【トルコ旅行記2019】㉒ 短かったギュンヌルとの時間 | 光を届けるパステルアート 心の宇宙に還る旅

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こんにちは🌞

 
 
 
ブログにご訪問頂きありがとうございます m(_ _)m
 
 
 
 

昨日は一気に冬に突入したような🌧

11月26日は「いい風呂の日」だったそうで。
お風呂に入りたくなるのにぴったりな日となった感じです。
さむい さむい 🥶
時間が無くてシャワーで済ませてしまうことも多いですが、やはり寒くなるとお風呂が恋しくなります。




 
 
トルコ旅行記2019
 
 
このお話の中の会話は
 
ピンクの文字がトルコ語
青い文字が日本語
グリーンの文字が英語
 
でお届けしています。
 
 
 
ただの一旅行者の旅の記録です (^^)
 
 
 
異文化交流だけれど
 
国が違っても人の心は大差無い、という私の目線で繰り広げられる世界をお楽しみ頂ければと思います☆
(だから会話を多くしています)
 
 
前話

 
の続きです。
 
 
 


ビーチから帰ってきてリビングで寛いでいると、ギュンヌルがスマホの写真を見せてくれました。
 


高校の教師仲間とトルコ国内を旅行したそうで、歴史のある場所をたくさん訪れたそうです。


さすが高校教師!


旅行なのにちっとも浮かれてない写真の数々で、真面目な人柄の人達ばかりなのだと感じられました。

(でも女性陣はどの写真でも、ちょっと体を斜めにしてモデルっぽいポーズで写っている)
 



ところで、思い出したことがありました。
 
 
私 : 浴衣、いつ着る?
 
 

去年来た時に、三人にお土産に浴衣をプレゼントしていたのですが、去年は毎日あちこちに出掛けていたので着つけてあげる時間が全く無かったのです。


 
ギュンヌル : ごめんなさい、時間が無いの。 今日私は家に帰らないといけないから。
 


はい?
 
帰る??
 


意味が分からなかったので聞いてみると、翌日の月曜日から学校が始まるので(この日は日曜日)、自分の家(もっと街中)に帰って明日からの仕事に備えないといけないそう。
 



私は今年トルコに来るにあたり、9月にしか行けないと言っていました。
トルコは9月に新学期が始まるので、都合が悪いんじゃないかと思っていたけれど、ギュンヌルが
 
 
私たちも都合が良いわよ~
 
 
とのことだったので、ギュンヌルは延長してお休みを取っているのかと思っていました。



真面目なギュンヌルがそんな事をする訳ないか。。。
 


でも、自分はいないのに私の都合を優先して呼んでくれてたなんて、改めてギュンヌルの愛と優しさを感じずにはいられませんでした😢

 


私は以前、海外で着物を着てみたいという理由だけで着物の着付けを習ったことがありました。
(実際トルコで、お世話になった家族や友人に着物や浴衣を着て見せたり、彼等に着付けてあげると、みんなが喜んでくれました)
 



でも、長らく着てないと当然忘れるので、今年はトルコに来る前に、仲の良い着付けの先生に、復習をさせてもらって準備万端でやってきたのです。
 


ギュンヌル : 私は着られないけど、母さんに着せてあげて。 母さんが覚えて私に着せてくれると思うから。
 


いやいや、1回じゃ覚えられないから。。
 


でも、せめてお母さんとギュルハンには着せてあげよう。
 
 


 
そうこうしている内に夕方になってきました。
 
 
 
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お母さんは夕食の準備を始めます。
 
 
 



 
 
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夏の意定番メニューのジャジュック(ヨーグルトとキュウリなどの野菜やハーブが入った冷たいスープのようなもの)
ピーマンとナスのドルマ
 

安定の家庭料理💕
本当に毎回毎回美味しくて。





夕食ができてもギュンヌルは外に出たまま戻ってきません。
 


私 : ギュンヌルは?
 
お母さん : 外で電話してる。 生徒のことで何か問題があるみたい。
 


テラスに出て外を見ると、ギュンヌルが真剣な顔をして電話をしながら近所の道を歩き回っています。


きっと先生同士の話なのでしょう。



もう明日から学校だから仕事モードなんだなぁ。。。
 


電話が終わってギュンヌルがやっと戻ってきてみんなで夕食となりました。


 
私 : ギュンヌル、寂しいよ
 
ギュンヌル : 悲しまないで。 私もあなたと過ごせなくて寂しいけど、ギュルハンと母さんがいるから、あなたはここで楽しんでね。
 


ギュンヌル~~~ (T_T)
 



 
夕食後、ギュンヌルは家に帰る荷造り。


忘れ物は無いか、あれは持った、これも持ったと確認。



日本から持ってきたお土産は学校に持って行って皆に見せびらかすのだそうです www
 



お母さんが、食べ物や、学校に持っていって皆で食べるお菓子などを持たせています。


ギュンヌルの大きなリュックはあっという間にいっぱいになりました。
 



この光景どっかで見た事ある。。。


うちもそうだ!


どこの国でも、こういう光景が繰り広げられてるんだろうと思います。



どんなに大人になっても、年齢に関係無く、母にとって、ずっと子供は子供、というお母さんは多いと思います。



 
バスで帰るとのことなので、みんなでギュルハンの車に乗ってバス停へ。
 


バス停に着くと、すぐにバスはやってきました。
 
 
 
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一人でバスに乗り込むギュンヌルと、見送る母と弟。


ここからバスで1時間ちょっとかけて家まで帰るそうです。
 



は~、たった二日間しかギュンヌルと一緒に過ごせなかった。
 


去年はギュンヌルは体調があまり良くなかったので、今年一緒に過ごすことを楽しみにしていたのですが、来るのが遅かったか・・・
 


ごめんね、ギュンヌル ショボーン



明日は朝早くに起きないといけないのに、ギリギリまで一緒にいてくれました。


ありがとう、ギュンヌル。。。




ギュンヌルが帰ってしまい、お母さんはちょっと寂しそうでしたが、娘を誇りに思っているのも感じました。
 
 
 
 
続く おすましペガサス