松田光世氏ツイート 5/25まとめ 「小沢氏の動きがおかしい?」

小沢さんの動きが少し怪しい。・・・政治的に「鳩山リスク」を自分から切り離しつつあるように見える。参院選後をにらんでフリーハンドを持とうということか。

「鳩山さんは本当にいい人だ」という民主党議員がいたので、「いいえ、鳩山さんは『いい人仮面』です。仮面を脱ぐと、結構、ズルい人ですよ」と忠告。普天間問題でも、総理のズルさをわかっていないマスコミが「現行案回帰」と誤報を続ける。そんなわけねえだろ。政権交代した意味ないじゃん。

辺野古の地主で作る「辺野古地区委員会」が21日に「アセスメントを変更しない案なら受け入れる」と全会一致で決議し、それを受けて鳩山首相は日米大筋合意の上、沖縄再訪問で「辺野古付近」と普天間の滑走路の移設先を明言した。最低限の地元合意=地主の同意、だったことが見えてきた。

マスコミは鳩山首相が埋め立て方式は最初から否定し続けていることも忘れて、「現行案回帰」などと誤報を続けている。さすがに頭にきたのか、鳩山首相もぶら下がりで「現行案回帰ではない」と否定して見せた。では、どうしようというのか?

埋め立て方式や桟橋方式などは、防衛省の事務方が過去に検討して実現しなかったものばかりで、官邸はずっと別の方策を検討してきた。滑走路は、沖に出せばいいというものではない。海面埋め立てには、知事の許可が必要だが、地上滑走路なら知事の許可はいらず、9月の沖縄知事選の結果に左右されない。

クリントン国務長官が来日時の会見で示した原則は2つ。一つは、米軍の運用上有効であること。もう一つが、政治的に持続可能であること。9月の沖縄知事選の結果に左右される埋め立て案(現行案)に米側が同意するはずなどないことが、マスコミの皆さんはまだわからないのだろうか。

首都高速の大宮線や千葉線には高さ7メートルほどもある防音壁が張り巡らされている。トンネルと見まがうほどだが、あれで周辺の民家では10~15ホーンは騒音が減少している。そうした防音対策も、「沖縄の負担軽減」の中に、当然含まれる。

ああ9月は名護市議選で知事選は11月ですね。記憶違いでした。いずれにせよ、埋め立て案では知事選の結果に左右されるので、米側が受け入れない。8月末の来年度予算概算要求までに建設場所や工法の詳細は決めることが、日米共同声明で発表されますが、実際は内陸部ではない地上案しかありません。


11月のオバマ大統領来日までに、もう一つのテーマでもある「日米安保の深化」について結論を得ることも共同声明に入る見通しです日米合意ができれば、オバマ来日時に日本の首相とオバマ大統領が一緒に広島を訪問して「核兵器のない世界」を目指す誓いをするという提案が、米側から非公式にあります。

11月のオバマ大統領来日時の「広島訪問」については、元駐日大使特別補佐官のパッカード氏が「Forein Affairs」3月号で提案していますが、国務省高官が「個人的には賛成で、その可能性を探りたい」という意向を外務省高官に伝えてきたそうです。

中山太郎85歳もたそがれJAPAN行きか。定年制で浮かばれない政治家の魂の終着駅になりつつあるなあ。大勲位中曽根の復活も本当にあるの?

「秘書官決まったんだって?」と某上場企業幹部からTELさっき。「誰の? 聞いてないよ~(汗)」。政治主導確立法案の今国会成立が絶望的になって、政省令改正で政務の大臣秘書官を増やす話が先週から再検討されているのは知ってるけど・・・。まだ財務省が抵抗していると。

様子見の山田宏も杉並区長を辞職して参院選出馬へ。普通、党首が選挙に出なきゃ選挙にならんでしょ。で、参院で当選してもまた次の衆院選に出るために、比例区でというのがミエミエ。男なら東京選挙区で勝負しろっ! 参議院をなめとんのか。

さて、鳩山さんが「いい人仮面」だという指摘にいろいろご指摘いただいてます。誤解を少なくするように、もう少し解説しますね。仮面をかぶっているときは、本当にいい人なんですよ。鳩山さんは。めったに脱がないし。脱ぐのは、内輪で政局の話をする時ぐらい。福島瑞穂さんの前では必ずつけてます。

で、昨年12月4日、首相公邸で小沢さんと向き合った鳩山さんは、仮面を脱いでいました。そこで、政局にかかわるいくつかのズルいお願いを小沢さんにしました。小沢さんは、それを期限の5月末よりも前倒しで着実に実行しました。そのことは、普天間の結論の期限を5月末とすることと表裏一体でした。


小沢さんは、田村耕太郎を一本釣りして民主党に入党させました。2人区で与党候補が3人になるのも承知で、吉村剛太郎を国民新党入りさせ、秘書を民主党から擁立することで、民主党で当選しながら自民党入りしていた松田岩夫を離党させて無所属に。3人の自民党参院議員を寝返らせたのです。

昨年末に同じことを決めようとしたら、社民党の政権離脱で、参院での過半数を失った鳩山政権は、政治とカネで追い詰められていたかもしれません。しかし、5月末に交渉期限を設定し、その間に社民党がいなくなっても参院の過半数をぎりぎり維持できる状況を作っていた。これって、ズルくないですか?

辺野古なら昨年末に決められたはずなのに、時間を浪費しただけだなどと言っているマスコミの方々は、取材不足で、参議院の状況を全く見ていないのでしょう。昨年末と5月末では、参議院の状況はまったく違った景色になっているのです。もはや社民党にキャスティングボートはありません。

さて、どらえもんのツイッターをフォローしていただいている福島大臣は、どういう決断をされるのでしょうか。進むにせよ退くにせよ大変でしょうが、よく本当のところの話を聞いてから決断されるように、衷心より願います。歴史ある政党の運命がかかっていますから。

帰宅後、国会チェック。今日の衆院総務委は放送法等の採決まで。郵政改革法案の御経読みは今日もできず。いつになったら審議入りできるのか。普通じゃあとても会期内成立は無理。延長か強行採決連発か。 1分前


(5/25.17:34現在)