アズマシイn -6ページ目

ファストナハト


詞 曲 αz


穴の空いた身体
埋めたくて注ぐリキュール
まだまだ足りない
さあ、乱れなきゃ

夢見心地装う
楽隊が遮るレスキュー
今夜、星が降る

砂糖菓子を頬張る
気管が狭まる度に
べとつく指先で
髪を掻き毟ってた

痛みを忘れた振りをしてる日々
出来合いの笑顔 上の空のまま
雑な生き方と解っているよ
けれど今も 変われない

音楽は止めない
涙声 掻き消すように
喘ぐ僕は
上手く音がとれないけど

痛みを忘れる温度を失くして
出来合いの笑顔 管を締め付ける
雑な生き方しか知らないまま
今夜もまた 眠れない


ルリイロクロム


詞 αz 曲 流依


眠れないまま迎える 朝焼けが不意に刺さる
肺の中、満たしていた 誤魔化しを吐いて捨てた

躊躇いを覚えた今 数式はグリス塗れ
明日は何を裏切る? 時計が煩い

JUST NOW

SHE SAID,
SOMETIMES I THINK I'M GONNA DRAWN
CAUSE EVERYONE AROUND'S SO HOLLOW

HE SAID,
I TAKE A HIT AND ZONE OUT AGAIN
EVERY DAY.WELL IT'S THE SAME

I WANT TO SEE DAYBREAK

涙の向こうに夜空の瑠璃色
瑕をつけてた秒針
発条仕掛けの未来は鈍色
祈る言葉も持たずに 未だ

夜明けを迎えて忘れる瑠璃色
瑕を深める秒針
発条仕掛けの未来は虹色
祈る言葉は要らない もう


エメラルドプール


詞 αz 曲 流依


陽だまり 銀ラメ 継ぎ足したキメラ
幸せな夢をみた からだがバラバラになった

片耳が聴こえなくて ふらふら
バランスが取れない
人差し指 削れた爪 沁みる痛み
今も手放せなくて

溜息を吸い込んで 向日葵と嘯いて
喉が乾く 声が上手く出せなくなる
戻れない 戻れない 昨日の十字路を
振り返ると 首が痛くなっていく

忘れたいことばかりの僕は
季節外れのプールに潜って
見上げた水面 キラキラしてる
見惚れたまま 息を止めた
排水口が近付いた

人差し指 削れた爪 沁みる塩素
ダメだ 手放せないよ

水の中 冷えていく 少し咽返る
喉が痛む 漏れた声は泡になった
溺れたら 溺れたら わるいゆめもみない
だけど最後、意識、手放す前に、

真水の匂い 肺の中まで満たして
想いを乗せた 酸素を吐いた

忘れたいことばかりの僕は
季節外れのプールに潜って
見上げた水面 キラキラしてた
見惚れたまま 息を止めた
排水口が近付いた