阿久根から始まる日本革命
(住民至上主義:竹原信一2011/01/02)http://www5.diary.ne.jp/user/521727/

この国に、はるか昔に無くなったはずの身分制度があります。公務員です。公的にも「公務員身分」と呼び、一般市民には与えられない特権があります。
この特権によって、公務員たちは市民ではなく国家を守る存在に仕立て上げられています。それでは、国家とは何でしょうか。皆さんは国家を見たことがありません。

 国旗や国歌がある事は知っていますが、肝心の国家を全く知りません。国民は国家のために戦争に駆りだされ、命を捨てた事はありますが、国家によって守られた事はありません。
もうお分かりでしょう。皆さんが見てきた国家は、特権を維持させる仕組みの事です。国民を利用し、虐げる力で自らを浮揚させている者達の総合力です。(内弁慶)だから正体がありません。

 私たちはあまりにも役所や御用マスコミを信じ過ぎました。役人たちと御用マスコミは調子に乗り、限度が判らなくなってしまったようです。社会は深く病んでいます。真実が隠されたことから男たちは正義感のあてを失いました。正義感の無いオスは男ではありません。去勢された家畜も同然、エサ(カネ)に群がるだけの獣にすぎない。

 私は8年前から阿久根市政の腐敗した現実をお知らせしてきました。その効果もあって「職員の市民に対する態度はずいぶん良くなった」と言われます。しかしそれはホンの見せかけだけ、役所の体質は変わっていません。国のあり方と連動しているので、阿久根市役所だけがこっそり「国家のためから、市民の為」に変わる事は極めて難しいのです。

私は阿久根の改革に真正面から取り組みました。
 職員の給与公開をしたことで、どこに正義があるかを知る市民が増え、職員や議員、職員につながる利権団体などの妨害を抑えて2年あまり市長をすることにもなりました。(自治労蜜柑議員が操る)役人と議員の集団は基本的にロボットと変わりません。カネや権力の為になんでもやってしまいます。ですから、市長としての経験から言っても最も重要な改革は市民の改革です。
 
 市民が変わらない限り役人も政治家も変わりません。「有権者が政治家の生産者」です。有権者が社会全体に対して責任感が無ければ責任感の無い政治家を産む。当たり前です。
私は市民の、真実と対面する勇気と不正を正す正義感を育てる事が社会を救う唯一の道だと信じています。

 人として生きていくことは、苦しく悲しいものです。だからこそ慈しみあわなければいけない。この阿久根で、慈悲を胸にし、真実と正義を貫く市民が数多く育つ事を本当に願っています。