長文の勉強をするとき、又は教科書(リーダー)の予習をするとき、必ず分からない英単語が出てくるはずだ。このとき、我々はしっかりと「類推」を行う必要がある。


文章の前後から、「この単語の意味は何だろう?」って考える。さんざん考える。そして、自分なりに、「この単語はこういう意味なのではないかぁぁ」という予想をした上で、最終段階として辞書に手を伸ばす。このような勉強スタイルをとること!(分からない単語が出てきて、すぐに辞書に手を伸ばすのではない!!)

下記が理由だ。

■(ア) 理由1:受験本番でもその作業を行う

入試問題の中に分からない英単語が一つもない可能性は0%に近い。
つまり、本番でもこの「類推」って作業は必ず行う。
ならば、普段の勉強でこの作業に慣れておこう、、、というわけだ。


■(イ) 理由2:英単語を覚えやすい
 
あーでもない、こーでもないと、、、さんざん考えた単語だ。最後に調べて、やっと本当の意味にたどり着いたとき、あなたの記憶にこの単語が残りやすいことは、言うまでもないだろう。単語帳で覚えようとした時の比にならないほど覚えられる。


■(ウ) 補足

単語帳で覚えるときは、1英単語につき1つの意味だけ覚えれば良い。しかし実際には、1つの単語には意味がたくさんある。ならば、我々は普段の長文読解の勉強の中で、下記のようにして、1つの単語に対するたくさんの意味を覚えていけばいい。


長文の中で英単語を見たとき下記のようにする。

1.まず、自分が単語帳で覚えた意味を当てはめて考えてみる。

2.おや、自分の知っている意味では、なんか文章の意味が変になるぞ

3.類推する。この単語は、ここではxxという意味ではないだろうか。

4.辞書にて単語の意味確認

5.この単語にxxという意味があることを覚える。(抜群に覚えやすい)

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このように勉強することで、入試に必ず登場する長文読解という分野について、本番さながらに演習の訓練ができ、かつ、効率よく英単語も記憶できるというわけだ!!!