[小沢裁判]強制起訴取り消し訴訟 第1回弁論は来月21日

(日刊ゲンダイ2010/11/12)

民主党の小沢一郎元代表の強制起訴を決めた東京第5検察審査会の起訴議決は無効だとして、小沢側が議決取り消しなどを求めた行政訴訟について、東京地裁は第1回口頭弁論の期日を12月21日に指定した。
検察審は4月、資金管理団体「陸山会」の土地購入代金をめぐる政治資金規正法違反事件で小沢を起訴相当と議決。9月に再び起訴議決した。

小沢サイドは、2回目の議決が刑事告発や1回目の議決より犯罪事実を広く認定した点について、「審査会の権限を逸脱しており違法だ」などと主張している。
小沢は検察官役指定の仮差し止めなども申し立てたが、東京地裁・高裁で退けられ、最高裁に特別抗告中。東京地裁は10月、検察官役となる弁護士3人を指定し、強制起訴に向けた手続きが進んでいる。




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