“参院選前にも政党再編か”
自民党の中川秀直元幹事長は、広島県海田町であいさつし、民主党も自民党も新しい時代や社会の姿を示す使命を果たせていないと指摘し、夏の参議院選挙の前にも、政党の再編が起こる可能性があるという認識を示しました。

この中で中川元幹事長は「政党の最大の使命は、国民に新しい時代や社会の姿、枠組みなど、日本が目指すべき次の『坂の上の雲』を示すことだが、民主党も自民党も、それを果たしえていない」と述べました。そのうえで中川氏は「『坂の上の雲』を共有するものや、国民が結集したときに、新しい政党再編ができるのではないか。その序幕が参議院選挙の前にもあるのではないか」と述べ、夏の参議院選挙の前にも、政党の再編が起こる可能性があるという認識を示しました。このあと中川氏は、記者団に対して「政党再編を望む人が想像する以上に多いと痛感しており、新しい時代を作れるよう最善の努力をしたい。自民党の舛添前厚生労働大臣や、みんなの党の渡辺代表とお会いすることもあると思う」と述べ、みずからも役割を果たしたいという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014912071000.html

舛添さんは「今の自民党の再生は無理」ときっぱり言っていたが、ネットの新聞には載らず。

舛添氏 党抜本改革に取り組む
自民党の舛添前厚生労働大臣は、東京都内で開かれたシンポジウムで「自民党の歴史的な役割は終わっており、名前を変えるくらいのことをして作り替えることが必要だ」と述べ、党の抜本的な改革に取り組みたいという考えを示しました。

この中で舛添前厚生労働大臣は「自民党の歴史的な役割は終わっており、党の再生ではなく、党の名前を変えるくらいのことをして新しく作り替えることが必要だ。『みんなでやろうぜ』と言えば、自民党の支持率が上がるわけではない」と述べ、党執行部の取り組みを批判しました。そのうえで舛添氏は「新党を作るというレベルの話ではなく、民主党が行き詰まったときに、自民党が代わりえる勢力になるよう努力したい」と述べ、自民党内で党の抜本的な改革に取り組みたいという考えを示しました。また舛添氏は「鳩山総理大臣と民主党の小沢幹事長が、ともに政治とカネをめぐる問題を抱えているのは国民にとって健全ではない。企業団体献金を禁止して、政党助成金を増額するなど、政治資金のあり方を考え直さなければいけない」と述べ、政治とカネをめぐる問題が、通常国会で主要なテーマになるという認識を示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014912371000.html

新党でなく自民改革=舛添氏がトーンダウン
 自民党の舛添要一前厚生労働相は11日夜、都内で開かれたシンポジウムに出席、今後の政治活動に関し「新党とか離党とかのレベルではなくて、国民のために、民主党が行き詰まったときに代替できる勢力にする。自民党を中身も外見も変えないといけない」と述べ、自民党の改革と「ポスト谷垣」への意欲を示した。
 舛添氏は今月5日、「国民から見捨てられた政党を再生しても駄目だ」として、政界再編や新党結成を目指す可能性に言及し、波紋を広げていた。自民党内の批判を受け発言をトーンダウンさせたとみられるが、「あした何が起こるか分からない。政治は生き物だ」と含みも残した。
 一方、夏の参院選について「70歳を超える方は候補になれないと決めた。ルールは守らなければ駄目だ」と語り、比例代表候補の「70歳定年制」を厳守すべきだと強調した。(2010/01/11-23:07)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010011100476

舛添氏「70歳定年ルールは守れ」 参院選で 自民党の舛添要一前厚生労働相は11日、記者団に参院選の比例代表候補者の70歳定年基準について「ルールを決めたら守らなければいけない」と述べ、出馬に意欲を示している山崎拓元副総裁(73)や片山虎之助元総務相(74)らベテランの公認を見送るべきだとの考えを示した。

 さらに舛添氏は都内の講演で「自民党の歴史的な役割は終わった。ノイズだらけのディスクを再生しても仕方ない」と改めて民主党に対抗しうる受け皿としての新党づくりを示唆。講演終了後、記者団に「小沢体制についていけないと考える民主党の方々がいれば行動をともにするのは起こりうる」と述べ、与党にも参加を呼びかける考えを示した。(11日 22:27)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100111ATFS1101Z11012010.html