マーティ・フリードマン『シーンズ ~憧憬~』 | 愛しのジャンポール

愛しのジャンポール

友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
$愛しのジャンポール
CDMARTY FRIEDMAN『SCENES』




昨日、ジェイソン・ベッカーを紹介しましたので
今日紹介するのはモッチロ~ン!!この人…


ジェイソン・ベッカーのカコフォニー時代の相方、
マーティ・フリードマンです。



愛しのジャンポール(仮)-BEE-DAVE_big_ed_ed.jpg
スミマセン汗 これは間違いです。




こっちが[正]

$愛しのジャンポール(仮)-marty2_ed.jpg

似てると思うのはワシだけはてなマーク






ところで、このCMをご覧になったことありますかー?




最初、髪をくくってるから顔を見ても誰だか分からなかったんですが、
ピッキングしてる右手のフォームですぐにマーティだと分かりました。
ホント、独特ですもんね。


因みに箏奏者の方ですが…

誰なのか気になって調べたところ、
海寶幸子さんという方でした。

なんと、かの津軽三味線の佐藤道弘さんの奥様だそうです。
知らなんだ。ひとつ勉強になった◎


佐藤道弘さんはジョン・ゾーン絡みで昔、結構聴いてましたので
またそのうち紹介しますね。





マーティといえば
メガデスのギタリストで有名ですが…


愛しのジャンポール(仮)-0d74209c.jpg
↑コレハ カメデス


今や日本のお茶の間の顔と言ってもいいぐらい
よくバラエティー番組等で流暢な日本語を話しているのを見掛けますよね目





モト冬樹とのコンビネーションもバツグンだ。




むしろ英語を話すマーティの方が不自然で違和感バリバリだ。


うん、違和感バリバリぃ。






マーティはハワイでVIXEN、ALOHA、HAWAIIといったバンドで活動してましたが
世界に名が知られるようになったのは87年…

シュラプネルからデビューしたジェイソン・ベッカーとのカコフォニーです。


間奏の所謂“ヨナ抜き音階”のギター・ソロは今聴いても斬新!!


ネオクラシカル・スタイルのジェイソンと
日本の演歌に影響を受けたオリエンタルなスタイルのマーティ…

80年代半ば、イングヴェイ以降に無数に現れた速弾きギタリストの中でも
技巧面のみでなく、ユニークな音楽性も高く評価されてました。






カコフォニーでのデビューの翌年、88年には
初ソロ・アルバム『ドラゴンズ・キス』を発表。

「サンダー・マーチ」は名曲ビックリマーク
スポーツ番組とかのバックでよくかかってたりします音譜









そして90年には超有名バンドのメガデスに加入。

メガデスで多忙を極める中、92年に発表した2ndソロが
本作『シーンズ ~憧憬~』です。





カコフォニー、1stソロ、メガデスと徹底的にヘヴィなサウンドにこだわってきたマーティですが
本作ではなんと!?喜多郎をプロデューサーに迎えたニューエイジ・ミュージック作品です!!
当時、多くのファンをビッキリさせました。
ワシもほんとビッキリしましたYO。



アルバムの前半4曲が喜多郎プロデュースで、
後半4曲はマーティとスティーヴ・フォンタノの共同プロデュース。


白眉はなんといっても5曲目「レルム・オヴ・ザ・センシズ」音譜


日本語の女性ナレーションが奇を衒ってると思われそうですが
まさにマーティの演歌趣味を具現化した佳曲です得意げ



あと、ラストの曲「トライアンフ」は
「サンダー・マーチ」の再演です。

一応音源を↓








最近は石川さゆりと「天城越え」で共演したり、八代亜紀とも共演したり
パフュームの「ポリリズム」をカヴァーしたりもしてますが…

何だかどれもイマイチですねガーン


まー。