千野のヒトリゴト

千野のヒトリゴト

アバランチのボーカルが何かブツブツ言ってるだけのやつ

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たぶん俺は「自分には関係ないこと」や「自分の考え方とは違う」とか「望んでいない可能性や未来」

について、人よりも多く無視してきたタイプの人間だと思う

 

バンドをはじめた頃は、その望んでない未来や納得できない常識(という名の屁理屈含め)とかに縛られたくなくて自分の考え方とそれに関係する世界だけで生きていきたくて、そっちに目を向けることで精一杯で

嫌っていたそれらを「無視」しているという自覚なんて全くなくて、ただ反発するみたいに自分の行動や関心を思うようにやってきてた

 

自覚のある無視と、自覚のない無視を区別する必要なんてのはこの際あまりないんだけど

無視することで知らず識らずの内に大切な誰かや何かを裏切っているのと同じようなことになってしまっていることってのがあると思う(あった)

 

だからこそなのか、昔の自分からしたら意に反してなのか、

今では何もしていないことや何かしたことで誰かや何かを裏切ってしまっていないかって、いつもすごく気にしてしまう

 

自分にはわからないことで、誰かが怒っていたとして

急に自分に対して何かキレた感じで絡んでくる人がいたとして

全く身に覚えがなかったとしても、その「身に覚えがないこと」がその人を怒らせてしまってるんじゃないかとか

身に覚えがないけど何かしちゃってたんじゃないか、、とか

色んなことを気に留めず無意識に無視してきた俺は実際に言われてみたらめっちゃすみません案件が過去に多々あった

だからすごく気にしてしまう

 

どうも、気にしいな千野です

 

 

 

これから先はきっとそういった知らず識らずが意識しなくても目に見えてしまうようになる気がしている

人の沸点は人それぞれだし、裏切りの定義も人それぞれ

信頼があるから裏切りという解釈が生まれるけどその信頼っての自体とても曖昧にとても不可思議なタイミングや理由で人は抱く

それも勝手に抱いたりもする、勝手な想像で

それで勝手に裏切られたー!わー!ってなる(場合がある)

 

もしそういう事例だったらそんなの気にしない方が良いはずなんだけど

気にしい族からしたら「理屈はわかってるけど、それどうやるの??」ってなってしまうし

 

で、勝手にとかじゃなくて自然に当たり前にお互いに何度も確かめあって生まれた、大切にしている相互的な信頼があったとして、それでも裏切りは起きる

当たり前に起きる

 

それが無視や何もしなかったことから意図せず起こってしまったことだとしたらそんなに怖いことはない

 

この思考は堂々巡りで考えすぎること自体めちゃくちゃ不毛なんだけど

もっとシンプルでいいはずなんだけど

 

もしかしたらこの気にしい族的な性質に助けられることもあるかもしれない

 

 

今、ライブハウスやバンドは首の皮一枚のところでギリギリなんとかしようと耐えている

俺たちにバンドを教えてくれたあのバンドも、やり方も仲間も環境も与えてくれたあのライブハウスも

やってきた今までに意味を与えてくれたみんなも

 

裏切れねえよなあ

 

だから無視できない

 

全部コロナの所為にするのは簡単

でも、コロナの所為にして何もしなかったら、それを選んだのは自分

 

「こんな状況でも何かできるかもしれない」っていう可能性を無視しない

 

来月、いいことあるから待っててね

 

 

じゃあ、またね

 

 

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New Single「オリオン」 2020.03.13 Release

01. オリオン

​02. 透明

 

今後の予定など詳細は公式WEB SITEにて

公式ONLINE SHOPでも買えます。

 

ONLINE SHOP(通販)はこちら

 

「オリオン」Music Video

 

千野が本気で答える匿名&非公開のお悩み相談はこちら

したい。昨日5月29日は本当なら下北沢MOSiCでライブのはずだった

そして明日は甲府KAZOO HALLでライブのはずだった

こんなふうにライブがなくなってしまった日々を過ごすのは、もうあと5回きりにしたい。

https://www.avalanche-official.com/live

 

 

どうも、千野です

先日、6月に控えていた「オリオン」リリースツアーファイナルと、裏ファイナルがどちらも延期になったことを発表しました。

その翌日の5月26日、今決まっている予定の中では唯一となるライブ

「すずきゆうき勇退会」が行われました。

この日を最後に、Ba.鈴木雄樹がアバランチから退くこととなり、現体制ではラストのライブ

それを現在の世界の状況もあって有料の配信ライブという形でおこないました。

 

