この本、読んだことありますか？
ちきりんさん著「マーケット感覚を身に着けよう」
 | マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法 1,620円 Amazon |
これめちゃくちゃ名著で、特に
「何かしたいけど何していいか分からない」って方にはもう
超オススメ中のオススメなのですが。
どんな内容か、以下に簡単に紹介しますね〜
〜以下、抜粋〜
幼児に金魂を与えてもその価値には気付けないように、
例え自分の中にとても価値のあるものが存在していても、
それを認識する力がないと「自分には何も価値あるものがない」と思えてしまいます。
〜中略〜
パートやアルバイトしか職が見つからないと嘆く専業主婦がたくさんいる一方で、
主婦スキルを最大限に活かし、キャラ弁動画の作成や収納カリスマアドバイザー、しつけや教育コンサルタントとして、成功する人もいます。
この２者の違いは、価値あるスキルの差ではなく、
主婦業を通して身につけたスキルが
「誰にとってどんな価値があるのか見極める」能力ではないでしょうか？
〜中略〜
どんな分野であれ１０年も働いたら
「自分には売れるものなど何もない」なんてことはありえません。
もしそう感じるのだとしたら、その人に足りないのは
「価値ある能力」ではなく、「価値ある能力に、気がつく能力」です。
本書ではこの能力を「マーケット感覚」と命名しています。
〜抜粋終わり〜
こんな冒頭文から始まり、実際に「マーケット感覚」を身につけるための具体的な方法論までが提示されています。
もう、是非読んでみて欲しい！！！
んでね、このマーケット感覚は何か始めたい人だけじゃなくて、
転職とかにも必須のものだと、私は思っているワケです。
これは先日書いた「２６歳のときの私がマジでイケてなかった」って話にも
繋がるんだけどもね。
・念願の仕事に就いたはずが、こんなはずじゃなかった感がしょっちゅう頭をよぎる
↑当時、こんな感じで働いていた私なのですが。
どんな仕事に就いていたかというと、空調設計の仕事をしていたのです。
私、この仕事に就きたくて就きたくて、そのために
夜間の専門学校に通ったり（２年間、毎日・・・！！！）
実務経験を積むために正社員で勤めていた会社を辞めて
超極貧・アルバイト生活したりしてまで手にした職だったので
認めたくなかったんだけど・・・・
私、設計の仕事、全っ然向いてなかったんだよね・・・！！！
で、当然会社でもかなりの落ちこぼれ。
それでも３年間は頑張ってたんだけど、
同僚との知識の差やその知識の差の元となる好奇心の差は
埋められないどころかがぜん開くばかりで
もう、できない子街道、まっしぐら。
正に「こんなはずじゃなかった」ですよ・・・
んでね、紆余曲折あってその後、
私は空調メーカーに転職し営業職に就いたのね。
そしたら！！！！
「設計職」としてはかなり落ちこぼれだったはずの私の空調の知識、
「営業職」としては完全にトップレベルだったわけ。
さらにカナダ留学中にはほとんど褒められたこともない私の英語力も
日本で空調メーカーで勤めている会社員の中では全然上の方なわけで
仕事で英語を活用することで、ありえないくらい沢山の恩恵も受けることができたわけ。
これが正にマーケット感覚だと思うのね。
ある場所では当たり前のスキルが、
場所を変えるだけで超貴重なものになる。
だから昨日も、長期講座生にめっちゃ転職勧めてたんだけど。
なぜか私の講座生って、高学歴率やバリキャリ率が半端なくて・・・
みんな、超スゴイはずなのにセルフイメージがめっちゃ低いのは、
多分周りに優秀な人がたくさんいすぎるからなんじゃないかなぁと思う。
でも、この本に書いてある通り、数年も働いていれば
その職種ならではの知識なんて絶対に身についているわけで
だから次はその専門知識を、フル活用ではなく部分的な強みとして活用すれば
「したい仕事」や「もっと面白い仕事」に就きながらも
「自分にしか上げられない成果」を上げることも
全然可能だと思うのね。
３０前後になって、またイチから全く新しい職種で
新卒の子と一緒に切磋琢磨するのもいいけど、
それやっぱなかなか勇気いるし、せっかく今まで身につけてきたスキルがもったいないじゃない？
だから今自分の持っている知識を少し抽象化して考えて
転職を検討してみるってのはかなりオススメ。
それなりのスキルであれば大抵、収入は今よりめっちゃ上がるはずよ〜＼(^o^)／
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