感想が長くなるので…Twitterに投稿するのも躊躇われて、放置してるブログを使うのは今だろ!って思ってブログを動かしています。


ストーリー面には触れてませんが、プリキュアたちの仕草、演出面の感想を綴ってますので

ネタバレにご注意ください。

また、会場ごとに演出の違いがあると思うので、その点ご了承ください。




デリシャスパーティ♡プリキュア ドリームステージ

9/18 14時の回

in 東京国際フォーラム

を観てきました!


だってナルシストルー推しは観た方が良いってTwitterのフレンズたちが言ってたから…


デパプリ、久しぶりに全話追えてるプリキュアです。

(去年はTVerでとびとびだったので…)

あらためて、今年からの見放題サービスの施策に感謝です。


プリキュアの全国ツアーの舞台を見るのはスマプリ以来(今年スマプリ10周年らしいですね…)なので、

ドキドキしながら観に行ってきました。


過去にお子さん向けイベントの仕事をしていた頃があり、

このような場で純粋に客席側にいるのがほぼ初めてだったので、

なんか失礼がないか…マナー違反してないかな…などとソワソワしました。


そんなわけでキョロキョロしてみて、多分チラホラ大友の仲間さんもいらっしゃったと思うんですけど、全然気配を感じなくて、

改めて大友のパイセン達のマナーの良さに大変感服しました…




ま、そんなソワソワを感じてられるのも開演までなんですけどねぇ!

ここからが本題。

お話については公式サイト等を観ていただくということで、キャラフォーカスの感想を綴ります。


ほんと、プリキュアが鬼盛り可愛くって、マスクの中で「かわいい…」って何度呟いたことか。

映画を見ても、アニメを見ても、どんな感想を抱いても口から出てくるのは「かわいい…」だけになるのは何故なんでしょうね(おめめぐるぐる)


・ゆいちゃん(キュアプレシャス)

超元気センター!可愛いのに力強くて、ザ・ピンクキュア。嬉しい時楽しい時に両足揃えてぴょーんって飛ぶのほんと可愛かった。

キャロちゃんの手を取って見つめ合うとことかとても王子様。

アニメでも思ってるけど、ゆいちゃん、可愛いのにかっこいいのなぜ…


・ここねちゃん(キュアスパイシー)

元々控えめな子なのでめっちゃ前に出ないんだけど、よく見たら何かしてるから見逃せない。これが舞台のいいところです…目が足りません…プリキュアたちの細かい仕草を楽しみたいならリピート検討した方がいい…

キャロちゃんに「可愛い…」って言ってるところで膝ついてとろけてるの超可愛かった。君が可愛い…スパイシーともに、何かあるとぺこってお辞儀するのお行儀良くてすごーく…かわいい…


・らんちゃん(キュアヤムヤム)

いちばん動いてる。いちばん暴れてる。たぶん。上下運動が激しい。動きのらんちゃん節が炸裂しとるの最高にらんちゃん…かわゆ…なんとも言えない独特の動きが多くて、言葉で言い表せない。今わたし、らんちゃんの語彙力が欲しい。

キャロちゃんに背中とおしりで「てーん」ってぶつかってからのみんなで笑い合う流れがとても可愛かった…あのくだり演出最高すぎた…


・あまねちゃん(キュアフィナーレ)

私はあまねちゃんの女になりました。あばば。

3階席にいたんだけど、クイズ大会の合間に、2階席、3階席に端から端までいっぱい手を振ってくれたんだ…これが生徒会長の力…

アニメの時から思ってるが、ロングスカートでフリルもいっぱいついたお服なのにどうして優雅でかっこいいんだろう…菓彩家の次女(4番目の子)に生まれたいってずっと思ってるけど、今日その願いがさらに強くなったよ…

あまねお姉ちゃんの妹になりたい…

ハイタッチ会の時に、ほっぺた指でトントンってして語りかけてくれた仕草とても…妹になりたい…なんで私30代なんだろう。


・マリちゃん

美。

マリちゃん徹底して非戦闘員なんだけど、キャロちゃんをさっと背に庇う背中がめちゃくちゃかっこよかった…マリちゃんの生デリシャスフィールド美しかった。

がっしりしてるのに、指先のひとつひとつが柔らかくて上品で…

マリちゃんは美…


・ブラペ
ひらみの王。
マントの質感を活かした動きが良すぎる…タキシード仮面みが強い役回り。センターで2回くらい決めた旋風脚?回し蹴り?がひらみのメインディッシュなのでブラペファンは堪能していただきたい…

