妊娠・出産前の私は、子育てとは

 

母親の究極の自己犠牲行為だと思っていた。

 

 

子供のためなら自分のことは後回し、それが母親。

 

子供のためなら、ツラさも苦しさも全部耐えられる、それが母親。

 

死ぬほど疲れても子供の寝顔を見ると疲れが吹っ飛んで

 

明日も頑張ろうなんてそんな気になれちゃう、それが母親。

 

 

我が子のためにどれだけ自分を犠牲にしたかが、

 

どれだけ良い母親なのかの尺度。

 

 

そうでなければならないし、また母親というのはそういうもの。

 


これがも〜、私にはものすごく脅威で。

 

どう贔屓目に考えてみても、私にそんな慈愛の心が

 

ちゃんとプリセットされているとは思えなかったし、

 

 

きっと私なりに頑張って良い母親を目指して育ててはみるものの

 

そこは所詮ツメの甘い私、

 

世間様が求める「まっとうな母親」レヴェルには到底及ばず、

 

「母親としての自覚がない!」なんつって

 

社会や保育園や、あと一番はやっぱ自分の母親らへんに

 

糾弾されまくるんだろうなー嫌だなー。とか、超思ってた。

 

 

でね、そんな私も、かれこれ一年ちょっと子育てしてきて。

 

 

子供と遊ぶのは、私が遊びたい時だけ。

 

保育園の送り迎えも外食時に子供のお世話するのも、毎日子供をお風呂に入れるのも全部、会社員で私より多忙な夫。

 

そんな夫に子供を5日間任せて、一人で海外旅行に。

 

今は週3でシッターさんに家事と育児してもらってっけど

 

本当は毎日来てほしいなぁ、なんなら住み込みで面倒見て欲しいんだけどなー

 

 

↑とか、万が一知恵袋や大手小町あたりに

 

うっかり悩みでも相談しちゃおうものなら

 

「あなたのような女性は子供を産むべきではありません」

 

「母親失格。こんな母親をもった子供がかわいそう」

 

「なんのために子供を産んだのですか?」

 

「うちの嫁がお前みたいな女じゃなくて良かったと心から思う」

 

とかも〜ワンサカワンサカ書かれちゃって、

 

もうこれは月間MVP取れちゃうんじゃね???ってくらいの

 

もう大炎上間違いなしな、子育てライフを送ってるわけなんだけど。

 

 

 

そんな私がですよ。

 

昨日ね、株式会社キッズラインさんの

 

「復職カフェ」というイベントに登壇させて頂いて。

 

 

まさかのまさかの、

 

「楽しいワーキングマザーライフを送る秘訣」について

 

20分ほど講義したのち参加者からの質問にお答えするなんつー、

 

なんとも素晴らしい機会を頂いて。

 

 

 

 

これ、けっこうスゴイことだと思わん????

 

 

私、娘が産まれてからこの方、ずっとこんな感じで

 

子育てをしてきたわけなんだけど、

 

実はね、今までに誰一人、

 

何一つとも糾弾されたことないんだよねー。

 

 

先日のインタビュー記事も炎上どころか、

 

なんならめっちゃシェアされてるし。819シェアて。マジか。

 

 

だから結局のところ、

 

世間が求める「良い母親」でいないと

 

誰かになんか言われる!!!なんていうのは、

 

私の妄想でしかなかったんだよね。

 

 

んで、じゃあなんでそんな妄想してたかっていうと、

 

それは単に私がネガティブで、

 

世界や社会や人のことを、全く信じていなかったから・・・ゲロー

 

 

人に弱みを見せると付け込まれると思っていたし

 

人というのは、常にそうやってアラ探しをしてくるもんだって思ってて

 

だからもう絶対に誰にも弱みを見せない、

 

誰にも借りを作らない、でも貸しはたくさん作る、

 

世の中ってのは、そうやって渡り歩いていくものよ!!!!

 

とか、も〜超思ってたんだよね・・・・・・

 

 

 

でも、違った。

 

世の中の人は、みんなすっごい優しくて、

 

人がどうしたいかをめちゃくちゃ尊重してくれる世界だった。

 

糾弾は1回もないけど、応援はどれだけ頂いたか分からない。

 

 

ホント過去の自分を叱ってやりたいわー。

 

こんな世の中の人のことを、完全に疑ってかかってた自分を

 

叱り飛ばしてやりたい。

 

 

あの球界の御意見番、張本勲ですらも

 

この私の気迫には一目置いちゃうんじゃない?

 

ってくらいに、気迫に迫った喝!を入れてやりたい。

 

 

 

マジで、世の中って・・・あっぱれですよ。(超うまいこといった)

 

 

 

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