*鶴*【消えた二億円の謎】*亀*

http://yomi.mobi/read.cgi/human6/human6_4649_1156870722


最初に鶴から話を持ちかけられた亀は
「絶対にできません。桑田逮捕の裏には大変な事がある。それをやると山健どころか山口組が国家に潰されてしまう。頼むからこの話はなかったことにして欲しい。」


かごめかごめ
籠の中のとりは、いついつ出やる
夜明けの晩に鶴と亀がすべった 後ろの正面だれ


俺も、本当に吃驚したがな?
服役中の桑田兼吉組長、あんた、死んでも死に切れんと思うで、若い衆は、選ばんとアカン、
尤も、ヤクザする者に、由緒正しい者は、一人も居らん。朝んと、四つがほとんどやから、家
も無きゃ、金もあれへん。母ちゃんか、父ちゃん、どっちかが、居てへんし、生活も、どない
にもなれへん所謂、生活保護家庭に、育ち、他人の物、掠め取る生活が、身に付き、ただ
ただ、他人より少しでも上に出るには、ヤクザしかなれへん。ハングリー精神が、逆に、身
を助けよる。そんなクズの集まりが、山健組。そやから、よその組より、汚い事、平気で出
来るんや。

親分を盾に、警察と、司法取引して、早ようから、桑田の親分が、スワットに、
道具持たして、六本木の所を通るで、と警察庁に電話を入れよったのは、三代目健竜会の
東京の、トップなんや。その代わりこの人、何でも有りや。警察は、大事にしとるがなぁ?
ように、調べてみ?それでも健竜会会長は、山健組の頭に座っとるやんか、知ってんのか、
知れへんのか、おかしんと違う?今じゃ、山口組六代目の、噂も出てるで、どないなっとん
や、健竜会は破門、絶縁、シャブ患、仕事師、詐欺師、何でも有り。ヤクザの、筋道、言う
もん。無茶苦茶しよる。何でも、健竜や!言うたらええんか。それ俺、違う思うで。


平成14年1月30日、能勢、亀谷、渡眞利ともう一人の人物
が、荒川弁護士のもとを訪れ、同弁護士に対していわゆる「荒川
メモ」を渡している。渡眞利が原稿を作成し他人に清書してもら
ったという「大阪高検公安部長、三井環氏との付き合いの流れ」
と題する書面(甲134に写しが添付されている)である。同メ
モには、被告人が北野ダイヤハイツの買戻しに関して350万円
を裏金で要求したことや渡眞利が被告人に対し頻繁に接待してい
たことなどが記載されていた。
 そこで、荒川弁護士は、大阪高検の大塚清明次席検事に電話で
直ちに連絡をとり、同日、大塚検事と面談した。荒川弁護士は、
同メモを大塚検事に見せ、大塚検事は、同メモのコピーを取って
、原本は荒川弁護士に返却した(荒川17回9頁)。そして、荒
川弁護士は、同メモを事務所で保管していた(ちなみに、同メモ
の原本は平成15年になってから検察庁に提出されている



すなわち、亀谷が五代目山口組山
健組の直参組長の鶴城某をけん銃で射殺した殺人事件である。
 すなわち、本件公訴提起後、亀谷は、東京八重洲口の富士屋ホ
テル前で、五代目山口組山健組の直参組長鶴城某をけん銃で射殺
した。上記殺人事件が起きたころ、山口組では、山口組山健組組
長が銃砲刀剣類所持等違反事件により逮捕・起訴され、実刑判決
が下され、上告審において組長を保釈させることが大きな課題と
なっていた。そして、鶴城は、組長の保釈を得るための山健組の
責任者の立場であった。一方、亀谷は、山口組三次団体の規模の
小さな組の組長にしか過ぎなかった。本来、この二人を結ぶ接点
などあろうはずもない。
 亀谷は、本件により逮捕され、弁解録取の時点において被疑事
実について「読んでもらった事実は間違いありません」と認め、
亀谷が被疑事実を認めたことにより、被告人を有罪とする方向に
一役買った。客観的にみて、亀谷の行動が検察庁の望む行動であ
ったことには疑いがないが、それのみならず、亀谷は渡眞利とも
意を通じるうち、検察庁に恩を売ったと認識しはじめたことは明
らかなように思われる。そうであればこそ、その亀谷が、山健組
組長の保釈に関して検察庁に話を通すとして、鶴城らに話を持ち
かけていったと推測される。