キャンプ回でひとりでバスで帰ってったのかわいそすぎるってツッコんだのが記憶に新しいせいで、君また迷子なのかい?ってなった。
早くプリキュアに正体あかせるといいね…

・エナジー妖精
3階席からは存在しか確認できないけど、ちっこくてめっちゃ可愛い。変身前にちゃんとプリキュアに抱かれてるの良い…
跳ねた時にパタパタするパムパムのお耳がめちゃくちゃかわいかった。

・キャロちゃん
もっと近くで造形を見たかった…!劇団飛行船さんのTwitterに上がる写真、こういうときにありがたいです…
もう5人目のプリキュアでは?って思うくらい元気いっぱいでかわいい…
お祭り用のドレスになってからの「両手両足バンザーイ」がおてんばお姫様で可愛かった。
(状況が大丈夫なら、もっとモチツキ王国の住人が出てきたのかな…と思うと、少し寂しい…コロナめー!)
膝から崩れ落ちるシーンでの、ドレスのシルエットがとても美しくてとても良かった…


そんなわけで…もう本当に可愛いがいっぱい、ありがとうがいっぱい…
冒頭、お姉さんがお約束を話してくれてるところでゆいちゃん出てきただけで涙が出ました…可愛いで涙腺を壊すのがプリキュアです…

いつものアニメも大好きなのだけど、
舞台はセリフがない時もプリキュアがそこにいて、些細な動きがずーっと続いているので、
ああ、プリキュアがそこにいる!って思えて本当に良かったです…

…というわけで、大本命のナルシストルーについて語ります。

・ナルシストルー
私、彼目当てで来ました。

他のナルシストルーの女達も言ってるけど、ナルシストルー推しはこのショーを絶対観た方がいい。
ナルシストルーの供給だけでチケット代にお釣りが来ます。
何回も出てきて嫌味三昧。奴の性格の悪さ(褒め言葉)を心ゆくまで堪能出来ました…

アニメでは基本、出てきてレシピッピ探してトルルンして高いところに立って嫌味言って帰る、という出番ですが、
めっちゃ出てくる。めっちゃ絡む。めっちゃ嫌味言ってくる!!!
立ったり座ったりウロウロしたり…ほんとにいろんな仕草が見られます。
これほんとにチケット代1枚分でいいのか?

東京国際フォーラムの3階席だったのでお顔はほとんど見えませんでしたが、劇団飛行船さんのどアップ写真を予め見てたので脳内補完しました。
お姿が完璧すぎるんだわ…

件の写真は「劇団飛行船 ナルシストルー」で多分ヒットします。
リプ欄がナルシストルーファンの聖地。

3階席にいても登場の瞬間前のめりになるくらいの衝撃なので、あの顔面、あの芝居を近距離で被弾したら両隣の親子連れさんをびっくりさせてしまったかもしれない。
いっそ3階席でよかったのかもしれない。

ウバウゾーに戦わせて、ナルシストルーは基本的にはしっちょで見てる、段に座ってる等なんだけども、
段に座るシーンでね、
あの綺麗な顔と優雅なお服で、こう、足を
ガッ!と開いて!座るんです!何度も!
足を組んで座ったかと思ったら、
ガッ!って行って、ダーンって足をついて…なんてお行儀の悪い…(歓喜)
君は顔が綺麗だけど擦れてるとこあるよね…いつも余裕そうに見えて、たまにとんでもないトーンで「虫唾が走る」とか言っちゃうような、そういうとこ好きになったのよ…
もうこれだけでナルシストルーの女達はお釣りが来るので、ほんと観に行って…

ブラペ、フィナーレ、***(ネタバレ配慮、後述します)との立ち回りがあるよ!
基本直立、腰を落とすことなどない。
飛んでくる拳を直立のまま片手で止める。蹴りを片手でいなす。
痛そうなことは大体ウバウゾー任せ。この圧倒的強者感。

