ASCAの発祥地 大阪北浜 | 医薬翻訳のアスカコーポレーション 社長ブログ

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大阪北浜、東京田町にオフィスを持つ医薬・バイオ分野の語学サービス会社 アスカコーポレーション社長 石岡映子のブログ。

ASCAは大阪「北浜」に誕生した。

ブログの写真左は「大阪市役所を横目に大阪城のあるOBP(大阪ビジネスパーク)に向かう水上バスアクアライナーと中之島」。大阪のシンボル的な写真だ。


その隣が近代的にリニューアルした「大阪証券取引所」ビル。

東京兜町とともに日本証券界の二大中心地のひとつ。

ビルの前に建立されている「五代友厚」公は、大阪証券取引所の前身である大阪株式取引所の発起人となり大阪の経済的基盤の構築にも熱心に取り組んだそう。大阪商工会議所初代会。東京商工会議所を設立した渋沢栄一と比べられ「東の渋沢,西の五代」と今なお語り継がれているそう

(大阪にそんなすごい人がいたとは知らなかった)。


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近くに緒方洪庵が開いた蘭学塾「適塾」がある。

http://www12.plala.or.jp/HOUJI/shiseki/newpage466.htm

福沢諭吉も学んだ。

現在の大阪大学医学部のルーツだ。

時間があったら訪ねたい。

まさにTVドラマ「JIN」の世界。


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隣の写真は「少彦名神社」、通称「神農(しんのう)さん」。

この付近「道修町(どしょうまち)」は薬の町として知られ、武田、塩野義、田辺三菱製薬、小野薬品(現在大阪支社)、大日本住友など大手製薬メーカの本社が軒を連ねる。

江戸時代に薬は中国、オランダなどからいったん道修町に集まり、全国に流通していったそう。

日本初の薬学専門学校が設置されたのも道修町とか。

「くすりの道修町資料館」http://www.kusuri-doshomachi.gr.jp/acses.htm は江戸時代からの薬業の歴史わかりやすく説明され興味深い。


その隣は、聳え立つ高層ビルは三越の跡地に建った50階建て高層マンション。

三越は現在JR大阪駅に移転し、伊勢丹三越として人気スポットになっている。

船場商人を支えた三越も時代の流れに逆らえない。

その右が難波橋(なにわばし)に架かるライオン像。

旧淀川に架かる橋。北浜~西天満の堺筋にかかる全長189.7m、幅21.8mの橋である。

途中の中之島を挟み、土佐堀と堂島川の2つの川を渡る。


少し南下するとアパレル街もある。

狭いエリアに南北、金融、製薬、商社、アパレル関連のビジネスがまとまっている。

大阪はコンパクトだ。無駄を嫌う大阪商人らしい。

景気は悪いけど、そこは“転んでもただでは起きない”大阪人。

今こそ大阪パワーで日本を元気にしたい、と本気で考えている。