ふっくらしていたシャイなレディは
1年で心配なほどほっそりと。はかなさを備え傷つけば傷つくほど魅力は深まり...
■ウェールズ公妃ダイアナ
姉の元カレであったチャールズ皇太子と、交際1年で結婚したダイアナ元妃。プリンセスという名にぴったりの美貌にスタイル、透き通るような白い肌の持ち主で、頬をピンク色に染めはにかむ笑顔は世界中でダイアナ旋風を巻き起こした。
チャールズとカミラの関係は24～25歳ごろ、ダイアナがわずか11歳のころ、1972年から始まりました。
結婚10年前からの関係があるカミラとの交際をやめず自分に興味を持ってくれない皇太子の態度に心を病むようになり、自傷行為、過食嘔吐を発症。毎晩嘔吐後、ベッドに入ってくるダイアナ元妃を皇太子は避けるようになり、ダイアナ元妃も浮気をするように。夫婦関係は修復不可能となり、別居後、お互いの秘密を暴露しまくるなど醜い争いを繰り広げました。
彼女のスキャンダルとなったのは最後の恋人エジプト系のドディ・アルファイドとの交際。ドディの父、モハメド・アルファイドは、ロンドンの名門百貨店ハロッズやパリのリッツ・ホテルのオーナーという大富豪。御曹司である彼とダイアナ元妃はステイタスでは釣り合いが取れていたが、ドディはイスラム教徒でした。
再婚するとしたらダイアナ妃は改宗しなけれなならなず、将来王になるであろうウィリアム王子やヘンリー王子に悪影響を与えると懸念され、イギリスの国王の母がイスラム教徒だということはあってはならない、大問題と報道されました。
1997年8月31日、ドディと共に乗った車がパパラッチに追跡された末、事故を起こし死亡。享年36歳。「ダイアナ元妃は妊娠していた」というウワサが流れ、悪どい武器商人もいるようなアルファイド一族との子どもが、将来の王と異父兄弟関係にあってはならないと抹殺したのではという暗殺説が流れるように。最愛の息子ドディを失ったモハメドは、「事故は英米の情報機関員ら5人よる陰謀だった」と主張。パリの捜査当局に再捜査を要請したが、却下されています。 チャールズ皇太子は何度も警察の調書を受けました。
2003年10月には、ダイアナ妃が亡くなる10カ月前に執事宛てに書いたという、「私を交通事故に見せかけて殺す計画がある」という手紙が公開され、本物かどうかが大きな話題となった。しかし決め手となるものはなく、時間の流れと共にうやむやにされてしまっています。
ダイアナ妃 事故後の車（妃は映っていません）⇒●
1993年別居直後ダイアナ妃が友人にあてた直筆のレター。「夫は私の車をブレーキの故障の『事故死』、深刻な頭部外傷を計画している」写真、記事の真ん中⇒● ・●
2013年新聞「The Daily Mail」と米国のタブロイド版新聞「The Globe」は、死の直前にダイアナ妃が自分の息子ウィリアム王子と彼の未来の花嫁に宛てて残したメッセージが残っていると伝えました。
それによれば、メッセージの入った録音の内容は、ダイアナ妃が自分が殺されることを知っていた事を示している可能性があり、残された音声から2つの断片が発表されました。
一つの中で、「‘Cherish your children for me. Let them know I’ll love them and watch over them.’私のため、あなた達の子供達を大切にするように。私があなた方を愛し、今後もあなたたちを見守っていることを知ってほしい」と述べており、又もう一つの録音の中で彼女はウィリアム王子の花嫁を「beautiful, smart and independent「美しく聡明で自立した人」なのだろうと想像。未来の花嫁に対し「I know I’d adore you and we’d be fast friends. You’d have to be someone truly special. If you weren’t, you wouldn’t be William’s wife.’ 早く共通の言葉を見つけたいわ。いい友人になれると思う。あなたは何か特別でなくてはならない。そうでなければ、ウィリアムの妻にはなれない」と語りかけているとか
ジュエリーは英国王室に帰属するもの。ダイアナ妃がみにつけたものはカミラが。
アレクサンドラへのウェディングギフトでウェールズ大公の嫁が着けるものとされています。
2014年ここ数カ月でカミラが女王を侮辱したとか、チャールズとカミラが離れて座るとか、別に来場する姿が目立つなどチャールズ皇太子とカミラ夫人の離婚情報のうわさが何度か上がっています。おふたりは結婚9年目。
次の王位継承権があるのはもちろんチャールズ皇太子であると義理母エリザベス女王にもその権利を主張し続けているカミラ夫人。もちろん順位ではそれが正しいのですが、クイーンは（息子のあれやこれやがあったので）ずっと「継承者はきまっていない」というスタンスで、いまや英国を62年間も率い守り続けています。
3歳から皇太子をしているチャールズ皇太子自身も国王になることに興味が薄れ、野生・自然保護の活動を熱心にやっていきたいといわれているとか。ただカミラーはチャールズが国王にならないならば、離婚も辞さない様子なのだとか。カミラ夫人は今回の件について口外しないことを条件に、英国王室に２億ポンド（３億５０００万ドル）を要求し、エリザベス女王は、カミラ夫人は英王室の名誉を汚していると指摘し、離婚の意思は認めたものの、彼女には「１ペニーも」支払わないと語ったとか。
ロシアの怪僧ラスプーチンがは「バッテンベルグ家（Battenberg）の者が英国王になったら英国王室は滅びる」と予言。
バッテンベルグ家は、ヘッセン家の支流に属し、ヘッセン＝ダルムシュタット方伯、後にヘッセン 大公の家系となったヘッセン＝ダルムシュタット家の分家。女王の夫であるフィリップ殿下の家系にあたります。