与党議員が普天間移設案

 民主党の川内博史
衆院議員、社民党の阿部知子政審会長ら与党3党の一部議員は20日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について、2014年までに在沖縄米海兵隊の本拠地を米領グアムに移転する一方、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移設するとした現行計画の中止を求める案をまとめた。川内氏らは、グアム移転後に沖縄に残る海兵隊は2000人程度になるとし、その基地は別途米側と協議して決めるべきだとしている。(時事通信2010/04/20-23:05) http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010042001099



民主・社民有志 グアム移転案


沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって、民主・社民両党の有志の国会議員のグループは、沖縄の海兵隊をグアムに全面的に移転し、海兵隊が日本国内で訓練する場合に限って必要な基地を確保するという案をまとめ、政府案として採用するよう働きかけを強めることにしています。

この案は、民主党の川内博史衆議院議員や社民党の阿部政策審議会長らが参加する、与党議員のグループがまとめました。それによりますと、アメリカ軍の現在の計画に基づけば、普天間基地に変わる新たな施設を国内に造る必要はなく、沖縄に駐留する海兵隊は、全面的にグアムに移転させることができるとしています。そして、移転後、海兵隊が日本国内で訓練する時にのみ必要な基地を確保することとし、その場所については、鳩山総理大臣が問題の決着を約束している来月末以降にアメリカ側と協議すればよいとしています。議員グループでは、この案を政府案として採用するよう働きかけを強めることにしています。(NHKニュース4月21日 5時0分)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100421/k10013974671000.html