最後なのに配信だなんて、きっと誰も望んでなかったやり方だったと思う

でもコロナのせいで「やらない」とか、「延期」とかそういうのはなんか違う気がしたんだ

ゆうきの今後の為にも、アバランチの今後の為にも、先に進む為に

 

こんな状況の中でのやり方についてERAから話を聞いたり、アバランチからも色々お願いしたり、ゆたちんさんとも何回も話し合って今回のライブを配信という形でやらせてもらうことになった

協力してくれた下北沢ERAに感謝

もちろん見てくれたみんなも、本当にありがとう

結果として、配信ライブは本当にとても良いライブになりました

 

5月26日 「すずきゆうき勇退会」は6月9日までアーカイブが残ります。

当日見逃してしまったって人は今からでも配信チケット買って見れるので是非

←画像をタップでチケット購入ページへ

 

 

このライブが終わって、一旦はスケジュールが白紙になり、Baメンバーの席も空いてしまったアバランチだけれども

バンドとしての活動と次のライブへの準備は進めています

楽しみにしていて欲しい

 

早く良いニュースも届けられると良いな。ライブ再開とかリベンジツアー日程決定とか!

メンバー加入とかね!

(アバランチを弾きたいベーシスト!連絡くれ!)

 

新曲もどんどん出したい

 

 

緊急事態宣言が解除されて、街に人も多くなってきたけど

それを期に感染者数はまた増え始めているから

ライブハウスがライブハウスらしく運営を再開できるのがいつになるのか

バンドがバンドらしく活動できるのが、いったいいつになるのか

 

感染者を出すわけにはいかないけど、このまま今の状況が続いてしまったら間違いなくライブハウスもバンドも息が続かなくなる

早くなんとかしたい

もう「本当ならライブだった日」は嫌だ

 

 

配信ライブも良かったけど、演奏しながら歌いながら、やっぱりお客さんが現場にいる生がいいって思ったんだよね、強く

あれが当たり前だったなんて思ってないし、こうなる前から全然いない日だってあったし

良い感情も落ち込むことも、全部あってそれがやっぱり現場だからだった

最初から非日常だった

 

だから強く求められるもので、俺たちはそれに心を踊らせてこの世界に飛び込んだはず

それが現場

 

 

早くたくさんお客さんのいる現場、ライブハウスで音を鳴らしたい

 

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New Single「オリオン」 2020.03.13 Release

01. オリオン

​02. 透明

 

今後の予定など詳細は公式WEB SITEにて

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と、思ってしまう事例は身の回りにたくさんあるはず

でもそう思っていることを"言葉にして"しまったら、あるいは"伝わって"しまったら

「思っとけ」と思った対象と同じことをしているんじゃないかという気持ちになってしまって、勝手に自分で「思っとく」ことにしてしまいがちな日常をお過ごしのみなさまご機嫌いかがでしょうか?

 

ども、千野です

 

 

そうしていればきっと一番楽なんです。わかります。

 

見る専用のSNSアカウント持ちがちですよね。間違って昔のmixiアカウント見返すととんでもなく恥ずかしい案件だらけだったりしますよねわかります。

 

でもね、今日は黙ってちゃいけないことがあるって気持ちを書こうと思ったんだ

逃げても良いけど楽をしちゃいけない瞬間ってのがあるってことを書かなくちゃと思って

 

このさー、自粛自粛のがんじがらめの中だと

俺たちバンドマンってもうフラストレーションたまりに溜まってどうしようもなくなってしまうんだけれども

そんな中でもやっぱりバンドやバンドマンによってismはあって、こんな中でもちゃんと見えていて

話せばわかることがあって、意思があって

 

今回のことでやり方を見直すことも必要だったり、やり方を変えないという意思を貫いたり

その選択は様々だと思う

何が正解かなんて誰にもわからない

だって前例のない事態におかれて、前例がなかった世界から前例がもうある世界線へ移行されちゃってるから

今までの正解がもう当たり前に正解ではなくなってしまっているから

 

ただでさえわからない事だらけだった今が、わかってたことまでわからなくなって、余計わからない事だらけ放題になっちまってる

 

