与党過半数は微妙 (日刊ゲンダイ2010/6/26)

新聞各社・参院選序盤情勢

与党の過半数は微妙か――。新聞各社が実施した7月11日投開票の参院選の情勢調査で、こんな結果が出ている。
参院選の改選定数は121(選挙区選73、比例選48)で、選挙区選に251人、比例選に187人が立候補している。民主党など与党の非改選議席は66議席で、与党が過半数を維持するには56議席以上が必要となる。
菅首相は改選議席の目標を「54議席プラスアルファ」としているものの、朝日新聞の調査(24~25日)によると、民主党は50議席台前半で「単独過半数はきわめて微妙」と分析。読売新聞の調査(24~25日)でも、民主党の獲得議席は50程度にとどまる可能性があるとして「与党の過半数維持は微妙な情勢」という。
一方、日経新聞の調査(24~25日)では、民主党が「50議席台後半に達する勢い」とみている。
また自民党は「40議席台をうかがう」(朝日)、「50議席に迫る勢い」(読売)、「40議席台に届きそう」(日経)となっている。