亀谷は、その公判において、自己の射殺行為について、合理的
な動機を供述しないまま、無期懲役を求刑され(他の1件の殺人
未遂事件等と併合して、懲役20年の判決を受けた。しかし、そ
の真の動機は、本件が深く関わっていると考えられる。すなわち
、亀谷は、当時銃砲刀剣類所持等取締法事件で公判係属中であっ
た山健組組長の保釈に関し、亀谷が、本件被告事件について検察
当局に恩を売っていて顔がきくことを理由に、山健組から同組長
の保釈のための資金等として巨額の金銭を出させて取得しながら
、保釈に成功しなかったことが原因となって、山健組長の裁判対
策の担当者であった鶴城と紛争を生じたことにあると推測される
のである(亀谷71~76頁参照)。金2億円の動きについて質
問された際の亀谷の証言態度(同人66、67頁、71~73頁
)からは、この2億円の動きがあったことが強く推認できる。こ
の大金の動きは、亀谷及び渡眞利が「検察に恩を売った立場」を
標榜したからこそ生じたと合理的に推測しうる事実である。そし
て、その標榜を亀谷をしてなさしめる経緯こそがあったと見るこ
とも合理的な推測の範囲というべきである。しかし、亀谷の標榜
とは裏腹に、この保釈が成功しなかったことが原因となって、山
健組組長の裁判対策の担当者であった鶴城と紛争を生じたことが
殺人事件に発展したと推測されるのである。
 ちなみに、渡眞利は、この亀谷の殺人事件に関連して、無関心
であるはずもないのに「まあ何も分かりませんから、まあ考えて
も仕方がないですからね」などと、ことさらに無関心を装おうと
する不自然な態度をとった(渡眞利7回22頁)。ところが、そ
の言動とは裏腹に法廷で脅えた態度をとっていたのである(同9
回97頁)。また、渡眞利は出獄後わざわざ東京まで行き、亀谷
に何回も面会していた(同人78頁)。渡眞利の関わりが強く推
認されるところである。



鶴城氏    白。
亀谷氏    白。
繁田氏    白。
三井氏    白。
二億円はどこへ・・・。推理のほど、お聞かせください。


2億円の行方(工作資金)が検察首脳筋に渡ったという説は疑問。

①、桑田兼吉氏の保釈を決定するのは、最高検ではなく最高裁。
その最高裁が本件(保釈請求)について、最高検に意見を求めたということは聞いたことがない。

②、それに亀谷には最高検へのルートがない。考えられるのは、
大塚(大阪高検次席・当時)→原田(松尾、古田辺りまで)だが、
これも荒唐無稽すぎる。仮に大塚としても、亀谷とは全く面識がないのだ。
  
③、原田の退職金は、ほぼ1億円だ。その彼が2億円程度で、敢て、
そんな危険を冒すだろうか。しかも相手は極道なのだ。原田級なら、
退官後弁護士に転身すれば、あっという間に稼げる額でしかない。

④、亀谷、鶴城(繁田)らが会ったのは、三井逮捕からほぼ3ヶ月後とされる。
この時、三井事件は既に第1回公判を終えていた。従って、事件の骨格は、
大仲(特捜副部長・当時)によって、殆ど組み立てられていた筈である。


三井事件においては、亀谷とても所詮は脇役に過ぎない。
あくまで渡真利忠光が主役で、検察(大阪地検・現・大仲特捜部長や大島刑事部長)が、
利用価値があると踏んでいたのは、彼だけである。

2億円の行方の真相は、底を割れば案外浅いかも。


大坪弘道の名が出たが、彼は渡真利の取調べ担当検事。つまり、三井事件の骨格を作った男だ。

彼は、その功績を買われてか、現在は神戸地検特別刑事部長の要職にある。その一方、

三井取調べ担当の水沼(検事)は、鹿児島地検の3席に転出したが、凡庸な男とされる。

亀井(静香)、後藤田(正晴)が関係した? 亀井は一切関知した節はない。ただ、後藤田については、
最高検・法務省首脳らが、三井氏の仇敵だった加納(駿輔)が大阪地検検事正から高松高検検事長に昇格させようと
画策していた際に、原田、松尾、古田らが麹町の後藤田事務所を訪ねたことはあったようだ。(川上四国タイムズ主宰者談)

亀井の名が出たのは、三井逮捕の6日前、週刊新潮の齋藤某なる記者(当時)が来阪し、
前出の川上氏とXday(報道で検察の裏金暴露発表)の日時などについて面談をしていた時に、
急に「たったいま、家族の車が羽田手前で運転中に炎上したらしい。絶対、亀井にヤラレた。
私はここから直ちに引き返します。」と言い残して去った時の一度だけである。

なお、後日に他社の記者が、その話のウラを辿ったようだが、全部、ガセであった。


闇の傍聴人 [2006/09/21(木) 09:28:28 ]
 三井収賄事件において、謎なのは贈賄側渡真利の保釈金200万円の出処である。
その頃の渡真利には200万円もの大金があろう筈もなかった。勿論、彼の家族(別居中の妻など)関係者にも調達は出来なかった。にも関らず、
渡真利は第一回公判(02.6.21)の終了後、直ちに保釈金を納付して出所している。

 彼の弁護人は私選の大阪弁護士会所属・谷宜範(ヤメ検)弁護士である。
それまで渡真利と谷とは一面識だにない。着手金とて、一体、誰が払ったのだろう。
亀谷が支払った? これも考えられない。その頃、「亀谷は神戸(生田区)の
安い賃貸マンションに住んでいたが、毎日のコーヒー代にも汲々していた」(亀谷の知人談)

 なお、渡真利に対する刑の執行も異様であった。渡真利は9月24日に懲役5月(求刑6月)を打たれ、
即日収監されている。従って、彼の刑期満了日は翌年の2月23日で、24日が釈放日となる。
ところが、彼は実際は22日(早朝)に釈放された。それにはカラクリがあった。
私は、検察が判決から一週間ほど上訴権放棄を留保していたと見ている。

 刑期は歴月で計算される。一方、未決勾留日数は日で計算される。
そこで、検察が7日間放棄を留保すると、渡真利の確定は10月1日となり、
刑期満了日は2月28日となる。そこから、未決勾留日数(法定通算)の
7日を差し引くと、同月21日が満了日、翌22日が釈放日となるのだ。
 つまり、2月が28日しかないことを、巧妙に利用したということだ。
たった2日間だが、懲役にとって釈放が2日早まる意味は極めて大きい。

