前原グループ 衆院選準備を指示

(日刊ゲンダイ2011/2/26)

早期解散の臨戦態勢

民主党の前原グループが、衆院選の準備をはじめたことが分かった。
前原グループ「凌雲会」(40人)の幹部が、早期の解散・総選挙に備えるようにグループの若手議員に指示したという。東京新聞などが報じている。

前原グループが動きだしたことで解散・総選挙の流れが一気に強まることは間違いない。
前原グループは、前原誠司、仙谷由人、枝野幸男など菅政権の中枢を占めている。近く菅首相が「破れかぶれ解散」に打って出るか、総辞職に追い込まれ「ポスト菅」が解散するか、いずれにしろ早期の解散・総選挙は避けられないと判断したようだ。

今週前半、グループ幹部が都内の日本料理店に当選1、2回生の衆院議員十数人を集めて指示した。
前原グループは17日、幹部が集まり、4月の統一地方選の惨敗は避けられない、菅内閣は持たないとの認識で一致したようだ。




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