あと、お話の面では、
アニメだとわりとサラッとしてるけど、何度も出てきてはどっから出てくるねんてレベルの語彙力でずっと嫌味、煽り、嘲り。シーン数的には3回くらいトルルンする。
個人的にはキャロちゃんの肩に手を置いた瞬間がとてもやばかった…

このチケ代でこんなに推しの供給あっていいのかな…チケット代で足りてる?モットハラウゾー?
霞を食ってるとは言わないけど朝露をすするくらいはしてるのがプリキュア悪役ハマリ勢なので…
ナルシストルーの酷いところを心ゆくまで味わえるドリームステージ、ほんとオススメです…

ちなみに「ミュージカルショーだし、ワンチャンナルシストルー踊らんかな…」と思ってましたが、帰ったままでしたね…
帰るな…お前も踊れ…ウルフルン先輩のように…

それはともかくとして、
他のブンドル団は、セクレトルーは前線に出ない、スピリットルーは登場タイミング的に無理…という理由があるにしても、
ドリームステージにナルシストルーがキャスティングされたことに感謝が止まりません。
ありがとうがいっぱい。



…上演中はプリキュアたちの可愛さにひたすらキュンキュンしてたんだけど、
こうして書いてみると、自分が思ったよりもナルシストルーが好きでめっちゃナルシストルー見てたんだなというのを自覚しました。

コロナ禍の都合もあって、ドリームステージオリジナルキャラ等の部分はややコンパクトかな?って思ったけれど、
プロジェクションマッピングのような映像を使った演出もあって進化を感じられて、
ドリームステージからしか得られない栄養素をいただきました…!

特に、変身のたびに違う演出に感激した。映画でもフル尺流すくらいの見せ場だもんね。
冒頭、照明による目潰しと映像のみかと思ったら、パネルを使った早替えも健在…!
プロジェクションマッピングが使える今だからこそのパネル×映像の変身、スタッフさんとプリキュアの技が光る瞬間・袖から流れてくるパネルなどなど…
ショーのかっこいいところ、全部詰まってる演出でした。


プリキュアが私たちの街に来てくれた!目の前にプリキュアがいて、踊って、歌って、戦ってた!って、こんなに嬉しいことなんだなぁ。

拍手で沢山応援して(ほんとは声に出して頑張れ言いたかったよね、小さいお友達、ちゃんとお約束守れてえらいなぁ…)、ハイタッチをして、

帰りのスーパーのお菓子コーナーでプリキュア商品を目にしたときに「私はさっきこの子達に会ったんだー!」って気持ちに大人でもなれるから、
小さいお友達の喜びはもっとすごいのだろうなぁ。

舞台を見た!っていうだけじゃないエネルギーを、たくさんもらいました。
楽しかったです。

司会のお姉さんのエプロンドレスも可愛かったなー。
スタッフのお兄さんがブラペとジェントルーのぬいぐるみを首から提げてて、最後お見送りしてたの可愛かったです。
この会場、細かなところにも愛を感じました。





というところで
この先は(最近の演出知らないから、もしかしたらファンの方にはおなじみかもしれないけど)前情報なく劇場で驚いてほしいから、ワンクッションしておきます。





















・トロプリ、ヒープリ
近年の演出を知らないんですが、これってもはやオールスターズショーでは?!!
パンフレットの裏表紙で演出を察してしまった自分の記憶を消して、もう一度頭から見たい…!

日曜起きれない勢でプリキュアシリーズからちょっと離れてて、TVerで観られると気づいた去年、プリキュアを再び見始めて、
ご時世的なものもあってショーに行かなかったことをちょっと悔いていました。

キュアサマーが舞台に現れた瞬間、ここまでずっと我慢してた涙が出ました。やっぱりお日様みたいだなぁ。見たいとこたくさんあるのに、サマーがいると視線が吸い寄せられてしまいます。

サマーとグレースの手繋ぎパンチがすごく素敵だった。

サマーはYouTubeに登場することが多いので割と「知ってるー!」感あるんですけど、トロプリの5人が勢ぞろいで観られたの、本当に、行ってよかったです。
鮮やかで、とびきり素敵でした。

トロプリの最推し、ラメール可愛かったなぁ。
最後のダンスタイムのみの登場だけど、わがままで、プライド高くて、そしてとびっきり美しくて気品溢れるラメールでした。
プリキュアは、次の年になったらほんとに会えなくなっちゃうから…後悔のないように、足を運びたいと思ったのなら運ばねば、と思いました。

ヒープリはここまで完全ノータッチで来てしまったんだけど、お話がとても素敵らしいので見てみたいなぁ。

何も無い瞬間のプリキュアたちのお芝居について何度も書いてきたけど、
作品またいでプリキュアが集まった時の小さな交流、アニメでまだ絡みのない組み合わせでのポージングとか、ステージだから見られる要素をたくさん見ることができました。

フィナーレとラメールの背中合わせポーズがとても優雅だった…



行ってよかったです!!!!!!!!!