 しかし、渡真利にはこのような刑期計算など出来る筈がない。これは、
検察なればこそ、考え得るカラクリではなかったか。
 なお、谷(ヤメ検)弁護士が受け取った報酬は幾らだったのか、また、
返還された保釈金の行方(受取人)は、どこの誰であったのか。
 しかし、それは、当事者のみが知るだけであり、全て闇の中に消えている。



:闇の傍聴人 [2006/09/25(月) 08:29:49 ]
03.3.7日、渡真利出廷。大拘で服役を終えて2週間後、彼は証人尋問に臨んだ。
入廷後いつもの通り傍聴席を一瞥した彼だが、その顔面をたちまち強張らせた。

一見するだけで明らかにその筋と思しき数人の男たちの姿を、傍聴席に見たからである。

また、裁判所内には、傍聴席に座った者以外にも、それらしき数人の男がいて、
しきりに携帯電話で何処かと連絡を交わしているかに見えた。

そして、これら数人の男たちを指揮していたのがK.N氏である。

この時、実は渡真利には、検察事務官らしき黒いスーツ姿の男女2名が、
身辺警護(保護)に当たっていたことが、目撃されている。そして、
証言を終えた渡真利は、わざわざ勾留中の被告らの専用出入り口を使って、
証人室に消えている。

と同時に、2名の男女も傍聴席から消えたのであった。 



通常、勾留中の被告人以外に使用されることのない出入り口から、渡真利が出たということは、
明らかに予め検察の配慮があったからに違いない。そして、彼は証人日当を受け取り、何処かに去ったのだった。

この時、彼を乗せて立ち去った車はバン形式の、浪花300 て▲1-◎3である。
もちろん、それには法廷にいた黒いスーツ姿の男女2人も同乗していた。

一方、K.N氏と数名の者も一斉に素早く(2台の車で)行動を起こしたが、
数分の遅れが生じたために、流石に渡真利の行先は追えていない。ただ、
その日の21時まで、彼等が目星を付けていた某所にランクルを張り付かせている。


ひょんな縁で菅谷、井志「一和」、佐藤「先代」と、タートルくんと一緒でした。
ダニか狂犬のように言われている彼の違う部分をみながら・・・。
2億ぐらいで気の迷う漢ではありません。
あまりに「ドロボー」扱いされているので、このスレを立てた次第です。
逆に「闇の傍聴人」さんは、文章のごとく、司法系の方だと感じます。
彼の文章をたのしみにしております。 



闇の傍聴人 [2006/09/27(水) 07:45:51 ]
結局、渡真利はそのまま消えた。ただ、数日後、彼の姿を某TV記者(複数)が、
検察庁(福島)のエレベーターの中で目撃している。

この時、彼は16階より上の階から乗ったようだ。そして、
16階には、三井事件の指揮をとった特捜部(大仲)副部長の席があった。

記者らは渡真利の跡をつけた。折りしも昼食時にさしかかっていた。
渡真利は北新地の方に向かい、とある店のメニュー(看板)をちらと見て、
その店にに入ったとされる。

返すがえすも残念だったことは、記者らがそこで追跡を打ち切ったことだ。
何でも他に仕事があったので帰社したらしいのだが、ここは徹底的に追うべきだった。

2億円の金が亀谷の前に積み上げられたとされる日は、02.10.8日とされるが、
K.N氏は9月20日頃に、一連の桑田保釈工作の絵図を知ったとされる。



K.N氏は、謎探偵氏のいう○○○じ氏とは、どうも別人のような気がする。

それから、>>188氏のいわれる点だが、私の情報ソースの中には、
その筋の現役関係者もいるので、敢てボカシを入れざるを得ないところがある。
周囲から見たら歯がゆい部分もあると思うが、2chではここらが限界点なのだ。

なお、四面楚歌の三井氏にとって唯一の朗報は、彼の次女が来月から弁護士として、
法曹界でスタートすることだ。京大出身の才女に期待したい。


闇の傍聴人 [2006/09/28(木) 11:02:05 ]
私は特捜の検察事務官と確信している。なお、このライトバンは、荒川洋二氏が証人出廷した際にも、
彼を送迎している。

先に某所としたが、そこは検察庁(福島)の地下駐車場の入り口付近。K.N氏はそう読んでいた。

渡真利を2億の運搬役の一人とするのは、絶対、不可能。彼はこの時、既に大拘で服役していた。
また、鶴城、繁田、亀谷の3者が会った際にも、彼は同席していない。

この2億円の行方について、5代目は異常な関心を示していた。
また、三井事件の真相に対しても、同様に関心を寄せていた。だから、側近のT氏は、
知人のJ氏なる人物を介して、03年7月、三井氏と二度ほど北新地のK(料理屋)で会っている。


最新ニュースを一つ。
三井氏の相方のデート嬢。死んだはずの・・。
バッタリあったそうです。 当人は非常におびえていた。????。

闇の傍聴人 [2006/10/01(日) 10:53:27 ]
亀谷は東京八重洲(鶴城)殺人の動機について、殆ど口を開いていない。

そして、鶴城、繁田両組長が死亡している現在、この3者が02.8月頃に
交わした桑田保釈工作話の中味は、あくまで推測をする以外にない。

ただ、亀谷が「検察には貸しがあるんや」と言ったことは本当で、
その”貸し”の中味は、荒川(元検事長)~大塚(高検次席)にと流れた、
いわゆる”荒川メモ”にあると言われているようだが、これは見当外れの説だ。

