顔やばいよ…菅パニック症候群だ! まばたき1分100回
(ZAKZAK 2011.02.10) http://p.tl/qvsV
 菅直人首相(64)が壊れてきた。2011年度予算案と関連法案を成立させるため、政策的に相当距離のある社民党に秋波を送っていたが、ついに米軍普天間飛行場の移設費用の執行凍結を検討し始めたというのだ。場当たり政治は今に始まったことではないが、ここにきて「菅首相はパニック症候群ではないか」との声まで聞こえてきた。

 菅首相の“症状”については後述するとして、その迷走ぶりは日に日に加速している。

 民主党は8日から、社民党との実務者協議を開始。社民党が求める「普天間移設費用の取り下げ」や「法人税率引き下げ」などを話し合っている。その協議を受け、菅政権は予算案の修正は拒否するものの、普天間関連費用の執行を当面凍結する検討を始めたようなのだ。これは朝日新聞が10日報じた。

 菅首相は先月24日の施政方針演説で「日米同盟は、わが国の外交・安全保障の基軸」といい、「普天間移設問題は、昨年5月の日米合意を踏まえ、危険性の一刻も早い除去に向け最優先で取り組む」と公約している。社民党取り込みのために公約を反故にして普天間予算を凍結することは、外交政策の変更・修正だ。日米合意の履行を求める米政府を怒らせるのではないか。

 元駐レバノン日本国特命全権大使で作家の天木直人氏は「沖縄海兵隊のグアム移転は米国の事情で遅れている。グアムのインフラ整備のため国際協力銀行の融資や、思いやり予算を停止・減額すれば米国は激怒するだろうが、朝日が書いた『キャンプ・シュワブ兵舎等移転関連経費(約7億円)』など18億円程度なら痛くもかゆくもない」といい、こう続ける。

 「何より問題なのは、小手先の予算調整で社民党を取り込もうとする菅政権の姿勢と、その程度のイカサマで菅政権の延命に力を貸し、権力に近づこうとしている社民党の姿勢だ。姑息としかいいようがない」

 菅首相は9日、「今、(社民党の)政調と国対を含め議論を詰めている。そうした努力を待ちたい」と発言。社民党の福島瑞穂党首は「法人税率引き下げと米軍普天間飛行場移設関連費用が計上されている以上、承服できない」と語ったが、裏ではこっそり手を結んでいるのではないかとの疑念はぬぐえない。

 そんななか、9日の党首討論で見せた菅首相の異常な様子が、永田町や霞が関で話題となっている。

 自民党の谷垣禎一総裁や公明党の山口那津男代表が「マニフェスト破綻を認めよ」「衆院解散で国民の信を問え!」などと発言している間、菅首相は着席して聞いていたが、異常な数のまばたきをしていたのだ。

 本紙記者が数えたところ、まばたきはなんと1分間に100回前後。わざとやろうとしてできる回数ではない。そのときの菅首相の顔は真っ赤だった。

 この“症状”について精神科医の日向野春総氏は「25回でも多いのに、100回とは危険。パニック症候群に入っていると言っていい」と話す。

 「自分の生き方(=政策や政治姿勢)を否定されて、不安になり、パニックに陥ったのでは。1分間に100回となると、頭の中の思考は止まっている。論理的な思考ができなくなっており、同時に心拍数も上がる。顔が赤くなっていたのが、その証拠だ。想定していないことを聞かれると、思わぬことを口走る可能性がある。『助けて』と叫んで倒れてもおかしくない。放置すると、次の段階の『鬱』に進む。早く医者に診てもらい、薬を飲むべきだ」

 こんな“診断”を受けるような人物がいま、国政の頂点にいるのだ。