おわり!

本日、劇場で #僕霧 2日目を迎えております!


私はいつも、私にチケットをお申し付けいただいた方に、劇場までの道案内などをご案内するお便りをお送りしているのですが、


劇場のある街や劇場のことなど、現地の様子とかもご紹介したいから、


お送りした分にちょっと加筆して、ブログにも掲載します!



***


この度は、配信でのご観劇チケットをご予約いただき、まことにありがとうございました。


少しでも気分を出していただくため、普段ご観劇の前日にお届けしているご案内のお便りをお送りします💌


明日2/12の配信公演は、18:45開場、19時開演です。

18:45以降、Tigetの「マイページ」に「配信を見る」というボタンが出現しますので、そちらからご覧ください。


(これは経験談なのですが、事前にご自身の環境での視聴手順を確認しておかれると慌てなくて済みます)

(私は先日のヒメヒナちゃんの無観客ライブで、どの画面を使って視聴していいかわからなくなり、前日にすっごくドタバタしました)

(機種やブラウザによって見え方が違うので、ヘルプとかを見ながらイメトレしておくと、とても安心です)


上演時間は現地の換気休憩、カーテンコールを含めて、およそ2時間5分を予定しております。


余談ですが、現地「中野ウエストエンドスタジオ」周辺は懐かしい商店街が広がっております。

最寄駅からはこんな感じの道のりを歩いていただきます。



中野駅周辺は、劇場やアニメグッズショップ、古くからある商店街、オフィスビルが同居する、とても不思議な景色の街です。

劇場までの道のりで、新井薬師というお寺さんの参道を通ります。

素敵な雑貨屋さん、昔ながらの道具屋さんなどもある、素敵な景色です。



新井薬師前駅周辺は、昔ながらの商店街があり、スーパーや薬局の他、個人経営の飲み屋さん、お肉屋さん、レストランなどなど、

何も無い時にもぶらついてみたい街です。


お店の並びに、ずっと緑色の屋根が連なっています。


(ただ、夜の回終演後には、この状況で全て閉店しているため、今回は何も食べて帰れません…無念)


いっぱい気になるお店がありますが、特に駅前のたこ焼き屋さんが気になっています。

公演期間のいずれかに、テイクアウトしてみようと思います。


さて、そんな街を歩いてお越しいただいたら、

「Studio Life」と看板を掲げたビルがあります。


ここが会場です。


1階入口で受付を済ませていただいたら、劇場ホールは地下1階。


コンクリート造りの壁が囲む、ひんやりした空気の中でお芝居をお楽しみいただきます。

この時期、人によってはちょっと寒いかもしれません。


…以上が、現場の様子です。

今回はそれぞれのリラックスできる場所でご観劇いただくことになるかと思います。


ご自身の視聴環境でも、どうぞ暖かくしてお楽しみください。


それでは、明日は「ご来場」心からお待ちしております!



中野ウエストエンドスタジオ(WestEndStudio)への道のりのご案内です。

○住所
〒165-0026 東京都中野区新井5-1-1 スタジオライフ
劇場公式サイトはこちら

○西武新宿線「新井薬師前駅」より(徒歩約7分)

1.新井薬師前駅の南口を出ます

2.改札を出たら、右に進みます

3.唐揚げ屋さん「福のから」さんの角で左に曲がります。

4.道なりにまっすぐ歩きます。
(長めに歩きますが、信じてまっすぐ進んでください)

5.途中で道が分かれています。
・「不動産のマツザキ」さん、「ナカノのセイコツイン」さんのある方の道へ入り、
またまっすぐ進みます。

5.少しすると、進行方向右手に劇場があります。
「Studio Life」と書かれた建物の1階に入口があります。


○JR(中央・総武線 または 東京メトロ東西線)「中野駅」より(徒歩約15分)

