ゴマカシ人事!仙谷外し「党代表代行」に

(日刊ゲンダイ2011/1/5)
苦し紛れの菅首相が、参院で問責可決された仙谷官房長官を交代させ、「党代表代行」などの要職に就かせる方向で調整に入ったと、読売新聞(5日)が報じた。
後任の官房長官には参院民主党から起用する案が浮上。菅グループ側近の江田五月前参院議長の名前や、北沢俊美防衛相の“横滑り”も取りざたされている。

仙谷官房長官をめぐっては、野党ばかりか、小沢元代表も交代が必要だと主張している。首相は国会運営をうまくやるには官房長官交代はやむなしとしながらも、「更迭」ではないことを強調するために党の要職に充て、お茶を濁す考えらしい。
問責決議を受けた馬淵国交相も交代させる方向で調整し、岡田幹事長と前原外相は続投させる意向だ。官房長官交代をはじめとする内閣改造・党役員人事は1月下旬召集予定の通常国会開会前に固めるとみられる。こんなことで世論を納得させられるはずがない。やることなすこと、ゴマカシだらけの首相である。



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