以下の文章は、高校3年生、浪人生の方に向けた記事です。

ほとんどが当たり前のことですが、皆さんにとって知らない事実も含まれるかもしれません。
念のために確認をいただきたいと思います。


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テストで高得点を取るためには、当然のことながら「学力」が必要だが、もう一つ重要な要素がある。それは、「慣れ」である。

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例えば、
社会では、よく「正誤問題」が出題される。
記述式の模試で高い偏差値なのに、なぜかマーク式になると偏差値が下がる、、、ってことがある。それは「慣れていないから」である。学力はあれど、その「正誤問題」という形式に慣れていないため、得点が下がるわけである。(正誤問題特有のひっかけ方、、、がある)


あと、数学など、誘導式の問題が苦手な人もいらっしゃる。・・・確かに自分がいつも勉強している時と違う解法で誘導されたら、こりゃたまらんですな。(だからAYAは数学の勉強法のところで、「別解も身につけよ」とアドバイスしている)

また、センター試験。時々傾向が変わるとはいえ、それほど大きな変化ではない。毎年似たような問題形式で出題される。この形式に慣れている人と、慣れていない人では雲泥の差である。
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高校3年生、浪人生は、試験が近づいたら志望校の出題形式に慣れる、、、
ってことを徹底的に行うべきだ。
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(念のために記しておくが、学力がほとんどない状態で赤本ばかりを演習するというのは、これは絶対にやってはならないこと。赤本を見て出題傾向を検討するのと、問題演習するのは全く話が別だ。センター試験の過去問など、基礎的なもので、かつ習い終わった範囲ならドンドン取り組んでいいが)
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過去問(あるいは予想入試問題)を解くときは、、、

・ 本来のよりも若干短く(例えば5分短く)時間設定する。

・ 各設問に対する時間配分を決めておく。

・ 本当に本番と思い込んで、時間を計ってやる。


そして、解き終わったら、きっちり答えあわせをする。解けなかったからといって、ヘコむ必要は全くない。「丸つけだけをやる」ことに何の意味もない。なぜその問題が解けなかったのか、「もし、この知識があれば解けていたのに」という点を、自分が繰り返しやってきた参考書を見ながら確認する。
そうすることで、自分の穴を埋めていく。(その情報はノート等に書き留めておくこと)

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センター試験の英語長文で、「先に設問(選択肢ではない)を見てから長文を読む」、、、とか、同じくセンター英語で「長文のストーリーの流れと設問の並びは同じことが多い」、、、とか、慶応(に限ったことではないが)英語長文問題で、「設問に答えるときは、自分なりに答えを考えておいた上で、その後選択肢から自分の答えに近いものを選ぶ」、、、などなど色々コツがある。


徹底して実戦形式で演習!

それで慣れて、弱点を埋める!

出来が悪いことを決して恐れない!

今、解けない問題に出会うことは、貴方にとって恐れるべきところではなく、むしろ喜ぶべきところだ!!(今解けるようにしておくことで、その問題に類似したものは本番で解けるわけだから)


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さらにさらに!!思いもよらぬ特典が!!

受験本番のことである!不安から自分を解放してくれるのは、何よりも自分自身!!

徹底して演習をしたという動かぬ実績が何よりも自分を安心させてくれる。

「私はアレだけやった。」

「徹底的に出題形式に慣れた。」

「弱点を埋めた。」

そう、あなた自身のやってきた、その光り輝く積み重ねが受験本番での緊張からあなたを解放してくれる。

「慣れた」

「埋めた」

「自信がある」


がんばっていこうぜ!!


合格できるって!!