だろ!!!!)



そんなわけで、私のこの要求女としてのスタンスはその後もかなり長いこと続き、



この5年後くらいにはかなり年季の入った要求女が仕上がっておりました。


**


じゃあこの要求女を卒業した今。私にとって男性の優しさとは何か?と考えると、


「私の気持ちを汲もうとし、喜ばせようとしてくれること」


じゃないかなぁと思います。


私がしてほしいことではなく、彼がしてあげようと思う、彼流の愛の表現をしてくれるだけで、それが優しさだと感じられるようになりました。



どんな些細なところにも、「隠れミッキー」ならぬ「隠れ優しさ」があったりします。



見つけるためには、徹底的に彼の気持ちや立場にたたないといけないので、ほんと難易度高いんですけどね。



例えば、ウォーターサーバーからお水を入れるときに、彼がなにも言わず少しお湯を混ぜてくれたりとか(私がいつもそうしてるから)


一緒に映画を見ているときに、私が立ったら勝手に一時停止して待っててくれたりとか、


帰宅後に、「今日はどうだった?」って聞いてくれたりとか、


彼のおやつを「食べる?」って聞いてくれたりとかw




こういうのって全部すごい優しさだけど、普通はいちいち



「俺って優しいだろ?今お前のこと考えて◯◯してやったぜ!」なんて言ってこないと思うので、(言ってきたらそれはそれでなんか違うと思うしw)



こちらが見つける必要があるんですよね。



こういうものまで全部見つけようとすると、かなり難易度高いのはお分かりいただけるかと思います。



でも、もしこれを全て見つけることができて、


その度に相手に感謝し、


さらに「気遣ってくれてありがとう♡」「優しいね♡」って、



その感謝を言葉で伝えられたら・・・・



愛は爆発するんじゃないでしょうか。