先日のDaigoさんのセミナーで、

 

「選択と集中」が大事、とおっしゃっていて。

 

やることを決めるんじゃなく、いかにやらないことを決めるかだ、と。

 

一人の人間が、一生の中でできることなんてわずかしかない。

 

本当に好きなことや得意なことだけを残して、あとはしないと決断することだ、と。

 

 

んでね、そしたら参加者の方から質問があったワケです。

 

「やらないことを決める、という話ですけど、現実問題に会社員では自分の仕事が決まっているので、難しいのかな?と思うのですが・・・」

 

まぁニュアンス的にこんな感じの。

 

そうそう、そうなのよね。

 

この話って、割と定番なんだけども、講師が会社員じゃないと特に

 

「あなたはできるだろうけど会社員には無理」

 

で終わりがちなんだよね・・・・

 

 

でもね、結論から言うとね、会社員でもできるのです。

 

というか、いずれ起業を考えているのであれば、

 

いやむしろ一生会社員のままだとしても、

 

ちょっとくらい仕事の手を抜いても安定収入には影響しない会社員のうちから

 

この「選択と集中」の鍛錬を積んでおくのが、

 

人生に相当効いてくると個人的に思ってます。

 

 

 

実際に、私が起業してからうまくいってるのって

 

やっぱり会社員のときから、このあたりをすごく意識してやってきて

 

自分の好き・嫌い・得意・苦手、とかそういう

 

「自分という人間を知っていた」から、ってのがすごく大きい。

 

 

ホントね、結婚も仕事も全てそうですけど、

 

幸せに生きるためにいちばん大事なのは何と言っても

 

「自分を知ること」だからね〜〜〜

 

 

んで、じゃあ「どうやってするのか?」ってことなんだけどね。

 

 

私がセルフイノベーション講座で、だいたい初回に説明することが

 

いくつかあるんですけど、

 

この「選択と集中」するために必要不可欠な

 

「自分の好きなこと、得意なことを知る」ためには

 

どうしたら良いか?ってことを説明する時に、

 

私は2:6:2の法則の話を使うのね。

 

 

<2:6:2の法則って知ってます?>

 

8:2の法則とか、パレートの法則、働きアリの法則などとも呼ばれている、アレです。

 

集団は必ず、2:6:2に分かれると。

 

 

働きアリで言えば、

 

2割のめっちゃ働くアリと、6割の普通のアリと、2割の全然働かないアリで構成されている。

 

んで、この法則が、どんな組織でもどんな集団でも当てはまるっていう。

 

どのくらい働くか?以外にも

 

例えばコミュニティの中で積極的に活動したがる人の割合だったり、

 

あと例えば私のブログの読者さんの中にもきっと

 

大好き:どうでもいい:キライ が2:6:2で分かれてるとかね。

 

 

この「2割」が存在するのは、物事のバランスを取るためには

 

必要不可欠な要素で。

 

 

だから仮にその働きアリの母集団から2割の働かないアリを排除してみても、

 

残りの8割の中でまた2:6:2ができる。

 

 

これをね、仕事に応用しようよ!ってことをよくお話してるワケです。

 

だっていきなり「好きなことだけしよう!」とか言われても

 

じゃあ明日、会社に退職願を叩きつけて小説家を目指すのか!?

 

って言ったらやっぱ無理なわけだしw、

 

結局、少しずつ鍛錬していくしかないからね。

 

 

具体的なやり方は、こう。

 

 

あなたが今、抱えている仕事というのは

 

「好きな仕事2割:普通の仕事6割:嫌いな仕事2割」に

 

絶対に分けることができるのです。

 

 

ここで「いや、全部好きです!」とか「全部嫌いです!」とか言っちゃう人は、

 

物事の捉え方がざっくりしすぎ。雑ですw

 

丁寧に一つずつ細分化したら、必ず分けることができます。

 

なぜならこの2:6:2というのは一種の考え方、とかではなく、

 

どちらかというと時間の概念とか物理の法則とかに近いくらいの

 

宇宙の法則のようなものなので。

 

 

多分、紙とペンを使うのがやりやすいと思います。

 

とりあえずまずは10個、やっていることを書き出してみましょう。

 

んで、それを2:6:2に分けてみる。

 

 

で、できたらどうするか???

