押しも押されもせぬ最重要科目!!、、、と言っても過言ではないだろう。

数学のように、実力はあるのに入試本番で舞い上がって全然解けないなどといったケースも、英語の場合は少ない。

成績UPするのに長い時間を要すかわりに、一度成績UPすれば、その後はそう簡単に成績DOWNせず、かつ、「入試本番で全く実力を発揮できない」ということも少ない科目だ。

もう一つある。この科目は言葉であるだけに、勉強すればするほど伸びる科目である。


以下に、やってはならない勉強方法を述べる。

----やってはならない勉強方法 START----

■ダメ1.単語集を一日1ページずつやる。

単語集反対という訳ではない。むしろ賛成であるが、仮に200ページある単語集を1日に1ページずつやるとしよう。最初の1ページ目に戻ってくるのは、何日後だろうか。忘却曲線の思うがままである。
200日経って1ページ目に戻ったとき、その英単語をみてあなたはきっとこう言うだろう。


「Nice to meet you.」


単語集は、出来るだけスピーディにやり、それを徹底的に繰り返すべきである。
例え、1周目、2周目、3周目と勉強しても、全く覚えていなかったとしよう。それでも、脳の中には薄っすら残っている単語がいくつかある。(脳の機能的に)その単語に長文で出会う。その時に、貴方は、「あっ、この単語どっかで見たな、、、」これが狙いの一つだ。このタイミングで、この単語は貴方の脳裏に組み込まれていく。(このタイミングではシッカリ覚えること)


1日に数個覚えるという方法では、「覚えなければ」、「また忘れちゃったよ」というストレスを生む。一方のスピーディな方法では、ある程度その苦痛からも開放される。(単語集10周目くらいになると、さすがに覚えてくる)


■ダメ2.英文法のみを鍛える。

英文法の問題集には、重箱の隅をつつくような問題までを網羅したものがある。「まずは英文法だ」と言っても、その重箱の隅の部分を徹底的にやるのはダメだ。

赤本を見ていただきたい。そのような英文法のみに依存した問題がどの程度出題されているだろうか。
殆どは、長文読解の問題ですよね、、、。英文法は、薄い教材を採用すべきである。


■ダメ3.教科書の丸暗記。

これは、私が中学時代にやっていた方法だ。
英語の文章丸暗記は、いい勉強手法だが、教科書をとにかく丸暗記するってのはダメだ。
どうせなら、基本英文700選やDUO3.0のような、要点の絞られた短文を暗記すべきである。
暗記するときは、「書く」や「声に出す」などの体を使うことにより暗記効率は良くなる。


■ダメ4.辞書のような参考書を少しずつやる。

すんごい厚い参考書がある。
あれを1ページ目からはじめる事は、どう考えてもあり得ない。こういう分厚い参考書を買っておいて、「辞書代わりに使う」って手法も、個人的には好きではない。どうしても分からないことは、教師に聞くか、薄い参考書に書いてなければ、捨ててしまおう。


---やってはならない勉強方法 END----



では、次にどうすればよいかを次のページで述べていこう。