ひつじの日常あれこれ

ひつじの日常あれこれ

8歳と2歳の兄弟と共に生きています。
育児のことや楽しかったことなどを綴れたらいいなと思っています。

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こんにちは☀


ご無沙汰です。


いじめや法律、子供の発達について、ほんの少し勉強しました。


理由は少し長くなります。


夏前にあった出来事です。






小学2年生から子供はよくぶつかり合いをするようになります。


3年生になると、喧嘩になる子も増えます。


私はそれも成長だと思い、見守り、話を聞き、手出しはしないようにしていました。



そんなある日、友達のお母さんからたびたび連絡がくるようになっていました。



息子は弁がたつというか、口数が多い子です。


喋るのが好きで、しばしば余計な一言も出ることは知っていました。


でも友達が多く、いつも色々な子と外遊びをしていました。


喧嘩をしても割と直ぐに仲直りをしていて、人に対して「嫌い」いう言葉を使ったことはありませんでした。



これは担任の先生から聞いたお話です。



Aくんは、小さなことがすごく気になり、過去の記憶と現実が混ざり合う性質の子です。


先生に話す時も、いつどこで起きたことなのか、あまりはっきりと話せないそうです。



息子とは仲が良いと思っていました。



A君のお母さんから、「傷付けられた」「泣いて帰ってきた」という連絡が来るようになりました。



こちらも悪いのだろうと思い、息子から話を聞き取り、悪い部分は謝り、丁寧に対応していました。



それが、A君のお母さんは「いじめ」という言葉を使うようになり、言葉遣いが激しくなって来ました。


私はお互い誤解があってはいけないと思い、会って話す提案をしました。


何度か会う約束をして、終わらない仕事も切り上げる努力もしましたが、どれもA君のお母さんからキャンセルの連絡が来ました。



「いじめられて」と言われたことが気になり、学校にも確認をしました。


息子から聞き取った事実を全て話し、A君のお母さんからの言葉を伝え、「息子がいじめをしていますか?」と聞きました。


先生からの第一声は「息子さんは真っ直ぐなお子さんですよ」という言葉でした。


そして、「いじめの首謀者でもないし、例えそこに誘われた子がいたとしても、誰も加担しようなんて思わないと思います」とお話されました。



私も少しだけど役員をやり、子供達がどんな様子かは知っていました。


どちらかと言うと、陰で悪いことをするような集団からは遠い印象で、息子の同級生の多くは会うときちんと目を合わせてくれます。



とても丁寧な先生なので、私は先生の話は本当だと思いました。




その後、息子はA君に自分から関わらなくなりました。


A君は息子を誘って来るようで、はじめは誘われたら一緒に遊んでいたようでした。



子供同士での行動に手出しはしたくなかったので、私と夫はそっと見守っていました。




個人面談でじっくり先生とお話しした後、事件は起きました。




息子をほんの20分ほど留守番させ、下の子を迎えに行く間の家を空けた時に起きました。




帰ると、息子は過呼吸になるほど泣いていたのです。



普段そこまで泣くことがない子です。



落ち着かせ、話を聞くと、



A君のお母さんが来たと。



優しい声で名前を言うからドアを開けたら、



ドアを勢い良く開け、怒鳴られ、怖かったと。



時間と内容も順序立ててきちんと記録しました。



内容は、命令口調で、かなり激しい恐喝的なものでした。




このことは学校へ報告しましたが、息子のトラウマは消えません。



先生から話も聞きましたが、その前後は2人は特に絡んでいないようでした。



1つだけ関わったことは、


A君がB君の座ろうとしていた椅子を引いて、


B君が転んで泣いた。


「だいじょうぶ?」


とA君がB君に言った様子を見た息子が、


「A君が転ばせたんでしょ?」


というようなことを言ったこと。



A君は、


「謝ったのに、みんなの前で言わないでほしい」


と家に帰って号泣したようです。



息子は、「A君はB君に謝ってもいないし反省もしているように見えなかったから言った」とのこと。




その後、A君のお母さんはC君のお母さんに私のことを悪く伝えた様子。


A君はC君やD君に、息子に「一緒に意地悪をしよう」と伝えたそう。



今まで何があってもA君の悪口は言わなかった息子はもう我慢できない様子です。


それでも、「友達に別の友達のことを悪く言うことはしてはいけない」という私との約束を守っているので、先生とカウンセラーさんには話しても良いと伝えました。



あまり悔しかった息子は、翌日先生に相談したようです。


先生は丁寧に一人ずつ呼んで聞き取りをしてくださったそうです。


C君は、「A君は悪口を言っていたけど、内容は覚えていない」


D君は、「A君は悪口を言っていない」


と先生に話したそうです。


それを聞いた息子は、「今はD君とも遊びたくない」と言っています。



私は誰とでも仲良く遊んでいた息子がこんなに友達をより分けるようになってしまったことが悲しいです。



子供達の間に親が入っていかなければ、ここまで拗れることはなかったのにと思います。




「いじめ」には冤罪もあります。


何もしていない子が加害者にされてしまうこともあります。


法律や学校の仕組み、子供の発達などを色々勉強して、どの子も幸せに生きられるように大人が守らないとと思うのです。


それから、息子には普段から嘘はつかず、正直な行動を取るように伝えています。


人から信頼してもらえることが大事かなと思います。



息子のトラウマは、2ヶ月以上経った今も残り、悪夢を見たり度々思い出したりしています。


普段あまり起こらない息子が、時々怖い悲しい顔をします。



物事を客観的に見て丁寧に話を聞いてくださる先生にはとても感謝しています。


先生のおかげで、学校には楽しく通っています。


ただ、A君のお母さんには二度と会いたくないと言います…


私も、根に持つ子ではなかった息子に、ここまで深い傷を付けたA君のお母さんのことは許せません。


仕返ししたいという黒い気持ちを抑え込む日々です。


あれからA君のお母さんは、私達を避け、無視し続けています…