仙谷続投あらためて「ノー」
(日刊ゲンダイ2011/1/11)

◆参院西岡議長、菅首相に

参院で問責決議が可決された仙谷官房長官の続投方針に対し、西岡武夫参院議長があらためて「ノー」を突きつけた。
きのう(10日)夜、議長公邸で仙谷続投について理解を求めた菅首相に対し、西岡は「ダメだ。参院としてノーと言った」と突っぱねたという。西岡は月刊誌でも「通常国会では、小沢氏の問題よりむしろ、問責決議を受けながら知らぬ存ぜぬの仙谷長官の問題が大きい」と主張。「菅・仙谷には国を任せられない」とバッサリ切り捨てている。
一方、窮地に立たされた仙谷はBS11の番組に出演し、「国会を動かさないからクビを切れという話は政治論、パワーゲームとしてはあり得ても、憲法論としては無理筋」と強がった。