そんな中でね、当たり前に「ライブやりたい」って

覚悟をもって「やる」って

なんかそれに感動したんだ

 

 

今は、今までだったら信じられないくらいに世間が一つになってると思う

コロナの収束、それに向かって一つになってると思う

これはめちゃくちゃ素敵なことで、良い事

早く収束してほしい

 

その反面ネットの普及で多様化されたように思われている人間の価値観は、情報の均一化で逆に思考まで均一化しているのかもしれないって思ったりもする

きっと3年後5年後、今の考え方のとは逆のことを言う人が必要になってたりもすると思う

なんだけど、今は逆のことを言う人がいたらきっと叩かれたりするんだろうなって

なんの話だっけ

 

 

そう、思い出した

 

それでもさ、もし今思ってることが世界の均一化による同調圧力や風潮に抑圧されて「言えないこと」になってしまっているのであれば、

それは「本当は言うべきこと」であって

その「本当」はいつか誰かの心を打つことにもなりえるし

「言ったこと」それ自体が自分を救ってくれるんじゃないかって思った

 

"強く"思っていること

 

それがどんなネガティブなことであっても

 

「辛い」とか

「嫌い」とか

「逃げたい」とかでも

やりたいことや伝えたいことなんかでもいい

 

それが"強く"思うことなら言葉にすることを恐る必要なんて本当はないはずなんだ

 

 

だって今日や昨日までのことを思い出したらいつだって

自分の代わりに「言葉にしてくれた」誰かや、誰かの歌に

ずっとずっと救われてきたんじゃないかって

 

 

俺には歌を歌う仲間が周りにいて良かった

そう思えた日だった

 

 

最悪の状況の中でも、やっぱり最高は確かにあるんだな

それが一瞬でも

明日になったら忘れちゃうような儚いものでもね

 

 

あなたにとっても

アバランチの歌が、そうであれたらいいなって思った

 

俺たちは"俺たちなりに"

今とこの先を考えてやれることをやる

見ててね

 

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(返事いらないからただ聞いて欲しいってのでも)

 

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という"もしも話"が、とても苦手というか、無駄というか、ほぼ嫌いだったんだけど

その"もしも話"にも種類があった

 

未来に起こりうる可能性を想定して、望まない未来にしないように対策を考える上で必要なもしも話と

 

過去に対して「あの時ああしてたらこうだっかかもしれないのにな〜」とか、「もし〇〇だったらこうならずに済んだのになー」とかの、、、

反省とか"次同じことが起きそうになった時にどうするべきか"を考えずにただIfを妄想してるだけの現実逃避的なもしも話、現状の責任の所在のみを明らかにする為(自分を守為)だけのもしも話

 

言わずもがな俺が嫌いなのは後者だったわけで

 

なぜ嫌いかって言ったら自分がそういう思考癖だったからでずっと不毛なことを考えて不毛なことに頭を悩ませる不毛なやつだからだ

 

やめなきゃと思って、ある時からそれはできるだけしないようにと意識的に変えていったけど

うっかりしてるとすぐにその癖はやってくるもので

その度に自分が嫌いになり自分に嫌いという(歌う)

くだらねえよって

 

 

 

この、ただの後悔への慰めみたいな行為も、いつもと何も変わらない普通の日常の中でだったら

別にそのままだっていいって思えたりもする

誰に迷惑かけるわけじゃないしって

 

ただな。これは命が左右されなければの話だったりもするのかなって

 

俺はその人が決めたことならその人がどんな生き方をしようがどんな死に方を選ぼうがそれに文句つけるつもりはない

望んで死に急ぐなら止めもしない

生き方を強要したりなんてのもするわけもない

 

ただ自分の何気ない行動がもしかしたら望まない形で誰かを殺し

意志とは関係ないところで何かを奪っているかもしれないって考えると

簡単に身動きがとれなくなる

 

単に自分の為だけを考えるなら、身動きが取れなくなるくらいならそんなこと考えない方が良いとか、戦争は人間が人間らしくいる為の自然の摂理だから止められないとか、自分だけは大丈夫別に関係ないから知らんけどとか、、、そういう無茶苦茶理論を振りかざすこともできるんだけど、今は論点が違うのかなって思う

 

