昨日UPした動画にも少し通じるところがあるのですが、

私は講座生とかによく

 

「あさぎさんは、旦那さんにイラっとしたときは、感情をそのまま素直にぶつけるんですよね!?」

「(これが相手の器を信じるってことですよね!?)」

 

って聞かれるんだけど、ハッキリいって全然ちがうw

 

 

私は夫にイラっとすることが、まずない。

それは夫がどんな言動を取ったとしても、

その夫という人間を最大限に尊重したいと思っているからだ。

 

例えば先週もこんなことがあった。

遊びに行ったときに、通路に行列ができていて

 

・・・人・・・

・・・人・・・

私・・人・・・コッチ側に

夫・・人・・・行きたい

・・・人・・・

・・・人・・・

 

こんな感じだったのだけど(伝わるかなw)

こういうとき、私は

「すいません〜通らせてください〜」

つって、手刀を切りながら列を割って渡る。

 

しかしうちの夫はこういうことを絶対にしたくないのである。

自分が譲るのは良いけど割って入るのは嫌で、例えそれがどんなに遠回りな迂回になろうとも絶対に回るのだ。w

 

私の価値観でいえば、列なんてみんな嫌な顔せずに空けてくれるし、迂回するなんて時間がもったいないと思ってしまうのだけど夫は、それは嫌なのである。

 

こういうときに、私は普通に夫の意思を優先する。

そうすると「それって我慢じゃないんですか!?」ってよく聞かれるんだけど、私にとってこれは我慢ではない。

 

なぜなら、そのちょっとした時間の節約よりも、夫とお互いに気持ちよく仲良くいるほうが、私にとっては大切だから。

夫の、夫らしさを尊重することを、私が自分で選んでいるのだ。

 

 

今回のケースで言えば、私は迂回してもすごく苦しい気持ちにはならないけど、夫は列を割って入るとすごく苦しい気持ちになりそうだったので、私が譲った。

それとは逆に、例えば食に関することなんかだと私のほうがこだわりを持っているので、夫がだいたい全て譲ってくれる。

 

そして私は、こういう夫の「自分の中にはない」価値感に触れたときにこそ、また一つ新しい物事の見方を知れたとことと、私の中の「夫・取扱辞典」に項目が増えたことに喜びを感じる。

 

夫は子供タイプなので、

「やっぱり子供タイプはコミュニケーション苦手なのかな・・・w」

とか、自分の知見にしている。

 

世の中の多くの人が「パートナーと価値感が合うことは大事」って考えているけど、私にとって相手との価値感の一致なんて、なんの意味もない。

 

なぜなら、そもそも価値感が全て合う人なんてこの世にいるわけがないから。

(同じ家庭で同じように育てられた兄弟ですら価値感なんて全く違うのに

 別の環境で育った人と価値感がピッタリなんてことがあるはずがない)

 

そしてそれ以上に重要なのは、人の価値観なんて置かれた環境や付き合う人で簡単に変わってしまうからだ。

 

 

だからパートナーシップで大切なのは価値感が合う相手を探すことではなく

 

価値感が合わない相手と、いかにお互いを尊重しあえるか?

 

ということだと思う。

 

 

自分にはない発想の違いを面白がり、新たな思考の切り口を提供してくれることに感謝する。

そして、お互いに相手を尊重し、相手辞典を作っていく。

これが真の意味でのパートナーシップなんじゃないだろうか。

 

確かに価値感が元々合っていれば、すり合わせの手間は省ける。

しかしそこに甘んじたり、ましてや自分の価値感に相手が合わせることばかり望んでいたりするようでは、パートナーシップをしっかりと築けているとは言えない。

 

自分がどうしたいか?をきちんと伝えあい、お互いに、自分のことも相手のことも尊重するために、一緒に心を砕く。

これさえできていれば、価値感の一致なんて必要ないのだ。

 

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