郵便不正事件・江川紹子氏ツイートまとめ 6/29 21:40


郵便不正事件、村木厚子さんの弁護団は最終弁論において、14の争点すべてについて、検察側の当初の主張は証拠と証言に照らせば成り立たないこと、検察自身が論告において当初の主張の一部を放棄せざるをえなくなった事を、述べました

最終弁論で弁護側は捜査に関する看過しがたい問題として①検察側が事件の発端としている石井議員に対して、捜査段階で事情聴取を行わなかった ②弁護人から要求があった被疑者についても録音録がを行わず、取り調べメモを廃棄した ③客観的な証拠を無視した
④検察側のストーリーに沿った調書を作成するため脅迫、偽計、取引、誘導などの強引な捜査と起訴があった――と主張した

村木さん本人は最終意見陳述の中で、「私は、証明書の偽造には一切関わっておりません」とし、「『議員案件』というものに対して、役所が事の善悪を考えず、『結論ありき』で法律や規則をまげて処理をするということは、実際の行政の実態とあまりにかけはなれています」

起訴されたことによって、それまで30年以上続けてきた仕事からすでに1年以上離れることを余儀なくされています。私は一日も早く無実であることが明らかになり、社会に復帰でき、『普通の暮らし』ができる日が来ることを心から願っています」と述べた

弁護側最終弁論は「被告人は、大阪地検特捜部の違法・不当な捜査、起訴の犠牲者にほかならない。検察官は、潔く『被告人は無罪』との結論を認めることが、公益の代表者としての職責にかなうはず」と。検察庁法が、検察は「公益の代表者」と位置づけていることをふまえて村木さんも、メディア向けのコメントの中で「検察の役割は本当に重要」「検察が常に『真実』に迫ることのできる機関となってくださることを心から望んでいます」と述べ、「いまは静かに判決を待ちたい」と結んだ

記者会見で弁護団に、検察の個人責任を問うとしたら、誰が一番重い?と聞いた。弘中弁護士は、「主任検事でしょう」と。事件の筋書きを作り、その通りの調書を作るように現場の検事に指示をした前田主任検事の責任は重い。判決後、前田検事の責任を問う訴訟を起こす考えは?

と聞いたら、「今の時点では、お答えできない」と。確かに、ちょっと気の早い質問だったな、と反省。 しかし、少なくとも無罪判決を控訴したり、今回の捜査に関わった検事が出世するようでは、検察は人々に信頼はされないよと、ここは極太の釘をさしておきたい

検察側の主張は政治家の無理難題を官僚は法律を曲げてでも実行するという、異常な「政治主導」がまかり通っているということなんです。官僚側に言わせれば、政治家の要求をどうやってうまく断るかが腕の見せ所、と。検察は、そこの実態が全然分かってない

なんでこんなことになるのかな、と想像するに、検察こそ、政治的意図や影響が法律の厚生公平厳正な執行に優先してしまうことがあるので、今回のような事件の構図を描いてしまったのかな、と

今回の事件、検察こそが一番の問題。ただ、それ以外にも、自己保身のために検察に迎合して村木さんを罪に陥れたと思われる人が何人か。そういう連中に比べれば、凜の会が偽障害者団体とは思わずに、証明書書いちゃった上村被告なんて、おろかだっただろうが悪党じゃあないよと庇ってやりたくなる

真ん中にいた小太りのオッサンこそ、問題の前田主任検事その人です RT @kimera_kanmen 今日、検察席に座っていた小太りのオッサン、ヒョロッとしたあんちゃん、子供みたいな兄ちゃんの3人は、取り調べした検察官なんでしょうか?終わってからの行動が非常に気になりました