 

その「キライな2割」に含まれた仕事を、まずはやめてみるのです。

 

やめることを、まず決める。

 

まず「やらないことを決断」してから、

 

「じゃあどうしたらこれをしないで済むか?」を考えるのです。

 

 

私も会社員時代に、この「やらないことを決めるほうが大事」だと知って

 

めちゃくちゃ実践してきました。

 

私は前職ではメーカーの営業&管理職をしてたんですけども、

 

この法則を知る前に、私が持っていたタスクは以下の通り。

 

・新規開拓営業

・既存顧客のフォロー営業

・物件ごとの技術営業

・契約や請求業務

・図面の作成指示・チェック

・見積書の作成

・部下の指導

・提案資料の作成

・事務作業(日報の入力など)

・工場との納期やクオリティ調整等

 

 

んで、これを下記のように分類したわけです。

 

<好き>

・新規開拓営業

・既存顧客のフォロー営業

 

<普通>

・物件ごとの技術営業

・契約や請求業務

・見積書の作成

・提案資料の作成

・事務作業(日報の入力など)

・工場との納期やクオリティ調整等

 

<キライ>

・部下の指導

・図面の作成指示・チェック

 

 

だからまずこの「キライ」をやめる。

 

このときは具体的には、「任せる」「丸投げ」するという方法を取りました。

 

「私は指導しないからね!」「私はチェックしないからね!」

 

という姿勢を貫く。

 

最初は「無責任!」って上司にも部下にも非難轟々でしたが、

 

上司には「部下を育てるためです」

 

部下には「自己責任を学んでね」

 

ってスタンスで、いくら失敗しようが何も手出ししなかったところ

 

自ら考えてクオリティを上げる努力を、部下自身がするようになりました。

 

結果的に、私の時間の削減に加え部下の仕事へのコミット度もクオリティも上がったので、

 

いいことしかなかったね〜〜〜

 

 

で、そしたら今度はまた残ったものの中から2:6:2に分けて・・・ってのを繰り返していき、

 

最終的には一番最初に「好き」に分類した2割のみが自分の仕事になることを目標に

 

日々の仕事を組み立てる。

 

 

んでね、こんな具合にひとつずつ潰していった結果、

 

最終的に私の手元に残った仕事は

 

・新規開拓営業

・既存顧客のフォロー営業

 

ここまで圧縮することができました\(^o^)/

 

 

なんでこの2つか?って言うと、私はやっぱり人と会って話すのが大好きで、

 

「あー、ただ人と話してるだけでお金になったら超幸せなのになー」

 

って常々思っていたからですw

 

だからコンサルやセミナーや講座やったらやっぱり楽しかったので、

 

これまで続けて来ることができたし、

 

まず私がとことん楽しんでやっているから

 

クライアントさんたちにもそのエネルギーが伝播すると思ってる。

 

 

ちなみに仕事のなくし方は、基本的に以下のどれか、もしくは組み合わせで行います。

 

・社内の人間に丸投げ

 

・社外の人間に丸投げ

 

・システム化して限りなく簡易的に

 

・そもそもその業務自体をなくす

 

 

基本的にはこれで「どうしても無理です」ってのはないはずです。

 

一見、無理なようなものでも、本気で取り組めば必ず

 

方法だって見つかるし、実現だって可能なはず。

 

 

というわけで、この「仕事を分解する」ぜひやってみてくださいねー\(^o^)/

 

自分を知る、大きな一歩になると思います\(^o^)/

 

 

 

P.S.

 

11月3日(祝)に半年ぶりの単独セミナーを予定しています。

 

昨日12時のメルマガで案内送付してますので、

 

興味のある方はチェックしてみてくださいまし〜

 

 

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