野中元官房長官・まだまだぶちまける?「機密費必要なし」 (日刊ゲンダイ2010/5/1)

今度は新聞で
先日、TBS系の番組で、官房機密費の使い道について暴露した野中広務元官房長官が、きのう(30日)、共同通信や朝日新聞などの記者たちにも同様の内容をベラベラしゃべりまくった。
「1カ月あたり、多い時で7000万円、少なくとも5000万円は使っていた」「野党工作にあたる自民党国対委員長や参院幹事長に月500万円」といった党内向けのほか、野党議員や政治評論家にも配られていた。「家を新築したから祝い金3000万円くれ」と、当時の小渕首相に要求した政治家出身の評論家までいたという。
84歳の野中氏は「私ももう年。いつあの世にいくか分からんから」「機密費自体をなくした方がいい」と話し、これからも洗いざらいぶちまける可能性大。こうなったら、平野官房長官も、率先して歴代政権の官房機密費の使途を公開すべきだ。