[内閣改造]大畠経産相交代へ (日刊ゲンダイ2011/1/8)

◆野田、前原、片山は留任

年頭から「平成の開国元年」などとブチ上げていた菅首相が、内閣改造で大畠章宏経産相を交代させる検討に入ったと毎日新聞(8日)が報じた。
菅首相は会見で、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)について6月をメドに判断すると強調した。一方、大畠氏はTPP参加は「かなり難しい情勢にある」と慎重姿勢をとり続ける。
TPP参加を推し進めて日米関係の修復を図りたい菅首相は経産相の首をすげ替えることで、内閣改造で新味を出したことをもアピールする狙いがあるようだ。野田財務相や前原外相、片山総務相は留任させる見通し。

焦点の仙谷官房長官についてはギリギリまで情勢を見極めて判断する構えだ。仙谷氏とともに問責決議を受けた馬淵国交相は16日まで訪米する予定で、内閣改造は17日が有力となっている。
党役員人事では岡田幹事長、玄葉政調会長を続投させる意向だ。




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