2013年作の魔法の不思議雑貨です。

大型のドームですが、元は時計が入っていたっていう再利用ドーム。

 

このドームの作品の物語から、この後の作品とリンクしていって世界観が少しずつ広がっていきました。

ワタシにとって大事な作品になりましてん。

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「鉱物の森」

 

 

 

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いにしえの朽ち果てた遺跡に巻き付く樹木が門番

 


この森に入るには この門をくぐらなくてはなりません

 

 

   

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白い樹木の枝先が 細かく揺れて

 

 

森の奥へいざなう様に動いたならば 

 

 

立ち入る事を許された証

 

 

 

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一歩踏み出すたびに足元の水晶が妖しげに光り

 

 

緑色に発光するキノコがゆっくりと胞子を振りまく

 

 

 

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キノコの胞子は魔法の粉

  

 

吸ったら最後 元の世界には戻れませんよ
  

 

そのかわり 貴方は時間の狭間で 

 

 

あらゆる次元のパラレルを視る事が出来ます

 

 

 

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視る事だけが許された世界がこの森の理(ことわり)

   

  

貴方にとって 全てを捨てても「視たい事」ありますか?

 

 

 

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~魔法の不思議雑貨の物語~

 

 

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さて、この作品は音楽で言うと「デモテープ」みたいな感じですかね。

この素材でどういう質感が出るのか、どういう表現ができるか、といった試作品のようなものでして。
キンピカだった土台も、ペイントでどのくらいアンティークシャビーにできるか、とかねw

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土台のペイントもアクリル絵の具のランプブラックをカスカスに塗って、ブロンズを麺棒で擦りつけてみました。

 

 

白い樹木は、ワイヤーで作ったですよ。
ワイヤーであらかたのデザインをしたあと、ちょっと小細工をしてからペイント。
土台と時計が一体になってた柱状のポール部分だけ残しでデザインに組み込みました。

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そして、もう一つの小細工。

キノコと水晶を、暗い所で発光するようにしましてん。

 

 

蓄光素材を使用。
ホントは水晶も光るんだけど、それほど蓄光させずに写真撮ったんで画面でも暗いですな。

 

 

キノコも思ったよりかは丸く仕上がったですかね~。
もっと工夫の余地ありだけど。
クラスターは本物の細い水晶を1本1本まとめてクラスター状に形成したものです。

 


この作品は今後も少しずつでも手を加えていきたいなって思っとります。