1.中野駅北口を出ます。商店街「中野サンモール」のアーケードに入ります。

2.アーケードの中をまっすぐ進んでください。
(アーケードは混み合うので、早めに向かわれることをおすすめします)

3.突き当たりの「中野ブロードウェイ」に入り、そのまま反対側の出口まで抜けてください。

4.「中野ブロードウェイ」を出ました。
横断歩道を渡って右へ行きます。

5.道の左手に「新井薬師参道」の入口が現れます。くぐってください。

6.参道を直進します(長めに歩きます)

7.美容室「nomad」さんの角を右に曲がります。

美容室さんの外観のアップです。

8.直進し、参道の出口を出ます。

9.横断歩道を渡り、「ファミリーマート」さんと「スギ薬局」さんの間の道に入ります。

10.「ドミノピザ」さんを通り過ぎると

劇場に到着です。
「Studio Life」と書かれた建物の1階に入口があります。

お気をつけてお越しください。




*SpecialThanks
板谷美霞(中野駅ルート写真撮影)



地元の話なので、写真とか載せられないので文のみなんですけど、

 

はじめて!おしゃれなレストランの、お昼時に店先で売ってるお弁当買ってみました!

唐揚げのお弁当です。

唐揚げのお弁当として見るといいお値段したんですけど、明らかに夜の本営業で出してるタイプのおかずが入ってました。

 

食べた事のない感じのお洒落な味のポテトサラダとか!

名前が分からない野菜の、にんにくが香る付け合わせ(知らないシーフード入り)!

唐揚げにかかってる野菜ソース(いい匂いがする)!

 

ちょっとした贅沢でした。盛りもすごく良くて、お腹ぱんぱかりんになりました。

 

 

飲み屋さんとかがお弁当出してるの、大変な状況で…というのは重々承知してるけど、

お弁当買えるの、良いなと思ったんです。

 

 

お酒を伴って(まあ、私はアルコール飲めないんですけど)行くお店って、ついつい行きつけのところに行ってしまうんですよね、普段。

 

だから、いつも通る道の気になるお店も、いつも気になってるくせに行かなかったりしますし、お店に入るって行動もちょっとハードルが高い。

それで、入り口をよく知ってるのに味を知らないお店が山のようにある。

 

でも!

お店の前で売ってるお弁当を食べれば、そのお店の味を知ることが出来る!お気軽に!

 

しかも、飲みに行くのは毎日できないけど、お弁当なら最高で1日3回食べられるんだぞ!(食いしん坊の発想)

 

お店に入って味を知るには一体どのくらいの時間が掛かるかわからないけど、

お弁当なら最高で毎食食べられる。

 

そのペースで近所の店を制覇していけば、近所の店博士になれる日も近いのではなかろうか。

ご近所グルメ王への道のりがぐっと縮むのだ、お弁当によって!

 

 

…もちろん、お店さんが本当に大変で、ほんとならゆっくり仕込みしてられる時間帯にお店の前に立っているのも承知しているけれど、

そういう風に、食べる担当もひとつでも多く楽しみを見出してたら、もっとお互い無敵じゃないかと思う。

 

私のこの一食が、いつかお店のテーブルについてご飯を食べられる日につながってますようにと祈りつつ、

 

 

 

ご近所グルメ王に!俺はなる!

 

 

****

 

 

オタク友達と、「買い支えよう」って言葉で言い訳して、財布の紐緩みすぎてめっちゃ買い物してしまうよね、って話をしてたんですけどね。

 

まあそんな言い訳以外で使う場合、「買い支えよう」って言葉に、ちょっとこう、上からの目線がないとは言い切れないと、ちょっと罪悪感を持って過ごしてたんですよね。

困ってるだろうから、お金を出して、存続させてあげようって。

 

 

私も、見知らぬ、地名もはっきりとは知らなかったところのお刺身を取り寄せてみたりしましたし、別にお取り寄せ元も、どんな気持ちでどこから買われても、注文が入れば入っただけだいじょうぶになるから、きっと私が気を揉んでるだけだけなんだけども。

 