それよりも、三井事件の骨格を構築するために、渡真利に全面協力をさせて、
供述調書を作成したことこそが、亀谷の言う”貸し”であったと思えるのだ。
つまり、大坪(渡真利取調べ担当検事)→大仲(特捜副部長)、大島(公判副部長)の
ラインに対してである。

一方、渡真利は加納町のマンションを親分のモノにするために、
三井に足繁く接近したが完全に失敗した。それに、三井から借りた200万円も、
約定期日が過ぎていたにも関らず、まだ半分以上も未済だった。

そこで、彼はマンションで恥を掻かされ、借金も残っていたことから、
三井に対して、恥の報復と借金をチャラにさせようとして、検察の誘導通りに
三井追い落としを図ったということだろう。

桑田保釈工作話や2億の金については、獄中で、しかも接見禁止にあった
三井は全然知らないことだ。三井が知ったのは、03.3.25に保釈されてから後のことである。
なお、彼が宮崎学と会ったのは、4月(場所不祥)と6月(東京・虎ノ門)である。そして、
そこで、宮崎から一連の桑田保釈工作話を聞かされたのだ。

なお、5代目側近のT氏と三井氏が会った件については、宮崎は全然関知していない。
仲介の労をとったJ氏はT氏とは携帯で連絡を取り合う程の間柄である。

相方のディト嬢と出会った? それは完全ガセネタ。彼女は大東市に住まいがあった。
逮捕された中国人は、別件の殺人事件(大分県)で逮捕され、Gカームの殺人をゲロったもの。


闇の傍聴人 [2006/10/01(日) 16:22:56 ]
>>208君

もちろん、三井氏は相手(T氏)の素性を知った上のことだ。繰り返すようだが、
J氏と三井氏は、先ず、ある店で会った。両氏は、確か、この時が初対面だった筈だ。

三井氏は、桑田保釈工作の真相を知りたがっていた。そして、かつ、
宮崎から聞かされた話(6月)のウラを取ろうと思っていた。
そこで、J氏はT氏に連絡を取った。T氏にしても三井氏と会うということは、
渡りに舟の話だった。それによって、T氏もまた、自分の知る以外の真相のウラ取りを、
しようと考えたからである。

そこで、J氏に会う日時の段取り(調整)を頼み、03.7月初旬に北新地の料亭Kで会ったのだ。
ただし、仲介をしたJ氏は、その席には参加せず、T氏と三井氏はサシで話合っている。
なお、この料亭を選んだのはT氏側であったとされる。

この後、T氏は亀谷氏と面会すべく東拘に出向いたが、結局、亀谷氏から鶴城殺害の動機を
聞くに至らなかったようだ。でも、10万円を差し入れたとされる。



闇の傍聴人 [2006/10/02(月) 14:45:37 ]
三井氏が知っているとは思わないが、未だに真相を知ろうとしているのは事実だ。

彼も28年検事をやっていた男だ。マブネタであるかガセネタであるかの判断は、
つけられる筈である。検察に渡ったとされる説についても、それなりのルートを通じて、
探ったが、何れも闇に消えている。

また、一時、敏腕のKなる週刊誌記者が追いかけたが、結局、徒労に終っている。

でも、闇の傍聴人としては、2億の金の出処だけは掴んでいる。
それは、5代目が山健在籍の時代から極く近しくしていた人物からである。

そして、巷間噂されるK総業からでは、決してないと確言して置きたい。

そこで、K.N氏の存在及びその地位、2億の金の出処から類推して、
その行方は、「案外、底は浅いかも」としたまでだ。


闇の傍聴人 [2006/10/03(火) 15:18:37 ]
>>224君

ディト嬢が殺されたのは13年12月26日で、場所は大阪北区のビジネスホテル(実際はラブホテル)の
一室であった。ディト嬢の名は西山薫で年齢35歳。住まいは大阪府大東市で、ラウンジホステスと自称
していたが、実際はディト嬢であった。警察は鞄の中に入れてあった現金などが盗まれたと見られることから、
強盗殺人事件(刺殺)と断定し、捜査本部を設けている。

そして、逃走した犯人(中国人)の朴哲容(21歳・当時)は、
翌14年1月に大分県においても、強盗殺人、同未遂事件を起こしている。

なお、三井事件がめくれたのは、14年1月末に渡真利らが荒川洋二弁護士を訪ね、
この時、いわゆる荒川メモを渡したことによる。

従って、ディト嬢殺人事件と三井事件を絡ませるのは、いかにもミステリアスの
ようではあるが、全く無関係なのだ。

また、三井氏がこのディト嬢と情交したとされる案件は、結局、一審判決で否定されている。
つまり、この部分に関する渡真利証言(供述)はウソだったということだ。


謎探偵 [2006/10/04(水) 19:40:46 ]
「闇・・・」さん。
ガセではなく、一回目の「女」でした。
二回目の「G・カーム」の彼女は「死人」を都合よく、検察が利用した作り話。
一回目の彼女は生きてます。


名無番長 [2006/10/04(水) 22:37:53 ]
一回目というのは、三井さんが泥酔した際に連れ込まれた天王寺の
「チャペルシンデレラ」に来たホテトル嬢(ディトクラブ北山所属)ですか。

もちろん、彼女なら生きております。弁護人も充分調査しております。
また、別にどこで再会しても、不思議には当たらないでしょう。

あの時も、渡真利は嘘をついております。確か、渡真利は、
その日は四国の川上氏とも会っていますが、川上氏が宿泊した日航ホテルについて、
「川上氏が予約した」と証言しました。だが、予約したのは朝日新聞社でした。

なぜならば、三井氏は朝日新聞社の記者のインタビューにここで応じたからです。
それは、日航の予約カードにも記載されていました。Gカームは検察の作り話? 

