●石川議員らの公判前整理終了=取り調べ録音記録を採用-陸山会事件
(時事通信2011/02/03-13:10)http://p.tl/qksp
 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反罪に問われた元秘書の衆院議員石川知裕被告(37)らの公判前整理手続きが3日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であり、中堅ゼネコン「水谷建設」の水谷功・元会長(65)らが証人として採用されたほか、石川被告が東京地検特捜部による再聴取を録音した記録も証拠採用された。
 元秘書3人の同手続きはこの日で終了。公判は7日から始まり、石川被告に現金を手渡したと供述した元水谷建設社長(53)や、取り調べを担当した検事ら十数人の証人尋問などが行われる。
 関係者によると、この日の同手続きでは、水谷元会長のほか、弁護側が申請していた水谷建設の運転手が証人として採用された。弁護側申請の石川被告の秘書と、検察側が申請した小沢氏の別の元秘書については、採用するかどうかの判断は公判に持ち越された。



●東京地裁、水谷元会長を証人採用 陸山会虚偽記入事件
(共同通信2011/02/03 13:24)http://p.tl/ieXV
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京地裁(登石郁朗裁判長)は3日、元私設秘書の衆院議員石川知裕被告(37)=政治資金規正法違反罪で起訴=の弁護団の申請に基づき、公判で中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の水谷功元会長(65)を証人として採用することを決めた。
 元会長は東京地検特捜部に対し、石川被告と元公設第1秘書大久保隆規被告(49)への「裏献金」提供を裏付ける供述をしたが、石川、大久保両被告は受領を全面否定している。
 弁護団は、元会長が弁護側に対し「本当のところはよく分からない」などと答えたことから、法廷であらためて証言してもらう必要があると判断した。元会長の心境に変化があった場合には、申請を取り下げることも検討している。



●水谷建設元会長の証人採用決定 陸山会事件で東京地裁
(日経新聞2011/2/3 13:21)http://p.tl/GWGG

 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京地裁は3日、元秘書3人に対する公判前整理手続きで、中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の水谷功元会長(65)の証人採用を決めた。衆院議員、石川知裕被告(37)=同法違反罪で起訴=ら元秘書側が証拠請求していた。初公判は2月7日、開かれる。

 関係者によると、水谷元会長は東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、小沢氏側に計1億円を提供したと供述したとされる。周囲には最近、資金提供を否定する発言をしているという。

 元秘書側は「水谷マネー」の授受を一貫して否定。水谷元会長の尋問で、収支報告書の虚偽記入は裏金を隠す目的があったとする検察側の構図を突き崩す狙いがあるとみられる。



●水谷元会長を証人採用、東京地裁が決定
(TBSニュース 2011年2月03日14:38) http://p.tl/Qsrx
 今月7日から始まる民主党・小沢一郎元代表の政治資金をめぐる元秘書らの裁判で、東京地裁は弁護側の申請に基づき、小沢氏側に裏献金を渡したとされる中堅ゼネコンの元会長を証人として採用することを決定しました。

 小沢氏の元秘書で、衆議院議員の石川知裕被告ら3人は、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の収支報告書にウソの記載をしたとして政治資金規正法違反の罪に問われていて、裁判は今月7日に始まります。

 検察側は、中堅ゼネコンの「水谷建設」から小沢氏側に1億円の裏献金が渡り、これが犯行の重要な動機になったとみて裁判で立証する方針ですが、東京地裁は石川議員の弁護側の申請に基づき、水谷建設の水谷功・元会長を証人として採用することを決定しました。

 石川被告らは一貫して「裏献金」の存在を否定していて、弁護側は水谷元会長の証言によって検察側の主張を崩すねらいがあるものとみられます。




●陸山会事件 元秘書側が水谷建設元会長を証人申請
(産経新聞 2011.2.2 19:42)http://p.tl/mLFf
 小沢一郎民主党元代表(68)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(37)らの弁護側は2日、中堅ゼネコン「水谷建設」の水谷功元会長(65)を証人申請した。3日の公判前整理手続きで東京地裁が採否を決定するとみられる。

 関係者によると、水谷元会長は東京地検特捜部の任意の事情聴取に、同社の元社長(53)らを通じ、小沢被告側に平成16年10月と17年4月に5千万円ずつ計1億円を提供したとの趣旨を供述。しかしその後、周囲に「渡したかは分からない」などと話したという。

 同社の元運転手については弁護側、検察側ともに証人申請した。元運転手は特捜部の任意聴取に、16年に元社長を裏金の受け渡し場所まで送迎したと供述したが、現在は「記憶がない」などとしているという。