そんな勝手に感じてる罪悪感を解決するのは「これを機に、全く知らない世界を知ろう!」っていう別な気持ちかもしれないです。

元々考えすぎなだけですし。

 

 

かく言う私も、支えていただいてる業界の人間なので、こういう機会に知ってもらおうと頑張っていきたいなと思います。

 

 

(いいっぽい話をして食いしん坊エピソードをごまかした)

ちょっと暗い話というか、たぶん今も、誰も正解を見つけられてなくて、各々決断したって、それがベストな選択だったかずっと悩み続けているような、そういう話をします。させてください。

 

お芝居の「観る」担当の方々には、ちょっと夢が壊れそうなので、回避したい場合は回れ右をお願いします。

 

 

またも、エンタメは苦境に立ってます。

前回、力を尽くしてギリギリでもった方々が、今回ももつのか今度こそ分からず。

 

 

というか、2月なら大丈夫でしょう、元気いっぱいお芝居するぞー!と昨夏引き受けたら、形態を検討中(配信との併用準備中)ってもうどういうことですかー!!!

相手が生き物(細かくて、よく増える)だから嘆いたところで仕方ないんですけどね。

誰のせいでもない(政治的な話題はスキップします)。

 

歴史を紐解けば、数十年単位で猛威をふるい続けた感染症もあるので。

 

そこまで詳しくないですが、思えば、

遠く離れていても人がリアルタイムに意思疎通ができる世の中で、

小規模でも自分の作品を発信できるような世の中で、

このような状況になるのは、人類にとって(クソデカ主語)初めてじゃないですか?

 

そりゃ、右往左往もしますって。誰も正解を知らない。

敵は生き物。思うとおりに行くわけもなし。

 

 

わが身を振り返って、自分だったらどうするだろうが、一出演者になって急にリアルな手触りになるんですよね。多分、前回の緊急事態宣言の時は、公演が「たまたま」なかったから他人事だったんですよ。

本当に、ものすごく反省しています。

自分が主催だったらどうする、のシミュレーションが全くできていなかったです。

 

 

もちろん、お客様のことを考えたら、やらないのがベストアンサーかもしれないですけど、

でも、じゃあスタッフさんは?自分みたいに収入につながってない役者はいいけど、お仕事にしてるキャストさんは?劇場さんは?

やったとして、何か起きてしまったら、関係者全員の経歴はどうなるの?報道は、大きい媒体以外の、誰もあんまり知らないやつを、根掘り葉掘りするのが大好きだよ?そこからどう守る?

 

 

主催サイドの一存で簡単に決められるわけでもない。

フェイスシールド、検温、お代金とチケットの受け渡し、客席設営、会場設計。もしも、万が一のとき関係機関とお客様への連絡は?

 

そのへんの事務方をいつも担当しているものだから、やらねばならなくなった時のことを考えると気が遠くなりそうです。

 

 

うちくらいの規模のインディーズ(「小劇場」っていうとイメージが伝わりにくいので、私がよく使う表現)、小規模、興行収入のないイベントは、基本、全セクションのチーフが、よくて片手で数えられる。いや、複数いたらもう御の字。

ちなみにうちの劇団は私一人です。

 

 

商業はいいなあなんて横目で見たって、あっちとこっちじゃそもそもスタッフの頭数が違うんですよね。

資金力も、ノウハウも、関係各所とのつながりの量も違う。

こちらは、演者も団体も、吹けば飛ぶような、よくて個人事業主、事業にすらなってないこともある。

 

同列にして考えたらいけない。

何が起きてるか、どうしないといけないのか、少し冷静に考えなくては。

 

 

・専業のスタッフさん、劇場さん、生計を立ててる役者さんはどのくらいピンチか?(数字)

・劇場公演とは本当に危険なのか?(稽古のリスク、劇場におけるリスク、どちらもそこに行くまでのリスクはどの程度なのか?)

・クラスター発生の際など、有事に主催サイドに求められる対処は?