それも違っています。あれは、渡真利がデッチ上げたのを調書としたまでです。
バレたのは、渡真利の経営する「カブトムンデ」元社員の松浦メモが出たからです。

これは、検察のチョンボでした。仮還付などしなければよかったものを。


謎探偵 [2006/10/05(木) 00:41:22 ]
巷では、一度だと思っている。ので、驚いたのでしょう。
事実は二回あった。いや、一回でいいのか。二回目は「とまり」の嘘。
しかしなぜ、渡眞利が・・そんな子供みたいな嘘を??。なんのメリットもない。
嘘を「証言」させられた。が、正しいのかな?。かれも体を墨で汚してる半端者。
すぐ「めくれる」嘘を言うかなぁ。沈黙の世界にいて・・・「勾留」長引くだけ。
「松浦メモ」???。あの、運転手のことかな??。なにをメモしとったんやろ?。
これは「2億円」より、なんだかきな臭い。危険な感じがする。



闇の傍聴人 [2006/10/05(木) 15:37:30 ]
松浦というのは、渡真利のお抱え運転手でした。もっとも、渡真利は事務所を持っていなかったので、
車は動く事務所だったのです。

松浦メモというのは、松浦が独自で付けていた運転日報です。それによれば、
Gカームに三井氏を誘ったとされる7月18日は、渡真利には、
Gカーム(兎我野町)に行く時間はなかったのです。AM8:40から
20:00まで、渡真利は尼の自宅を出てから神戸周辺に終日いたことになっています。
もちろん、松浦の運転する車で。なお、この車は松浦を採用する時に、
松浦が持ち込むことを条件として、決められた車でした。それでいて、
給料は満足には支払っていません。

それから、渡真利は確かに以前は一時、大平組の組員でしたが絶縁されています。
彼の犯歴にしても、詐欺の事犯の方が多く記載されています。

三井氏と同時に逮捕された時点においても、衛生放送事業をやるとかで、
東京のNなる堅気の男性から、1000万以上を詐欺紛いの事案で
引っ張り出していたことは、明らかになっています。検察は、この事案も
三井逮捕に協力すれば、握ってやるとでも言ったことでしょう。

したがって、渡真利には、この事案が立件されるよりも、三井逮捕に協力しても、
損はありませんでした。たかが、懲役5月など屁でもなかったことでしょう。


名無番長 [2006/10/05(木) 16:49:59 ]
三井の内部告発潰し三井逮捕とトマリの事件をギブ&テイクで交換。
凄腕の解説者のお陰でわかりました。闇の傍聴人さん三井氏本人ですか?英級さんですか?
謎探偵さんの言葉で亀谷氏のイメージが変わりました。汚名返上したいですね。

一方的貸しがある亀谷氏が、桑田保釈工作に乗り出す(これは合ってる??)までの経緯が
知りたいですが、また謎が多い部分かな?


名無番長 [2006/10/05(木) 16:55:23 ]
渡真利をKN氏が尾行するのは、裁判でいらん事を言わん様に見張る為だけじゃないですよね?
鶴城氏の事の真相とやり返す為の調査??それとも・・・



闇の傍聴人 [2006/10/06(金) 08:49:01 ]
>>234君

貴君の推理は後半の部分が当たっている。渡真利はこのK.Nグループの存在を知らない。
ただ、法廷内に異様な空気が漂っていたことだけは、以前に同じ稼業で暮らしていただけに、
勘で分かったと思える。

K.Nグループは、鶴城氏殺害の真相というより、動機(原因)について、
渡真利から事情を聞きたかったのだろう。それにしても、鶴城氏殺害後、警視庁は、
被害者2人の名前は程なく発表したが、加害者亀谷氏の名前だけは、
なぜか伏せていた。発表したのは、事件後、6時間後のことだ。

それは、多分、検察庁と摺り合わせをやっていたからと思える。
それにしても、ある面では、亀谷氏は極道の本分を貫いたな。並みの極道では、
黙秘を続けることは出来ないものだ。黙って岐阜刑務所にアカオチしたのだ。

亀谷氏は、三井事件で起訴猶予になったが、親しい知人に、こう洩らしたことだあるらしい。
「三井さんは何も関係してないんや。ワシは、ええ人やったと思うとる。悪いのは荒川や。」


:謎探偵 [2006/10/06(金) 22:53:29 ]
唯一の生存者、鶴城氏と現場にいた「T氏」。元気になったのかな?。
心から御見舞申上げます。
この、「T氏」なら、発砲事件の荒筋はわかるかと・・。当事者ですから。

