●鳩山首相退陣へ=普天間問題混乱で引責―民主、後継代表選出へ
6月2日9時55分配信 時事通信 http://bit.ly/a7Fk8F


 鳩山由紀夫首相は2日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐる混乱や、社民党の連立政権離脱を招いた責任を取って、退陣する意向を固めた。首相は自ら公約した普天間問題の「5月末決着」を果たせず、指導力不足などを批判され、内閣支持率は10%台に急落。参院選を前に「鳩山首相の下では戦えない」と早期退陣を求める声が民主党内に強まり、首相は辞任を決断。昨年9月発足した鳩山政権は8カ月半で退陣することになった。
 首相は同日午前、国会内で開かれた民主党緊急両院議員総会に出席し、退陣表明する。




●鳩山首相が辞意 党幹部に伝える

(朝日新聞 2010年6月2日9時57分)http://bit.ly/asEtJJ


首相官邸に入る鳩山由紀夫首相=2日午前8時44分、首相官邸、川村直子撮影
 鳩山由紀夫首相は2日、首相を辞任する意向を民主党幹部らに伝えた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り、社民党が連立政権を離脱。7月の参院選での選挙協力に亀裂が入り、参院民主党を中心に「このままでは参院選が戦えない」といった辞任要求が噴出。内閣支持率も10%台に落ち込み、首相はこれ以上の政権運営は不可能だと判断した。

 首相は2日午前10時に両院議員総会を開き、辞意を正式に表明する。

 鳩山首相は1日夕、進退をめぐって国会内で民主党の小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長と会談した。輿石氏は進退について首相の決断を促す一方、首相は続投の意思を伝えたとみられていた。

 だが、7月の参院選で改選を迎える議員を中心に、首相の退陣を求める声は収まらず、参院選での惨敗を避けるためには退陣もやむを得ないと決断した。

 首相は2日朝、首相官邸で記者団に「昨日の協議では結論は出ていない。今日の両院議員総会で、私の思いを申し上げて参りたい。わたくしの思いをそこでしっかりと申し上げますから、ぜひ聞いてください」と語った。



●鳩山首相が党幹部に辞意伝える
鳩山退陣


記者の質問に答える鳩山首相(首相公邸前で)=鷹見安浩撮影 鳩山首相は2日午前、首相を辞任する意向を民主党幹部に伝えた。

(2010年6月2日09時36分 読売新聞) http://bit.ly/9SXCEA