西岡参院議長が手記「菅・仙谷には国を任せられない」

(日刊ゲンダイ2011/1/7)

「菅・仙谷には国を任せられない」と切り捨てたのは民主党出身の西岡武夫参院議長だ。8日発売の「文芸春秋」に寄稿した手記で、2人を酷評している。
菅については「国家観、政治哲学を欠いたままで国を担う資格なし」。
仙谷についても「放言はとどまるところを知らない。問責決議を受けたのは当然」と批判を展開する。とりわけ菅に対しては諫早干拓事業への対応についても「すべてがスタンドプレーありきの思いつき」と手厳しい。

焦点の仙谷の処遇には「(問責の)『法的拘束力のなさ』を理由に平然としているのはいかがなものか」と交代を要求。「小沢一郎氏の問題よりも、問責決議を受けながら知らぬ存ぜぬの仙谷長官の問題が大きい」と矛先を向けている。



(日刊ゲンダイ2011/1/7)