亀谷は、酒、煙草、ばくち、やりません。趣味、山歩き。
一和の時の発砲事件「五件」で逮捕されたとき、有名な大阪府警の「やき入れ」
火責め、水攻め、エビ攻め、こまく攻め、落とし攻め、その他に耐えて一言もしゃべらず
出てきた男です。「処分保留」で23日目に出てきた時、
顔面の皮が目をのぞいてほとんどなく、まゆげも擦り切れ、後頭部の半分に見たことも無いような「血豆」
両腕の内側に焼けど「どないしたんです!!これ!!」「百円ライターで焼きよった」「あたま・・血豆でっせ!!」
「よう・・覚えてへんけど・・自殺しょうとしたかなぁ」「ンな、あほな、医者いきましょっ」「いいや・・せなあかん事あるねん」
ここからが、また、驚き。常人にできんことを・・・あまり・・しゃべらんとこか・・。
現代の日本で、まだ、こんなことが行われてる。江戸時代や。
記憶に新しいとこで、拘留中に病死、遺族がいくと「遺体」アザだらけ。
次に見たときは「火葬」されていた。おぼえてますか??。ヤクザのなれのはて・・・。
特別、ヤクザの取調べには許されてるらしい。また、大阪府警の伝統ともいう。
本物の極道の一人。
だから2億で世間に詐欺師扱いされるのは、かわいそうです。歌わず20年務めるでしょう。


謎探偵 [2006/10/09(月) 05:05:12 ]
224さん。
中止になり、金が元の鞘に帰っていれば、平和なんですが・・・。
この件で現役の「極道」がたくさん引退してます。・・そのほうが平和か!!。ハハハ。
良きにしろ、悪しきにしろ、桑田氏に出てもらわないと前に進まない。みんな待ち望んでいる。
と言う事は、国家権力側は出したくない。生きて出してくれるかな?。
「闇・・・」さんは、6時間後の発表と言っておられますが、私が事件を知ったのは、恥ずかしながらTV。
私も佐藤組の乱「クーデター」失敗の時で引退してますので、蚊帳の外。
その辺がもどかしいですが、「彼とは八重洲事件の八日前に話してます。」
検察にすれば「してやったり!!」即、発表で、6時間もたたず、フルネームでの報道と記憶しております。


二代目が細見とは、気にいらんと・・・亀谷が怒った。
六甲連合、47人が全員武装して佐藤の事務所を襲ったンです。警察も知らないでしょう。
階上の一室にロッカーでバリケード。立てこもる三人を「あわや。」ロッカーに隙があいたとき、本部執行部の古川のオジが駆けつけ、
「おまえらっ、山口組をなめとンかーっ」と、大喝。「亀ちゃん。ここは、おさめてひきあげ、男前になってくれやぁ」と説得。事なきとなった。
引き上げたものの、大筋として「五代目」に弓を引いたことになる。話し合った結果、組を割るのも自由。で、ほとんど引退。古参幹部二人「懲役」と、
参加しなかった六人が残った。菅谷組のギャング時代が終わった瞬間です。
宅見の親分が生きてたら、この二億の件も「亀、なにしとんねん!!」と・・・。


闇の傍聴人 [2006/10/17(火) 06:35:59 ]
K.N氏は、尼で砂利を扱っていた人物。彼が裁判所で渡真利の身柄確保を指示していたのだ。
指示を受けて、検察庁の駐車場付近で張っていたのはS会(当時)関係者。

しかし、21:00過ぎまで張っていたが渡真利は姿を現さなかった。検察関係筋によると、
彼は、当日、同庁当直室で保護されていた模様である。

なお、鶴城氏葬儀(一説に通夜)の時に亀谷筋は5千万の香典を用意したが、この時、
葬儀関係側は、(一旦は)受け取りを拒否したとの情報がある。事態を鎮めるために
奔走したのは、現(6代目)執行陣(幹部級以上)の一人。


闇の傍聴人 [2006/10/18(水) 07:42:30 ]
繰り返すようだが、桑田氏保釈工作の絵図は杜撰すぎていた。第一、亀谷氏と三井氏とは
一面識だにない。マンション(亀谷姉名義)の買戻し交渉についても、全て渡真利が仕切っていた。

それに、不動産仲介業者の田中氏(元警察官)が入っていた。田中氏も逮捕されたが、
彼なんかは何一つ三井事件の犯罪(詐欺、電磁的公正証書原本不実記載)に加担などしていない。
三井氏や亀谷姉からも委任状を取り付け、売買登記移転事務を行おうとしたまでである。

詐欺(逮捕状執行)というのは、三井氏がマンション購入資金を銀行から借りるために、
住民登録をマンションの住所に移し、住民票を交付して貰ったまでのことだ。

ところが、検察は現に居住していない住所に住民登録をしたということは、
区役所の係員を騙して原本不実記載をさせ、よって住民票を発付させたので、
詐欺に当たるといったのである。もちろん、交付手数料はキチンと払っている。

はっきり言って、こんなことは誰でも行っていることだ。
例えば公立の学校に通学中の子供がいて転校をする際には、
新住所を所管する役場(市役所)に、住民登録をしなければならない。

