オードリー・ヘップバーン 1961年「ティファニーで朝食を」画像集&セリフご紹介 | Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *

Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *

私の大好きな 美しいもの、綺麗なもの、かわいいもの。 そして 美しい人、綺麗な人、可愛い人をご紹介したいです。
麗しい、美しい、 愛しいものを......
オードリーをはじめとするハリウッドセレブからダイアナ妃やグレース・ケリーなどの各国 王室・王族も。

Breakfast at Tiffany's ホリー・ゴライトリーに扮するオードリー・ヘップバーン。衣装:ユベール・ド・ジパンシィ。

Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-ティファニーで朝食を オードリー

■主な出演:              

オードリー・ヘプバーン ・・・ ホリー・ゴライトリー
ジョージ・ペパード   ・・・ ポール・バージャック
ミッキー・ルーニー   ・・・ ユニオシ(同じアパートに住む日本人)
パトリシア・ニール   ・・・ フェレンソン夫人


Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-ティファニーで朝食を オードリー

猫には名前を付けない、「もらったイヤリングで男性の自分に対する評価が分かるのよ」という発言や男性たちをねずみ(rats)と呼ぶ、アパートの郵便受けには香水びんを置いたり、服役中のギャングの親分を刑務所に週1回訪ね、天気予報になぞらえた暗号を伝達する1回100ドルのアルバイトをしていたり、突飛な言動や行動でポールを含めいろいろ驚かせてくれるホリー。しかしその振る舞いの陰に寂しさと戦っている非常に繊細な神経の持ち主。


Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-ティファニーで朝食を オードリー



台詞の中で最も印象だったのはホリーが序盤にいうセリフと対照的な終盤のポールのセリフ。


Holly: The way I see it, I haven't got the right to give him one. We don't belong to each other.
  わたしには、このネコに名前をつける権利はないの。おたがいに、どっちのものでもないの。


Paul:People do belong to each other.
 人は互いに帰属しあうもの




Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-ティファニーで朝食を オードリー



Paul: I'm....sorry. Is he all right?
  あ、ごめん!そのネコ大丈夫?



Holly: Sure. Sure. He's okay. Aren't you, Cat? Poor old Cat. Poor slob. Poor slob without a name. I don't have the right to give him one. We don't belong to each other. We just took up one day. I don't want to own anything until I find a place where me and things go together. I'm not sure where that is, but I know what it's like. It's like Tiffany's.
  もちろん、だいじょうぶよ。そうでしょ?ねこちゃん?哀れな名無しの野良猫ちゃん。だって私はあなたに名前をつける権利はないから。お互い所有し合わないの。ある日出会っただけ。私自身とわたしの持ち物がいっしょに落ち着ける場所が見つかるまでは何も所有したくないのよ、わたし。それがどこにあるかわからないけれど、それがどんなところだかはわかるわ!それはティファニーみたいなところ。



Paul: Tiffany's? You mean the jewelry store?
  ティファニー?あの宝石店?


Holly: That's right. I'm crazy about Tiffany's. Listen. You know those days
when you get the mean reds?
  そのとおり。わたしティファニーに夢中なの。聞いて。レッドな気分の時ってあるでしょ?


Paul: The "mean reds?" You mean, like the blues?
  「レッドな気分て?」ブルーな気分みたいに?


Holly: No. The blues are because you're getting fat or it's been raining too long. You're just sad, that's all. The mean reds are horrible. Suddenly you're afraid, and you don't know what you're afraid of. Don't you ever get that feeling?
  ちがうわ。ブルーなときっていうのは太っちゃったときとか、雨がなかなか止まないときよ。ただ悲しいの。それだけ。でもレッドな気分はもうひどいもんよ。突然、怖くなるの。でも何が怖いのかわからない。そんな気分になったことない?


Paul: Sure. Some people call it angst.
  ある。それを不安と呼ぶ人もいる。



Holly: When I get it, what does any good is to jump into a cab and go to Tiffany's. Calms me down right away. The quietness, the proud look. Nothing very bad could happen to you there. If I could find a real-life place that made me feel like Tiffany's, then... then I'd buy some furniture and give the cat a name...I'm sorry. You wanted something. Oh, the telephone.
  もしそんな気分になったらタクシーに飛び乗ってティファニーに行くの。すぐ治るわ。あの静かですました所がすてきよ。不幸なんてあそこには一切ないの。ティファニーにいるような気分になれる所へ引っ越せたら、家具を買いネコにも名前をつけるわごめんなさい。わたし、何かしようとしていたわ。そうそう、電話、電話。


Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-ティファニーで朝食を オードリー



Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-audrey hepburn


HOLLY: Do you see what I mean, how nothing bad could ever happen to you in a place like this? It isn't that I give a hoot about jewelry, except diamonds. Of course, personally, I think it'd be tacky to wear diamonds before I'm forty.         
わかるでしょう?こういう場所にいると、あなたに悪いことは決して起こらないのよ。ダイヤモンド以外の宝石に大騒ぎするわけじゃないけど、もちろん、自分にとって、40歳になるまではダイヤモンドをつけるのは見苦しいと思うの

Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-ティファニーで朝食を オードリー


 Paul: 予算が限られていてね。
 Salesman: おいくらで?
 Holly: 10ドルよ。
 Salesman: 10ドルですか。
 Paul: それが精一杯でね。
 Salesman: わかりました。
 Holly: 10ドルで買えるものあるかしら?


Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-ティファニーで朝食を オードリー


PAUL: You know, something you said this morning's been bothering me all day.
  今朝あなたが言ったことだけど、一日中ずっと気にかかっていたんだ


HOLLY: What's that? 

 何が?        


PAUL: Do they really give you 50 dollars whenever you go to the powder room?  

 化粧室ヘ行くたびに本当に50ドルもらえるの?  


HOLLY: Of course.  

もちろんよ



audrey hepburn dangling holder

audrey hepburn dangling holder

Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-オードリー・ヘプバーン



Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-Breakfast at Tiffany's


ポールの郵便受けに挟んであるメモから

Darling Fred -- Please forgive last night. Can you stop in for a drink tonight about 6-ish?

Your friend, Holly Golightly 
  昨夜はごめんなさい。今夜6時ごろちょっと飲みにいらっしゃいませんか?

あなたの友人、ホリー・ゴライトリー


オードリー・ヘップバーン

オードリー・ヘップバーン



audrey hepburn


audrey hepburn breakfast at tiffany's

audrey hepburn breakfast at tiffany's

audrey hepburn breakfast at tiffany's

audrey hepburn breakfast at tiffany's
Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-Breakfast at Tiffany's

           撮影中、ギターを練習するオードリー


Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-Breakfast at Tiffany's


ムーンリバー

1961年のアメリカ映画「ティファニーで朝食を」の主題歌

作詞はジョニー・マーサー

作曲はヘンリー・マンシーニ

同年のアカデミー主題歌賞を受賞。


ホリー・ゴライトリーがまだテキサスにいたときから抱いてきた「夢」がテーマに。原作に「眠りたくないし、死にたくもない、ただ旅して行きたいだけ、大空の牧場を通って」という一節があり、作詞家ジョニー・マーサーは、この延長線上にマーク・トウェインの小説ハックルベリー・フィンを加えて情緒を盛り上げました。


  Moon River, wider than a mile,
  I'm crossing you in style some day.
  Oh, dream maker, you heart breaker,
  wherever you're going I'm going your way.
  Two drifters off to see the world.
  There's such a lot of world to see.
  We're after the same rainbow's end--
  waiting 'round the bend,
  my huckleberry friend,
  Moon River and me.


  ムーン・リバー。1マイルより広い川
  いつか私は胸をはって、あなたを渡ってみせるわ。
  あなたは私に夢を見せてくれた

  そしてあなたはそれを打ち砕いてもくれた
  あなたが何処に流れて行こうとも、私はついて行くわ。

  二人は岸を離れ、世界を見て、さまよい歩く流れ者  

  見るべき世界はたくさんあるわ。

  きっと“虹の端”にある同じものを
  二人は探しているんだわ
  それは、あのカ-ブを曲がったあたりで待っているかもしれない。
  幼馴染み(my huckleberry friend)の友達、ムーン・リバーと私。



Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-オードリー・ヘップバーン ファッション
1961 tiffany's




ポール・バージャクが名無しのネコちゃん(ホリー)に...。


PAUL: You know what's wrong with you, Miss Whoever-you-are? You're chicken, you've got no guts. You're afraid to stick out your chin and say, "Okay, life's a fact, people do fall in love, people do belong to each other, because that's the only chance anybody's got for real happiness." You call yourself a free spirit, a "wild thing," and you're terrified somebody's gonna stick you in a cage. Well baby, you're already in that cage. You built it yourself. And it's not bounded in the west by Tulip, Texas, or in the east by Somali-land. It's wherever you go. Because no matter where you run, you just end up running into yourself. 


