小沢、あす4回目の聴取へ
(日刊ゲンダイ2010/9/17)

07年分の虚偽記載
民主党の小沢一郎前幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が小沢氏への4回目となる事情聴取をあす(18日)午後に行う方向で調整していることが明らかになった。
今回の聴取は、07年分の政治資金収支報告書の虚偽記載について。東京第1検察審査会の「不起訴不当」とする議決を受けて再捜査するものだ。
小沢氏側は14日の代表選終了後に特捜部の聴取に応じる意向を伝えている。聴取は2時間程度で、07年分の聴取に限定するなどの条件付きとみられる。
ただ、虚偽記載に関して小沢本人の関与を示す新たな証拠を得られる可能性は少なく、特捜部は聴取後、小沢氏を再び不起訴処分として、07年分の捜査は終結する見通し。