●「あしき隣人」「法治主義通らず」=民主・枝野氏が中国批判
(時事トッドコム 2010/10/02-19:33) http://bit.ly/9p3365  

 民主党の枝野幸男幹事長代理は2日午後、さいたま市内で講演し、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐって緊張関係が続く中国を「あしき隣人」と呼び、激しく批判した。
 枝野氏は「日本が中国とどういう距離感で付き合うかを確認するいい機会だった」と衝突事件を振り返る一方、「(中国は)あしき隣人だが、隣人は隣人だから、それなりの付き合いをしていかなければならない。米国や韓国のような政治体制や価値観を共有できる国とは違う」と断じた。
 さらに「法治主義の通らない国だから、(フジタの社員が)突然拘束されるとかいろんなことがあり得る」と指摘、「そういう国と経済的なパートナーシップを組むという企業はよほどお人よしだ」と語った。 
 枝野氏は講演後、記者団の「あしき隣人という表現は中国を刺激しないか」との質問に、「良い隣人だと思いますか?」と問い返した。


●「中国は悪しき隣人、法治主義なし」枝野氏
(読売新聞 2010年10月2日20時02分) http://bit.ly/chmMOk

 民主党の枝野幸男幹事長代理は2日、さいたま市で講演し、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関連し、中国を「悪しき隣人」と呼ぶなど、厳しい批判を展開した。


 枝野氏は「悪しき隣人でも、隣人だからそれなりの付き合いをしなければならない。だが、この国と、例えば米国や韓国と同じように信頼関係をもって物事を前に進めることを期待する方がおかしい」と述べた。

 日中が目指す「戦略的互恵関係」についても、「外交的な美辞麗句は良いが、本当に日本のパートナーになりうるのか。政治体制が違い、私たちにとって当たり前の法治主義がない」と指摘。「法治主義の通らない国だから、突然、身柄を拘束される。そんな国と経済的なパートナーシップを組む企業は、よほどのお人よしだ」とも語った。

 枝野氏は講演後、中国を「悪しき隣人」と呼んだことについて記者団に聞かれると、「良い隣人だと思うか?」と反論した。


●民主・枝野氏止まらず 矛先は検察にも… 資料改竄「論外」、船長釈放「検察が勝手に忖度」
(産経ニュース 2010.10.2 18:24) http://bit.ly/aoftuS

 民主党の枝野幸男幹事長代理は2日午後、さいたま市内で講演し、大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件について「論外だ。組織的に隠蔽(いんぺい)しようとした。信頼回復には個人や大阪地検特捜部の問題に限定してはいけない」と述べ、検察組織全体を見直す必要があるとの考えを示した。

 一方、沖縄県尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で中国人船長が勾留期限前に釈放されたことについては「検察に政治が圧力をかけてはいけないし、圧力を受けてもいけない。官邸の意向で釈放したとすれば検事総長はクビだ。検察が勝手に(官邸側が釈放したいと)忖度(そんたく)した可能性は否定しない」と述べた。