参院選投票先 民主43%、自民14%

(日刊ゲンダイ2010/6/14)

昨夏の衆院選上回る勢い
参院選に向けた世論調査で、民主党への支持が勢いを増している。
朝日新聞が12~13日に行った電話調査で、参院比例区の投票先を聞いたところ、民主党が43%に達し、自民党の14%を圧倒した。昨夏の衆院選前の連続調査で記録した最高値42%をも上回った。
参院選で「議席を伸ばしてほしい政党」でも、民主は40%と、自民17%、みんなの党7%に大きく水をあけている。
読売新聞の投票先調査でも、比例区で民主31%、自民16%、選挙区でも民主34%、自民16%と引き離した。また参院選後の勢力についても、民主が過半数の議席を「獲得する方がよい」が44%。望ましい政権では「民主中心の新しい枠組みの連立」が24%、「政界再編による新しい枠組み」も24%となった。
ちなみに、菅内閣支持率は朝日調査で59%(前回8~9日は60%)、読売調査でも59%(前回64%)と依然として高い。