「豪華すぎる」議員会館でシックハウス症候群

(日刊ゲンダイ2010/8/5)
衆参両院の新しい議員会館(東京・永田町)で「シックハウス症候群」に悩まされる議員が相次いでいるという。民主党の桜井充政調会長代理が4日の参院予算委で訴えた。7月下旬、新会館に初めて足を踏み入れた際に気分が悪くなり、同僚議員らも同様の症状を訴えていると前原国交相に説明を求めた。

この症状は、新築の建物の建材や家具などに含まれる化学物質の揮発で頭痛や吐き気に見舞われる。新築の住宅でもよく見られる現象だ。
「豪華すぎる」と批判されながら建設された議員会館だが、桜井氏は「広くなったのはよいが、最近ここまでひどい化学物質のにおいのする新築の住宅に入ったことがない」と自身のHPでも訴え続けている。