[茨城県議選]蓮舫大臣 そんなに嫌なら応援すんな

(日刊ゲンダイ2010/12/9)

「一度、断ったけど、仕方ないから行くわ」

◆最近は、どの選挙に駆けつけても連戦連敗中

蓮舫大臣はやっぱり冷たいオンナなのか。来年の統一地方選を占う茨城県議選(12日投開票)。民主党の超劣勢が伝えられる中、きのう(8日)蓮舫大臣も現地入り。県内2カ所で応援演説を行ったが、どうもイヤイヤ駆けつけたようなのだ。
周囲には「一度は断ったけど、再三要請されたから、仕方ないので応援に行くことにした」と、ヤル気のなさを漏らしていたという。
「現有6議席の民主党は、24人の候補者を擁立したものの、目標の2ケタ当選すら厳しい状況です。蓮舫大臣にすれば“負け戦に関わって、自分の価値を落としたくない”という心境なのでしょう」(民主党関係者)
とんだ思い上がりである。蓮舫は自分の人気を過信している。地元選出の民主党議員のひとりは「蓮舫大臣が応援に入っても、票に結びつくかは分からない」と冷ややかに語っていたが、その通りだ。
菅政権発足後、民主党は7月の参院選をはじめ、国と地方の主要な選挙で敗戦続き。この間、蓮舫は10月の衆院


北海道5区補選や、11月の福岡市長選などの応援に入ったが、いずれも効果なしで民主候補は敗れた。もはや、蓮舫に票を集めるだけのパワーはないのだ。
蓮舫は茨城から東京に戻る途中で、自身のツイッターに〈今日で期末テストが終わった双子からは未だ報告に連絡なし…〉と書き込んでいた。

党勢を左右する選挙より、自分の子供のテストが心配――そんなに嫌なら、最後まで応援を断ればいい。そんな優柔不断だから、本業の仕分け作業でも大胆な成果を挙げられないのだ。




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