●小沢氏、閉会中でも政倫審出席 「条件付き」否定

 (共同通信2010/12/31 01:06) http://p.tl/dLMa
民主党の小沢一郎元代表が、自らの政治資金問題に関する衆院政治倫理審査会に、1月下旬に想定される通常国会召集前であっても出席する用意があると周辺に伝えていたことが30日、分かった。共同通信の取材に周辺が明らかにした。
 政倫審出席を表明した28日の記者会見が「条件付き」と批判されたため、事実上の軌道修正を図る。岡田克也幹事長ら執行部側は小沢氏の真意を見極めた上で、年明け1月5日にも菅直人首相を交え対応を協議。必要な場合は、岡田氏が小沢氏と再度会談し政倫審に向けた具体的な段取りを調整する方向だ。
 小沢氏は周辺に28日の会見に関し「国会がスムーズに行くようにとの思いを述べた。条件ではない」と説明。周辺は「通常国会前に政倫審が開かれるなら出る」と明言した。



●小沢氏、国会召集前でも政倫審出席 批判受け軌道修正

 (産経新聞2010.12.31 01:16)http://p.tl/SUHk


 民主党の小沢一郎元代表が、来年1月召集の通常国会前でも衆院政治倫理審査会出席に応じる考えを周囲に伝えていたことが30日、分かった。28日の記者会見では出席時期を通常国会冒頭とし、「国会審議が円滑に進められるならば」と語ったことが「条件付け」と批判され、軌道修正を図ったとみられる。

 複数の小沢氏周辺によると、小沢氏は28日の記者会見後、周囲に「出席を表明したのに『条件付け』といわれるのは本意ではない」と漏らし、通常国会召集前であっても政倫審出席に応じる意向を示したという。側近議員も「小沢氏は条件など付けていない」と語った。

 岡田克也幹事長は小沢氏の真意を見極めた上で、来年1月5日にも菅直人首相を交え対応を協議する考え。必要ならば、小沢氏と再度会談し、政倫審に向けた具体的な段取りを調整する意向を固めている。

 小沢氏は28日の記者会見で、平成23年度予算案などの審議が円滑に進むならば通常国会冒頭に政倫審に応じる考えを表明。出席が国会審議開始の主たる条件でないならば、予算成立後に応じる考えを示した。このため、参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官の交代を暗に求めたとの見方が広がっていた。


●首相、1月中旬の内閣改造決意 国会召集前に党人事も
(日本経済新聞2010/12/31 1:32 ) http://p.tl/1JA7
 菅直人首相(民主党代表)は30日、来年1月中旬をめどに内閣改造と民主党役員人事を実施する意向を固めた。1月13日の民主党大会後に新体制を整え、「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎元代表の国会招致を実現してから、通常国会での来年度予算案などの審議にのぞむ方針だ。内閣改造では参院の問責決議を受けた仙谷由人官房長官らの処遇が焦点になる。