当然、親は子供のために早めに住民登録を済ませ、住民票を取り寄せようとする。
これが詐欺だろうか。これが原本不実記載だろうか。

話はズレたかに見えるが、2億円の保釈工作金の行方を探るためには、
そもそも三井事件とはを知っておく必要があると思うので、
その一部を述べたまでだ。


:謎探偵 [2006/10/18(水) 20:17:15 ]
闇さん「ズレて無い」と思います。
ふらりとたちよった時、「金出来るまで待ってくれとる」と、言ってました。
三井氏のあたたかさだと感じます。1600しか出来なかったのは、亀谷サイドの落ち度。
ほとんど実名で報道されているのでビックリ。ちなみに姉さんは堅気、
そこで「闇」さんにお尋ねしたいのでが、荒川氏を紹介した「能勢」なる人物。亀谷の知人となってますが、どこの何者。
登場人物で面識の無い一人?。また、この話は全員ハメられてる。
検事は検事らしくなく、ヤクザはナルホドと聞こえる。
こんな「絵図」が書けるのは?。
疑いもせず、2億をわたせるのは?。
あとのさわぎで安全圏に身をおけるのは?。    誰だとおもいます?。



:闇の傍聴人 [2006/10/19(木) 06:05:33 ]
能勢は京都で京菓子屋を営んでいて、荒川とは旧知の間柄。問題はその能勢の知人で、
不動産関係と言われている人物だ。亀谷とその人物は知り合いとか(渡真利供述より)だが、
表向きには、未だに謎のままとされている。

はっきり言って、荒川は大阪高検検事長退官後は不遇を囲っていた。だから、
弁護士登録をした際も、当分、知り合いの弁護士事務所で客分として在籍している。
なお、彼は酒を飲まない。従って、偏狭な性格と併せて交友関係は狭かった。

それに「民事事案は殆ど分からない」(本人証言より)。

亀谷らが荒川を訪ねたのは、あくまで、マンションの買戻しのための相談とされる。
そこで渡真利が荒川に見せた三井接待一覧表(後の荒川メモ)だが、これは、
マンション買戻し交渉を有利にしようとした、ヤクザ特有のブラフではなかったかと思えるのだ。

しかし、荒川はこのメモを見て別な反応を示した。その頃、検察幹部の間では、
検察の調査活動費問題を、新聞、雑誌記者らに内部からリークしている人物について、
既に「三井ではあるまいか」との疑いを抱いていた。そこで、荒川は、
「得たりや応とばかり」に、このメモを大阪高検次席の大塚に渡そうと決めたのだ。

亀谷は、こう供述している。「あのメモは、荒川先生に渡そうとしたもんやない。
だから、ワシはその場で『先生、それは返してくださいや』と、抗議しとるくらいや。
しかも、肝腎の買戻し問題については、『この件については考えさせて貰うわ』と、
首をひねりやがった。ほんなら、尚更返して貰わなあかんやないか。だが、先生は
返そうとしなかった。はっきり言うて、これは弁護士法違反やで」。

大塚が、部下の一人に「秘密裡に三井の身辺を探れ」と命じたのは、
このメモを受け取った日の翌日である。


の傍聴人 [2006/10/19(木) 16:12:21 ]
この際、私のことはどうでもいいことだ。それよりか、295氏の質問に答えよう。
三井氏にとって、大阪地検検事正(当時)の加納俊輔氏は、まさに仇敵といえる存在であった。

詳しい経緯については、三井環著の「検察の裏金作り<光文社刊>」を参照されたい。
はっきり言って、三井氏は加納氏を中心とする関西検察の中では、冷や飯を食わされていた。

彼のそれまでの主な経歴は、高知、高松両地検の次席検事から大阪高検検事を経て、
名古屋高検総務部長に転出している。実は、名古屋に転出させたのは他ならぬ荒川(前出)だった。

つまり、一旦、関西検察の人事から逃げさせたのだ。先に加納氏が関西検察の中心と述べたが、
現役検事という注釈が付く。本当のドンは、元検事総長の土肥孝治氏で、それに次いだのが、
元大阪高検検事長の逢坂貞夫氏である。荒川氏は傍流に過ぎない。ちなみに土肥元総長の愛弟子が、
加納氏なのである。現にこの二人は中京大学(ロースクール)で客員、専任教授をしている。

そして、逢坂氏と加納氏は、神戸地検時代の甲山事件(冤罪確定)では、主任検事及び担当検事の間柄である。


闇の傍聴人 [2006/10/19(木) 19:31:42 ]

大阪では西天満(裁判所近く)の料亭”S苑”を贔屓にしている。加納氏も師匠のご機嫌伺いに
幾度かS苑に伺候していたことが目撃されている。料金は大体@2万5千円以上の高級料亭で、
著名な司法関係者もよく利用しているようだ。もっとも支払いは専らクライアント側だが。

三井事件がメクレル前の大阪地検検事正が加納俊輔氏で、その頃、彼の自由裁量に任される
調査活動費(予算)は、およそ年間2千万円であった。休日を除けば一日10万円を使える。

それこそ、北新地に毎晩出かけてても、何ら差し支えがなかった。だが、この金は元を質せば、
国民からの税金である。それを、認印一つで地検検事正や高検検事長、検事総長らは、
自由に引き出すことが出来たのだ。三井氏によると、高知地検時代の上司S検事正などは、
麻雀の賭け金までも出させていたらしい。部下は見て見ぬ振りをし、時にはご相伴に預かっていた。
とにかく、検察は腐りきっていたのである。