  君の名が何だろうと、君は臆病だ。人生を真っ向から受け止める勇気がない。人が生きてることを認めない。愛さえも。人は愛し合うんだよ。お互いのものになるんだ。そうしなきゃ本当の幸せなんてつかめない。きみは自由の気でいても。野性のままに生きていると思っている。それで、かごに入れられることを恐れている。でも、ね、もうきみは、そういう檻に入っている。自分で作った檻の中にいる。その檻はテキサスでも南米でもついて回る。 自分からは逃げられないからね。




tiffany




1929年 5月4日生まれ

1949年 舞台 Sauce Tartar

1950年 舞台 Sauce Piquante
1951年 『若妻物語』 - Young Wives'Tale  


1952年 イギリス映画『初恋』(はつこい、The Secret People)、「paradise」、 『我らモンテカルロへ行く』We Go To Monte Carloの撮影でモナコにいたオードリーはブロードウェイの舞台劇『ジジ』の主役を探していた作家コレット女史に、「私のジジがいた」と見初められ、主役に大抜擢。この『ジジ』公演の前、ロンドンで受けたフィルムテストによって『ローマの休日』の主役にも抜擢され、1952年6月からローマでの撮影に入る。


1953年 24歳のとき「ローマの休日」が公開。同年、デザイナーのジバンシーとの出会う。「麗しのサブリナ」で共演したウィリアム・ホーデンと恋に落ちるも、ウィリアムが子供が出来ない身体と知らされ別れを選択。「ローマの休日」の共演者グレゴリー・ペックから夫となるメル・ファーラーを紹介され、舞台「オンディーヌ」で共演。舞台出演中にアカデミー賞主演女優賞決定の知らせを受ける。


1954年 「ローマの休日」でアカデミー最優秀女優賞を、そして3日後、舞台「オンディーヌ」でトニー賞をダブル受賞。ストレスと過労で、母と愛するメルの不仲に挟まれ食事を受け付けなくなり、マスコミから逃れるためスイスで療養。母の反対を押し切り1954年9月25日メル・ファーラーと結婚。



1955年、26歳のときメル・ファーラーと共演した『戦争と平和』の撮影直前に流産。


1957年 『パリの恋人』 Funny Face、「昼下がりの情事」の撮影。同年、28歳の時 映画『アンネの日記』の出演依頼が来るも、あまりにつらすぎてアンネ役は演じられないとして辞退。


1958年 シスター・ルークを描いた「尼僧物語」撮影。アカデミー最優秀女優賞ノミネート。夫メル・ファーラーとアンソニー・パーキンスとの「緑の館」は失敗作に。


1959年 バート・ランカスターとの西部劇「許されざる者」の撮影中(1959年1月28日)落馬して重傷。お腹の赤ちゃんは無事だったが.4ヵ月後の5月撮影を終えると2回目の流産。


Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-ティファニーで朝食を


1960年 7月17日に息子ショーン・ヘップバーン・ファーラーをスイス・ルツゥエルンで出産。ハリウッド・デビューから9本目の作品の「ティファニーで朝食を」の撮影は1960年9月、出産2か月後31歳のときに撮影が開始。パラマウント社との契約であと3本の映画に出演しなければならなかったという事情のほかに、1960年代に入って、世の中の道徳観が変わりつつあり、イメージを変える意味合いもあったとか。「クレオパトラ」や「ウエスト・サイド物語」の出演を断る。アカデミー最優秀女優賞ノミネート。


1962年 『噂の2人』 The Children's hour
1963年 『シャレード』 Charade 『パリで一緒に』 Paris When It Sizzles

1964年 『マイ・フェア・レディ』 My Fair Lady

1966年 『おしゃれ泥棒』36歳のときに3度目の流産を経験

1967年、 『いつも二人で』 Two For the Road 『暗くなるまで待って』 Wait Until Darkで5度目のオスカー候補になるものの、4度目の流産を経験し埋められない溝を感じ別居。

1968年 離婚。


1969年 1969年1月18日に10才年下のイタリア人精神科医アンドレア・ドッティと再婚。

      ほぼ引退状態に。
1970年  2月8日に帝王切開でルカ・ドッティを出産。


1975年 長いブランクから再び映画界に

1976年 『ロビンとマリアン 』Robin and Marian

1979年 『華麗なる相続人』 Bloodline

1981年 『ニューヨークの恋人達』 They All Laughed
      離婚。


1987年 Love Among Thieves (T.V.)

1989年 『オールウェイズ』女優業引退。

1992年 10月、ユニセフの親善大使としてソマリアの難民キャンプ訪問。癌が発見される。開腹手術を受けるが手のつけようのない状態。

1993年 1月20日、スイス・ローザンヌ近郊ボー州トロシェナズ村で永眠。




Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-ティファニーで朝食を


こちらでもオードリー・ヘップバーン 「ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)写真をご紹介しています→