今みたいに自分の行動と人の死がリアルに隣り合わせにあることなんて、人生単位でみたってそんなにあることじゃない

戦争を知らない俺たちみたいな世代は特にそう

だから今は

ちゃんとすぐ隣にある「もしも」を考えて

知らない間に知らない意志を殺してしまわないように

 

とか。。

暑苦しいのかな、こういうの

 

本当は今みたいなピンチは実は、みんなで一致団結する為のチャンスだったり

わかりやすく全人類共通の敵が現れてくれたってことだったり

 

そう考えることも出来なくもないのかもしれないのにな

 

ほらね、やっぱりできないでしょ?無理なんだよ

夢見てんじゃねえよって言われてるみたい

 

さて、どうしようかね

何からはじめよう?

宮部みゆきの小説で「返事はいらない」という短編集があった

もうはっきりと内容は覚えてはいないんだけれど、どこか温かい気持ちになる読みやすいミステリーで、おもしれー!とか、興奮した!とかではなく、「ああ〜…、良い」っていう読後感だったことを覚えている

"返事はいらない" に込められた優しさとか、諦めとか、躊躇いみたいなものが

とても人間らしくて好きだった

 

宮本輝の「錦繍」という作品はここ数年で読んだ本の中で一番素晴らしかった(知るのが遅かった)

物語は全て手紙で進んでいく

こっちも最初の手紙は返事はいらないスタンスで書かれたものだった

そこからいらなかったはずの返事とそれに対する更なる返事、手紙だけで進んでいくストーリーが心地良くて

1982年に発行された作品だけど、簡単にメッセージを送り合えてしまう今の時代だからこそ響くものがあった

 

 

思えばアバランチを通して俺が書いてる曲達、歌詞は

自分に対して、返事はいらないって気持ちで書いてたとも言えなくないなーなんて

 

相談部屋の方には「返事はいらない」パターンで、ただ聞いて欲しいということで送ってくれているものもあります。これはそういう「ただ聞いてほしい」っていう選択肢を用意したからそれを選んでくれているんだけど

これがあったから書いてくれた言葉もあったのかと思うと、やってよかったなって早くも思ってしまう

 

昔からなぜかそういう性質で、意図していたわけじゃないんだけど

みんな俺のそばにくるときはくたびれてる時で、大丈夫になったら去っていくんです

だから俺は自分のことを「休憩所」みたいなやつだなって思ってて

"帰るべき家"にもなれなければ、"ついて行きたい憧れ"にもなれない

 

ちょっと足を休めて、立ち止まって、振り返ったり先を見据えたりして、気持ちが落ち着いたらさよならがくる

不思議と寂しくはならない

みんな去るときは少し前(その人にとっての前)を向いて歩いていくから

 

これは今も変わらない

ずっと休憩所

 

それが俺だから、疲れたらまたここに来てくれたらいいんだよね

「いつだってここにいるよ」

 

でも普通みんな大丈夫になったら、少し前を向けたら、もう先に進んでしまうから同じ休憩所には戻ってこないんだよね

だから二度と会わなくなる

それもわかってるから、最初からさよならを想定してるし引き留めもしない

 

それでも前までと少し違うのは、その去っていった人たちと「また会いたいな」って思えるようになったこと

それも、「休憩所ではないどこか別の場所」で

 

俺は俺で「休憩所」でもあり(これはきっと変われない)、「どこか別の場所(できれば目的地)」にもなれるハイブリッド人間になりたいなーなんて、今は思う

欲張りかもしれないけど

 

その為には、出せる返事はちゃんとしていかなきゃいけないかな、なんて今日は思ったよ

 

相談部屋に相談を送ってくれた人のところへライブしに行きたいなって思った

優しさとか、諦めとか、躊躇いみたいなものも全部引き連れて

いらなかったはずの返事も引き連れて

 

ライブで一緒に歌えることがやっぱり一番の手紙だと思うから

 

うん。

\ふざけんなコロナ/

 

ああーー。相談フォームに [お住まいの地域] って欄作っとけばよかったかな?

匿名性が薄れるか、、

 

 

今のところこの相談部屋の活動

もとい

 

1対1

 

続けたいなって思ってます

ライブでもそうだったけど、今はライブができない分

この1対1は大切に、できるだけたくさんやっていこうと思う(需要があれば)

 

何の話だよって人はこれを見てね

https://www.avalanche-official.com/sodan

 

じゃあ、またね