現在、各地の自治体や警察において裏金疑惑が持ち上がっているが、摘発されたのは小物ばかりで、
大物は悠々と逃げ切っている。なぜか。それは、検察が動かないからだ。もし、万一にも動こうならば、
「それでは、お前らはどうだったんだ」と逆に居直られるからだ。泥棒に泥棒は捕まえられない。

TVなどに出演しては、正義漢ぶっている元東京地検特捜部長の河K某にしろ、横浜地検検事正時代には、
この調査活動費をしこたま使っていたヤツである。この河K某は、三井逮捕の時に、
「検察幹部にこんな検事がいたことは遺憾千万。だが、検察が敢て首を切って見せたのは流石。」
と言った。盗人猛々しいとは、まさにこの河K某のことであろう。


闇の傍聴人 [2006/10/20(金) 08:49:10 ]
三井氏の話によると、これまで調査活動費(予算)を「必要ない」として
突き返した検事正がたった一人いたそうだ。他のヤツは全て使いきっている。

手口はいたって簡単で架空の情報提供者をデッチ上げ、偽の領収証を作成するだけ。
1枚3~5万円とされる。年一度は最高検や会計検査院の監査があるが、
形だけに終っていた。会計検査院が詳細を訊ねようとすると、情報提供者の
名前を明らかにすると、今後の内偵捜査に支障を来たすとして断わっていた。

実は、三井氏は最高検監査の一員(副監察官)として、奈良地検に出向いたが、
正監察官(検事正経験者)は、午前中で監察は終了したとし、
奈良地検は公用車を出して、東大寺奥にある料亭(近鉄直営)に案内した。

夜は夜で別の旅館で盛大な宴会(芸者・コンパニオン付き)に招かれた。
そして、この金は全て調査活動費から支出されたものだった。

今の三井弁護団(12名編成)は、刑事事件弁護においては、
おそらく日本一だろう。団長は元高裁判事で、主任弁護人は
イトマン(許永中関連)事件などの大事件を手がけている。

また、副主任弁護人の一人は菱六代目の弁護(実質主任)や、
オーム事件の(死刑被告)弁護を担当した辣腕弁護士である。

その弁護団においてですら、検察の闇に光を当てることは出来なかった。
国家権力の怖さには、想像を超えるものがある。

そして、三井氏は、この権力機構に対して、孤独で戦おうとしていたのである。
もし、彼が渡真利に関係していなかったら、内閣もひっくり返っていたかも知れない。
もっとも、それまで命があったかどうか。


謎探偵 [2006/10/20(金) 08:49:20 ]
闇さん。
能勢氏の情報有難うございました。警察上がりの「田中氏」以外の田中がおるけど・・・。
260さん。
こんな・・・エピソードがあります。
賭場のもめごとで古参幹部が拳銃で殴られた。よけて肩にあたった瞬間、暴発。肩の肉がふっとんだ。
すぐ、近くの「事務所」に飛び込んで「電話をかしてくれ!!」事務所内も騒然、「弾かれたんかっ」と応急処置。
亀谷も現場に駆けつけた。「動員」がかかり、6,7人があつまったころ、大変な事に気づいた。「ここ・・菱ちゃうか!?」
弾いたのは「正義団」撃たれたのは「一和」事務所は「菱」。敵の事務所。
つい、こないだまで、友人。末端の者はどこで会っても仲がいい。しかし、この場合うろたえて飛び込んだと言われる。「へたうち」
この時の一和の執行部の対処、「すておくように」この、煮えきらん態度。こらぁあかんわ。結局「破門」
彼は亀谷の右腕、彼がいたから亀谷組が大きくなったと言って過言でない。
今でも左腕は動きにくいらしい・・。みんなに好かれた幹部。彼に幸せが多いよう祈ります。
・・・これは悲劇かな?。それとも喜劇・・・。


闇の傍聴人 [2006/10/20(金) 10:55:34 ]
>>311 謎探偵氏へ 

極めて興味深い挿話を聞かせていただいていることを感謝したい。

さて、2億円 についてだが、山健組ともあろうものが、何で亀谷氏側の話に
乗ろうとしたのだろう? 当然、お抱え(顧問各)弁護士も何人かいた筈だ。

従って、それが可能かどうか、の判断は直ちにつくと思われる。また、亀谷氏とて
自信があった訳ではないと思われ、一旦は断わっている。

検察と取引するネタは、荒川メモだけである。しかも、それは亀谷氏本人が
接待したものではなく、渡真利が接待したことを記したメモに過ぎない。

これだけで、山健の知恵者といわれた鶴城氏や秘書の繁田氏が耳を傾けたとは、
簡単に信じ難い。それに、渡真利にしろ検察の中枢まで知っている訳ではなく、
ルートすら知ることは出来なかったと思われる。

渡真利が知ることが出来たのは、荒川洋二元検事長、取調べ検事の大坪弘道、
特捜副部長の大仲土和、公判副部長の大嶋忠郁、それに公判立会いの検事くらいで、
彼らとて大拘取調室で顔を会わせた程度である。

はっきり言って、この程度の検事が最高検の中枢に保釈話など持ち込める筈がない。
格があまりにも違いすぎている。それでは、誰かを介在させたのか。
しかし、コトは闇の取引(保釈)問題であり、しかも、現職検事ともあろうものが、
迂闊に話せる内容ではない。私が「案外、底は浅いかも」といった意味はここにある。