綾香先生のオトコ磨き講座 -2ページ目

綾香先生のオトコ磨き講座

歌手でカリスマ講師の綾香先生が、世の男性を魅力的にするべく、愛情たっぷりに斬りまくります♪

世の男性の皆様 


お盆明けの平日 いかがお過ごしですか?



今日は「背中」についてのお話し



昔から 「背中を見て育つ」といいます。


その振舞い、言動などを当たり前のように真似て育つことを指す言葉。



自分はどんな背中をしているのか?



「背中」いうのは、自分で見ることができず、


無意識になりがちなところですね。



だからこそ、その人の状態がそのまま表れやすく


それを見て、子や後輩、部下は様々なことを感じているものです。



オトコは背中に責任を持ちなさい!



近年、モチベーションの低い若者が課題になっていますが、


彼らも生まれた瞬間からモチベーションが低いわけではありません。



お手本であるべき「背中」がお手本でなかったからそうなったのでしょう。



こんな話を聞きました。


昔のママゴトは、お父さん、お母さんなど自分より背伸びした役が人気だった。


今は・・・赤ちゃんやペットの役が人気だと・・・



個人差もあるでしょうが、


「成長したくない」と感じる過程には、イヤだと思わせる要因があるはずです。



真似るべき背中に希望を感じるのか?感じないのか?



企業に入ってからも同じです。


先輩や上司の背中がカッコよく見えるのか 見えないのか?



いつも「疲れた」「苦しい」「給料少ない」「いいことない」・・・


そんな言葉とため息をつく背中を見せられていたら、どうでしょう?




私が新入社員だった頃


ある先輩が、新規事業立ち上げの真っ最中でした。


少しうまく進んでは、壁にぶちあたり、


契約がとれては、キャンセルに泣かされ・・・


様々な苦難があり、


先輩は何日も自宅に帰らず、会社に寝泊まりすることもありました。



こんなにツライのか?



そう思いそうなものですが、


先輩は私に話しかけるときには、いつも笑顔で、


「大丈夫だ!うまくいく!まかせておけ!


 最近はどうだ姫?仕事は慣れたか?」


まるでツライことも楽しむかのような雰囲気と、


さらに私を気遣った言葉を投げかけてくれました。



苦難の道だった事業も上手くいき、初日には長蛇の列ができる盛況ぶり。



打ち上げの席で、


上司の「よくやったな」の言葉に、先輩は男泣きに泣きました。



やり切ったその涙の中に、それまでの先輩の


苦難の背中


上手く進んでいる時の背中


達成した背中


常にカッコよくあろうとした背中・・・


様々な背中が浮かびました。



カッコよかった先輩は、のちに若くして社長になっていらっしゃいました。



あなたが知らないだけで、


あなたの背中を見ている人がいます。



オトコは背中に責任を持ちなさい!

その背中で語りなさい!