ウィキリークス アサンジ、再び留置場に

(日刊ゲンダイ2010/12/15)

◆M・ムーアが保釈金申し出
米外交公電の暴露を続ける「ウィキリークス」代表のジュリアン・アサンジ容疑者(39)は14日、いったん保釈されそうになったが、またも留置場に舞い戻った。
アサンジは女性2人への強姦の疑いでスウェーデン当局から逮捕状が出され、先週7日、英国で逮捕、拘束された。スウェーデンへの身柄引き渡しについて審理を行ったロンドンの裁判所は14日、24万ポンド(約3200万円)の保釈金とパスポートの取り下げなどを条件に保釈を決めた。ところがスウェーデン当局が決定の取り消しを求めたため保釈されなかった。
写真(AP)は裁判所から護送車に乗せられ、親指を突き出して留置場に戻るアサンジ。ロンドンの高等法院が保釈を認める決定を下し、保釈金が実際に納められるまでは出られない。その保釈金については、「華氏911」などで有名な映画作家マイケル・ムーア(56)が支援を表明している。




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