●民主会派離脱届 小沢氏系メンバー衆院議員16人の名簿
(産経新聞 2月17日(木)11時8分)http://p.tl/hrjU
 民主党会派からの離脱を届け出た衆院議員は、次の16人。(敬称略)
 渡辺浩一郎(比例東京)、大山昌宏(比例東海)、小林正枝(比例東海)、菊池長右ェ門(比例東北)、三輪信昭(比例東海)、石井章(比例北関東)、豊田潤多郎(比例近畿)、石田三示(比例南関東)、水野智彦(比例南関東)、相原史乃(比例南関東)、渡辺義彦(比例近畿)、高松和夫(比例東北)、熊谷貞俊(比例近畿)、川島智太郎(比例東京)、笠原多見子(比例東海)、川口浩(比例北関東)


●民主若手議員 会派離脱届提出
(NHKニュース2011年2月17日 11時8分)http://p.tl/1R2m
民主党の小沢元代表に近い16人の若手の衆議院議員は、執行部が、小沢氏に対する処分の案を決めたことなどは納得できないとして、岡田幹事長宛てに民主党の会派を離脱する届け出を出したのに続いて、横路衆議院議長宛てに新しい会派の結成届を提出しました。これに対し、執行部側は、会派離脱は認められないとしています。
民主党の比例代表選出で当選1回と2回の小沢元代表に近い衆議院議員は、17日午前、国会内の民主党の控え室を訪れ、岡田幹事長宛てに16人が、衆議院の会派「民主党・無所属クラブ」を離脱することを届け出ました。続いて、横路衆議院議長宛てに比例代表東京ブロック選出の渡辺浩一郎氏を会長、比例代表東海ブロック選出の笠原多見子氏を幹事長とする、新しい会派の結成届を提出しました。渡辺氏らは、党執行部が▽小沢氏が強制的に起訴されたことなどを受けて、裁判で判決が確定するまでの間、党員資格を停止する処分の案を決めたことや、▽菅政権は、官僚主導になっているうえ、消費税の増税などに言及するなど、おととしの衆議院選挙の政権公約・マニフェストを見直そうとしていることは納得できないとしています。また、民主党は離党しないとしています。渡辺氏らは、記者会見して、今回の行動に至った理由などを説明することにしています。これに対して、党執行部は、会派の離脱は認められないとしています。衆議院の事務局によりますと、先例では、議員が会派を離脱する際は、会派の代表者が届け出たうえで、議長が決済することになっているということで、今回のようなケースは聞いたことがなく、会派の代表者への確認が必要だとしています。


●衆院16人が会派離脱表明=小沢氏系、処分に反発-執行部は認めず・民主
(時事通信2011/02/17-10:48)http://p.tl/70x6
 民主党の川島智太郎氏ら小沢一郎元代表に近い比例代表選出の衆院議員16人は17日午前、党執行部が決めた小沢氏処分の方針に反発し、衆院の民主党会派からの離脱を党の事務局を通じ岡田克也幹事長に申し入れた。川島氏らは午前11時から衆院議員会館で記者会見し、会派離脱を決めた理由などについて説明する。ただ、会派を離れても離党はしない意向だ。執行部は会派離脱を認めず、党の方針に従うよう説得するとみられる。
 特例公債法案など2011年度予算関連法案の参院での否決が確実視される中、十数人が会派を離脱すれば、衆院で3分の2以上の勢力を確保して再可決・成立させる道もほぼ閉ざされることになり、求心力低下が進む菅政権にさらなる打撃となるのは必至だ。
 川島氏らは会見に先立つ同日午前、国会内の幹事長室を訪問し、岡田氏宛ての会派離脱願を党職員に手渡した。メンバーの一人は、小沢氏を党員資格停止とする執行部の方針に反対するとともに、菅政権が09年の衆院選マニフェスト(政権公約)の見直しを検討していることに対し「今の民主党は自分たちが考える党とは全く違う党になっている」と批判した。
 一方、党幹部は、会派離脱願の扱いについて「受理しない」と述べた。 


●小沢氏系16人が民主会派離脱届を提出 新会派結成を届け出る 政権に打撃
(産経新聞2011.2.17 10:32)http://p.tl/Wmpw

 民主党の小沢一郎元代表を支持する比例代表選出を中心とする衆院議員16人は17日、党執行部が決めた小沢氏への処分に反発し、民主党会派から離脱する意向を固め、衆院事務局に新会派結成の届け出を提出した。同日午前に記者会見して表明する。複数の小沢氏側近が明らかにした。

 今国会では、特例公債法案など平成23年度予算関連法案の参院での否決が確実視され、執行部は衆院での3分の2以上の賛成により再可決、成立させるシナリオを描いている。そこに15人が会派から離脱し法案採決時に造反すれば、成立は不可能となる。ただ、15人は会派を離れても離党はしない方針だ。

 15人は17日中に岡田克也幹事長に会い、小沢氏を党員資格停止とする処分に抗議するとともに、会派離脱の意向を伝える見通しだ。岡田氏は離脱を認めず、党の方針に従うよう説得するとみられる。安住淳国対委員長は17日、「党内手続きがない限り新しい会派を出すことはできない」と指摘した。

 小沢氏側近は「今回は第一弾だ。この動きは広がる」と明言する。比例代表選出議員にとどまらず、選挙区選出の議員にまで離脱の動きが波及する可能性がある。菅政権への打撃は必至で、菅直人首相の求心力低下に拍車がかりそうだ。

 会派とは国会で活動を共にする議員による団体のことで、2人以上の議員で結成できる。国会は政党ではなく、議長に届け出た会派を中心に運営されるが、会派は通常、政党単位を基本に結成されることがほとんどだ。民主党の場合、「民主党・無所属クラブ」を結成している。同じ党の議員が別の会派を結成するのは異例だ。


●小沢氏処分で弁明日程を調整 民主党倫理委
(共同通信2011/02/17 10:11)http://p.tl/RhGd
 民主党は17日午前、政治資金規正法違反の罪で強制起訴された小沢一郎元代表への党員資格停止処分をめぐって党倫理委員会を党本部で開催した。小沢氏が倫理委の求めに応じ弁明する意向を固めたのを受け、具体的な日程を調整する。早ければ18日で検討するが、週明けにずれ込む可能性もある。

 倫理委メンバーはいずれも小沢氏支持派ではないため、小沢氏の弁明によって「判決が確定するまで党員資格停止」との処分内容が変わる可能性は小さいとみられる。

 16日に開いた倫理委は小沢氏に弁明の機会を設ける方針を確認。会合後、党事務局を通じ小沢氏側に出席を打診した。

 倫理委は弁明手続きが終わり次第、意見をまとめ常任幹事会に答申。早ければ来週中にも処分を正式決定する運びだ。