・中止(または延期)した際の金銭的負担は?(有事の際のリスクと比較して)(比較すんな人命が優先じゃいとは言うけど)(人命優先した結果命を落とす事業主がいないとは言い切れない)(その人命は軽視されていいのか?)(飲食店さんと同じでしょ)

 

まだあると思うけど、明確にしないといけないものは、ざっと考えただけでもこれだけある。

魔法のように解決してくれる、公的な支援があったらいいのになあ(とても大きな独り言)。

 

 

正解が見つからないんだ。誰もが、今した対処が最適解かどうか分からないまま、各々決断したんじゃないかと思う。決行した人も、涙を飲んだ人も、皆苦しかったんじゃなかろうか。

 

 

すっごい規模の広い話をするけど、

「インディーズでしょ、なくなったって問題ないじゃない、好きにやってるんだから、自業自得じゃない」

そんな意地悪な声を想像するけども、実はあの有名俳優さんもインディーズ出身だし、一世を風靡したあの漫画家さんだって、最初は編集部への持ち込みや雑誌の賞への投稿から始まった。

 

私の横にいる、まだ世界がそれほど見つけていない役者さんが、未来のトップスタァでないと言い切れない。

野原が広くなければ、次世代のマスターピースは生まれてこないので、このインディーズの場を維持せねば、人材が育たず、長い目で見て文化が死ぬ。

(実際、私だって演劇の世界で育ててもらってなかったら、生計の数割を声優業で賄う人間にはなってなかったんだもの)

 

 

小劇場の場で、この度の苦難を乗り越えるに際して切り分けていかないといけないのは

 

・仕事がなくなって生計を立てる手段を「今」失うスタッフ、劇場、役者がいること(「他の仕事をすればよかったのに」と石を投げていいのは今までたった一度も娯楽を摂取せずに生きてきた人だけです)

・インディーズがなくなるということは、「未来」において新しい傑作は生まれないという事(今巨匠がいるから不自由してないって?ご存じですか?人間って死ぬんですよ)

 

後者は、まあ自分が死んだ後なので全然知らね、って言えるかもしれない(私は言わないけど)

でも前者は、真横にいるやつが来月息をしていないかもしれないってことで。ある日突然わびしく張り紙が揺れる飲食店と同じです。

 

 

ごたまぜにしないで、

・生き延びる方法を模索する(新しい仕事の方法を作り出す)(結果的に、ステイホームの手助けになる)(もしくは、公的支援の必要性を訴える)(おうちからでもお便りは送れる)

・自分が生き延びて、継承する方法を探す(継承などというと照れくさいけど、それをしてくれた人がいたから今自分が楽しめているのだ)

という、二つの側面から戦っていかねばならないのですな。

 

 

…ていうこと、去年の春からずっと考えてた。

遅くなったけど、今こそ、具体的な行動をする時なのかもしれない。

 

***

 

別に上の文章を、宣伝につなげようと思って書いたわけじゃないけど、目下取り組んでいる舞台が、配信を取り入れることになり、一番身近なトピックだもんで。

 

冒頭にも書いたとおり、よもや今またこのような状況になるとは思わなかった。

稽古場で、劇団さんが定めた感染症対策ガイドラインについて質問が飛び交うこともある。何度も状況を見直している。

 

そんな、平時のお芝居で言ったら「余分なこと」を考えないといけなくなったのに、不安なのに、誰一人腐らず、稽古場が早めに閉まるからと稽古の時間が縮んだら、寸暇を惜しんで集中して稽古に取り組む。

 

平時にはなかったことに悩んでいる、ということに甘えずに、

クオリティを高めることを誰一人として諦めてないこのチームから出てくる作品を、私は目にしたくてたまらないのです。

手前味噌とかでなく。

誰も甘えてなくて、別に私も甘えるつもりなかったけど、ちょっとだけ焦るんです。

すごいチームじゃないですか?

 

 

状況を打開する画期的なアイデアがわくわけでもなく、「これで明るくなったろう」と札束を燃やすこともできなくてもどかしい限りですが、

そんな鬱屈とした気持ちもすべて、鬱蒼と生い茂る森の木々の、一枚一枚の葉にしたいと、そう思います。

 

 

2月10日~14日、誰もが手放しにお芝居を楽しめるような状況になっていますように。

(アイデアが浮かぶまでは、どうせ私程度にできることも限られてるので、手洗いうがいしながら、祈るくらい許されますでしょ?)(もうずっと、牛丼屋以外で飯を食ってません)(ぴえん)

 

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お席を間引いて、劇場にもお席をご用意しています。

チケットのご予約は 

こちらからお願いいたします。

 

 


だいぶババアです。