疑わしきは裁判へ、強制起訴という暗黒裁判


橋本勝の21世紀風刺絵日記
(日刊ベリタ 2010年10月24日) http://bit.ly/cw8nvy


市民の司法参加はいいことだ
裁判員制度それに検察審査会の強制起訴権
法のプロの決めたことに「NO]を言う
市民の健全な常識が司法の世界で生かされる
11人の検察審査会のメンバー
いったいどんな人たちが?
いったいどんな議論をして?決めたのか
すべては闇の中の
ブラックボックスの中でのことながら
その成果が小沢一郎の強制起訴

「政治とカネ」の疑惑にまみれた政治家を
許してはならないとのマスコミの大合唱に
洗脳されたのだなんていう市民を
愚弄する意見なんか気にするな
「疑わしきは罰せず」が裁判の大原則とはいいながら
「疑わしきは裁判へ」は市民の常識をもとにした原則
市民の健全な正義感が司法の世界で生かされる
疑惑の政治家小沢一郎を葬り去る
これぞ市民の司法参加!!

でもちょっと待った
私は、今回の検察審査会の強制起訴騒ぎに
以前西部劇でよく見た、住民たちが「お尋ね者」を集団リンチで
縛り首にするシーンを思わず連想してしまったが
これこそ検察審査会問題の本質ではないかと思うのだが・・・・・